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はじめまして。養生デザインの青木優加です。

生まれと育ち、そしていまの暮らし(2023.10.19追記変更)

1976年1月生まれ。福井県敦賀市出身。

漢方カウンセラー / 養生薬膳アドバイザー
(漢方養生指導士:臨床マスター、薬物学マスター、薬膳マスター、漢茶マスター)
福井大学教育学部小学校教員養成卒業 中学校・高等学校家庭課専攻
医薬品登録販売者
ふくいの食育リーダー
健康経営アドバイザー

福井県敦賀市の気比神宮の本近くで生まれました。 

夫一人と大学1年生と17歳になる息子がいます。
地元である福井・若狭が大好きです。
地元愛と言うと少し違うような気もしますが、この地域に生まれ育ち暮らせていることが幸せだなぁと実感しています。


日々考えていること、そして漢方・養生をどんなふうに届けたいのか

漢方と養生が好きで、「健康とは? 元気とは? 病気とは?」と言う自問自答と「ゆるゆらと、まーるくここちよいまいにちを過ごしたい」の思いをいつも心の片隅においています。

私自身が、大学時代に学んだ教育と家庭科のことに加えて薬膳と漢方の知識、地元で海外からのお客様をご案内している経験、そしてOL時代からの家事と育児と仕事の両立の大変さの実感などを経て、その経験から出来ることは何か?を考えてきました。
そして、漢方や薬膳のハードルを少しでも下げたいと日々模索中。

その中で、ほどほどに知らず知らずできる養生を提案は出来ないものかと思い巡らせる毎日です。

漢方薬は苦そうだし、高いし、効くか効かないか分からない、続けられないと思っている方にも身近なもので知っていただきたい。

担当する講座では、まずは簡単な体質チェックを元に、いまある不調の原因を紐解きます。そして今必要な食材や養生の仕方をスーパーで手に入るものや暮らしの中の動き、オリジナルのブレンド茶や、美味しく取り入れられるヒントをお伝えしています。

また、西洋のお薬を否定していません。
辛いことを無理に我慢するよりも、お薬の力を借りてでもゆっくり眠って体を休めることはとても大切だと考えています。私もまだまだ市販薬や病院のお世話になっていることがたくさんです。



なぜ漢方養生なのか?私が漢方に興味を持ったきっかけ

身体のトラブル経歴あれこれ

生まれた時から身体は強くなく、アトピーにも悩まされ、子どもの頃の写真はだいたい目が赤いです。物心ついた時からいつもどこかが痒い、痛いと付き合ってきました。日によって軽い日はあれど、ステロイドなどのお薬を使わない日はなかったように思います。
その後思春期の頃から今までに自己免疫疾患、子宮筋腫、冷え、悪性黒色腫、冠攣縮性狭心症、喪失生白点症候群などの病気を経験しました。
どれも原因が分からず、ストレスからと診断され対症療法でその時の痛みや痒みを取り去る事しかできず。
突如現れるそれぞれの痛みや痒みにものすごく苦しい思いをしてきましたし、きっと何か原因があるはずと常に自分の身体に問いかけてきました。

漢方・養生・薬膳との出会いで不調を乗り越える

そんな中、毎回寝込むほどの生理痛が冷えと子宮筋腫が原因では?とアドバイスをいただいたことをきっかけに漢方薬を飲みはじめました。
また、冷えをとるためにあらゆることを試しました。
すると、数ヶ月後には痛みが嘘のようになくなり、筋腫も先生が驚くほど小さく気にしなくて良い大きさになっていました。
後々振り返り、漢方視点からこれまでの気や不調を振り返っても、今なら原因があれこれと思い当たります。出会った養生と薬膳の考えた方が、それまでの生活を塗り替えてくれたことは間違いなく。身を以て日々の食事や過ごし方の大切さを実感した出来事でした。

