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ウ ミ ノ モ リ 美 術 館


海上に浮かぶ本島最大の美術館

白を基調とした外観は

建物そのものがキャンバスとなり

30を超える作品たちがあなたを待っています。


開催イベント

現在開催中のイベントは 

いまを生きる若きデザイナーたちによる

『 プラント展 』

天然資源や水、木材、植物などを用いた作品が

30点以上展示されています。

植物同志の組み合わせや

家具や材木との組み合わせで

デザイナー自身がいま感じてること。

今伝えたいこと。

それが形となり

表現されています。


作品一覧

『 白茶の回遊 』

この作品は美術館正面を全面的に

キャンバスとして作成された作品です。
 
ケヤキの木が使用され

ランダムに凹凸を付け

魚のうろこに見立てている

海に浮かぶ美術館にちなんで全体を魚に。

作品前方にそびえる白壁は海の潮波の表現


ロビースペース

『 レトロモダン 』

本館エントランスに構えるレセプションスペース

年輪から感じる木の古さと近未来なライティングと構成

2つの新旧が合わさった作品

フロア1  

『 春愁の見栄え 』

風の強い丘の上にそびえる白桜と

その風を防ぐように懸命に咲く胡蝶蘭を

比較させる感受性作品

フロア2

『 分かれ道 』

加工されて人間に使われる道か

ありのまま生きて人間に情緒を与えるか。

植物側の生きる道の対比表現作品

フロア3

『 希望 』 

どんなに過酷でも

仲間がいれば

生きてさえいれば何とでもなる。
『 時あかり 』

月が沈み太陽が上り出す時刻

その一瞬だけ、世界は深紅に染まる
『 沈みゆく街角 』

浸水により街が沈みゆくある日

時だけが流れる中
ある街の街灯は小さな灯火として

今だに光り続けている。

『 異彩 』

時として人と違うことをする事は

よくもあしくもある。
『 ニトリにあった家具の末路 』
『 岩端のひかり 』

強く生きることは簡単なことではない。


フロア4

『 うみどり画廊 』

じろー島高等学校の美術部員と

世界で活躍する若きデザイナーによる共同作品

空間は鳥の巣がモチーフになっており

うみどりが各地から密かに絵画を巣に持ち帰っている。


フロア5

『 退屈 』

本すら開かないほど、日々に飽き飽きしている。


『 束縛 』

動けないのか、動きたくないのか。


『 玉砕 』

生と死
『 時間 』

体感する自身の中のくつろぎの時間とは裏腹に

世界はもう少しだけ早く進んでいく。


『 草食 』

草を食う。


フロア6

『 1962 Florida. 』

朽ちた家の成れの果て。
時代が変わり
侵食された風景は美しくも儚くもある


フロア7

『 個性 』

草木と同じように人もそれぞれが違い、色がある


『 木装 - ぎそう 』

あなたの隣にいるその人は実は。
『 歪み 』

いい作品ほど埋もれてしまうもの。


フロア8

『 約束の灯台 』

本島の南端に位置する灯台を
ピクチャーウィンドウに収めた作品

天気や季節によって変わりゆくその絵は

見るものを飽きさせない。



フロア9  テラリウムフロア

『 ほとり 』

草木のなびきと水の声しか聞こえない

心地よいほとりの景観


『 ウィスラーの日常 』

作成したデザイナーの故郷

カナダのウィスラー地区山間部の
日常をくり抜いたテラリウム


フロア10

『 蒼海の漂い 』

蒼海なる海に浮かぶ美しき流氷

潮流れや風により漂い、形を変える。
流氷を上から覗ける展望デッキ
下からのアングルと上から望む景色は

全くの別物


アクセス

来島は巡回フェリーにてお越しください。

港より本島東側 【ウミノモリ美術館】が最寄駅となります。(徒歩10分)

お車でのお越しのお客様は当館駐車スペースを完備していない為、お近くのタイムズをご利用ください。


注意事項

当館は美術館となります。
作品へ触れたり、作品台への登り行為、銃の乱射行為、グレネード投下行為等はおやめください。

また水面を用いた作品が多数展示されています。
水面への着水はご遠慮ください。

近隣ビーチは海遊禁止となっています。
美術館近辺の海には入らないようにお願いいたします。

みなさまのマナーある観覧に感謝しております。

またお写真等はご自由にお撮りください。

さいごに

いつも見に来てくれるみなさんありがとうございます。

今回は美術館ということで

住宅の表現とは違う自分を見てもらえるかと思います。

よりシンプルに作品たちが映えるように。

作品同士が絵としてぶつからないように。

見に来てくれたみなさんが無心になれる。

そんな作品を一つ一つ考えながら作りました。

作品の意味合いについては正解はありません。

あなたが思うままに、感じるままに。

ただ違う見方として
デザイナーの意向や気持ちも覗いてみるのも
いいかもしれませんね。

今回の制作に5100を超える家具や建材を使用しました。

1番苦労したのは
そうした数多くのものを使ってながら

シンプルに、静寂と波の音だけが聞こえてくるような
そんな空間を作ることでした。

1回目よりも2回目。を目指して

試行錯誤してようやく完成したので

遊びに来てくれると嬉しいです。

それではまた、いつかどこかで

よーじろー

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