こうして実体験からの薬膳や漢方、養生の楽しさを実感しました。

家事と育児の両立から「忙しくて出来ない」に寄り添いたい

ただ、これが生活や仕事に追われる忙しい方となればどうでしょうか?
日々のことに追われながらも、自分や家族の健康にも気配りしつつ生活の舵取りをしていく。簡単なようでとても難しいことです。家事はライフワークともルーチン作業とも言える業。健康について考えることに費やす労力は残っていないのが現状ではないかと思います。
そこで薬膳や養生、漢方を上手に取り入れながら。それでも少しでも楽しく、合理的に手間なく出来ないだろうか?と自分自身のバタバタした生活から、たどり着いたのが現在の養生デザインです。

基本はいかに「めんどくさい」を減らせるか

私自身がとても面倒くさがりで-いかに手を抜くか-が永遠のテーマです。
いわゆる”ていねいな暮らし”に憧れたこともありましたが、
丁寧にするがゆえにこぼれ落ちてしまう子どもとのふとした瞬間の楽しさだったり自分の息抜きだったりが逆に息苦しく感じていました。
それならば、楽しく笑顔で過ごせた方が何倍も健やかに過ごせるな…と丁寧さを健全に諦めた結果今に至っています。
そんな私でもできる養生なので養生デザインでは難しいことはやりません。

・漢方養生の視点から身体の内側からのケア
・心の持ちかたと身体との繋がり
・日々の生活の仕方や食べ物のこと

を中心に、一つでも何かご自身に響くことをお持ち帰りいただけるように。
毎日の暮らしの中で自然に取り入れられるような、
身体を心地よく感じるヒントや道筋をお伝えしています。

こんなことが好き、趣味や好きなもの-プライベートのこと

好きなものはたくさん。徐にそれぞれについて綴りますが、何か共通の好きなものを見つけていただけたら嬉しいです。

(好きなもののことって思い出してるだけで
楽しいからつい書いてしまいます。よね…。)

好きな食べもの・飲みもの
日本酒と餃子、珈琲、お米

基本的に甘いものよりしょっぱいものが好きです。そしてお米が好き。
日本酒は純米酒以上の辛口が好み。基本的にお酒を飲んでいる時はおつまみなどがいらないタイプです。遺伝もありお酒には強いですが脾が弱いので、実は食べることにあまり執着がありません。だからこそ薬膳の気づきが大きく。改めて食べることを大切にと、食べるのが苦手な方にもできることをと言うモチベーションにつながっています。

趣味と好きなこと、これをやってると楽しい!と感じること
読書、散歩、ドライブ、海を見ること、神社巡り、音楽を聴くこと、演奏すること、お薬や漢方。星読みの勉強、空手のお稽古、お着物を着ること

生まれ育ったところが海にも山にも近い市街中心地。いわゆる田舎の都会で育ったので、虫が苦手です。山登りは楽しいけれど疲れるし、海を見てボーッとするのが心地よく感じます。(ただ、意外と虫が苦手でも対応はできるので職場では重宝されておりますが。)生薬には虫も含まれているので干からびていると反対に見るとときめきます。例えば、ミミズとかセミの抜け殻など。


気比神宮の近くで生まれ育ったので、散歩といえば気比さんへ。境内で自然に触れることが大好きですし、落ち着きます。それが高じて神社巡りが趣味に。スピリチュアルなことにはとんと疎いですが、神社だけでなく人やものの氣はなんとなく感じます。漢方養生の学びが深まるにつれ、その感覚も育ってきているのをこっそり実感しています。


また、学生時代から吹奏楽部でホルンを吹いていました。敦賀市民吹奏楽団にも所属していたことも。現在は息子二人がそれぞれトランペットとホルンを頑張っているので、その応援が楽しく二人との音楽鑑賞が楽しいです。音楽と呼吸や養生についても着目中です。


意外とも似合うとも言われる空手は、力を抜くことと下半身を鍛えるために数年前にはじめました。お着物は身体の軸がしっかりするので着ることがとても心地よく。30年後も気比神宮を自分でお着物を着て歩いてお参りすることが人生の目標です。


好きな人・好きなもの・最近ハマったもの
月・陰陽五行・暦・THE BOOMと宮沢和史さん、ザッハトルテ

なぜか子どもの頃からお月様やその満ち欠けに惹かれました。そして年中行事を豆にする家ではなかったからか、より日本の暦と月の満ち欠けに沿った暮らしに憧れを強く持っていた学生時代。
大学では、最終的に家庭経営学のゼミに。「福井の家庭での年中行事と家族の関わり方」をテーマに取り組みました。さらにこの頃から風土と食をはじめ営みに関わることにもすごく興味を持っています。
音楽については活動休止してしまいましたが、THE BOOMがデビュー時から大好きでその音楽とともに育ちました。宮沢和史さんの季節や月、自然の描写がすごく美しくて好きです。ザッハトルテ(チェロ、アコーディオン、ギターの音楽ユニット。お菓子ではない方)も大好きな方々。ライブに赴き、肌で音を感じることがとても心地よく至福の時間です。
そして最近ハマったといえば、漫画「鬼滅の刃」。
全く前知識なく映画を観て、音楽の素晴らしさから魅きつけられました。それからアニメ、漫画と一気に読み、その世界観とストーリーの深さに感動した次第です。また違う記事にしますが陰陽のバランスや世界観が養生に通じるものもあり、私なりの解釈ではありますがとても深く感動したのでした。

おまけ。これまでの経歴と学んだこと
学生時代の好きな教科は理科と数学と英語。
ただ、生きていくうえで一番大事なのは「家庭科」だとずっと思っていました。
小学生の頃からの愛読書は食品成分表。太っていたので痩せたい一心で自己流のカロリー計算をしつつ、栄養学も独学で学んでいました。(痩せなかったけど)
本当は薬剤師になりたかったけれど成績が足りず諦め、教育学を学び小学校、中学高校の教員免許をとりました。
専攻はもちろん第一希望の家庭科。少人数だったため熱心な指導を受け、教育課程ならではの学びと衣食住にまつわること、家庭看護、保険衛生、家庭経営、育児、介護と学びたかったことをじっくり学ぶことができました。
大学卒業後は、金沢の外国語学校に一年通い英国にも少しだけ。
英語の学びも大きかったのですが、この滞在期間中に日本の素晴らしさと自分自身の住んでいるところへの知識のなさにショックを受けました。
食事や文化、人間性、などなどまだまだ知らない世界が日本の中にあることに気づいた貴重な経験と学び。英国で反対に日本や私のふるさと福井と若狭に気持ちをフォーカスすると言うお土産をもらいました。

そして大きな出来事の一つ。日本語が喋れない外国人の方の病院への付き添いや、そして妊娠出産までの通院や出産の立会いなどの経験。同時に医療現場の事務の煩雑さや、まだまだ外国人にとって受診やお薬の入手が難しいこと、保険手続きの大変さにも関心が向き、これらも今の学びにつながっています。

また、訪問看護ステーションで介護保険と医療保険の事務と介護予防教室にも携わりました。介護と医療については深いテーマですので滅多なことは言及できませんが、この経験も今の養生の気づきの一つになっています。

こうしてみると、今まで全ての経験が今の私を作ってくれていて、苦しかったことも必要なことだったと感じています。
幼い頃から、周りの友達と興味を持つものが違っていたり、身体のことで苦しい思いもしました。自分の中でも常に葛藤がありました。
バラバラでとりとめのない事ばかりをしてきたので、自分は何が好きでどうなりたいのか、将来の夢も描くことが出来ず学生の頃の夢の欄を書くことが辛く、随分と悩み迷走もしましたが。

だからこそ、今は人の顔色や声色、おつらい部分、、などに共感したり、肌や空気で感じることが出来ます。ご相談くださる方の空気ごとお聞きしたいし、安心していただきたいなぁと思っています。

さて。
ここまでお読みくださった方、長々とお付き合い本当にありがとうございました。


今後はもう少し一つひとつにポイントを絞ってそれぞれの時期やお悩みに沿った記事を書いていきます。

またお付き合いいただければ幸いです。

これからもどうぞよろしくお願いします。






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