Vol.2 コロナウイルスからのスポーツ活動再開における各協会・団体のガイドライン要約してみた①
こんにちは。noe第2回です!
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コロナウイルスに対して発令されている緊急事態宣言も特定警戒都道府県の9都道府県を除く38県で自粛の段階的解除がされ、
大阪も5/17(日)に2ヶ月以上ぶりに新規感染者が0人、東京でも5人と感染者数が落ち着いてきているように思えます。
ですが、この数値はGW中にみなさんが頑張って自粛したおかげで表れている数字なので、一喜一憂せず気持ちを緩めず引き続き #stayhome しましょう!
残りの8都道府県も自粛が段階的に解除されて来ればおそらく「第二波」が来ます。
その時に韓国のようにクラスターを再度起こさせないためにも今後も
”不要不急の外出は控える”
”新しい生活様式に慣れる”
この2つが大事かと思います。
さて、本題に入ります。
各スポーツチーム・団体も長らく活動自粛をしていたと思います。僕の所属するチームもそうです。
そして今後少しずつ活動が再開するにあたり各チーム・団体が活動再開のためのガイドラインをまとめて指針として出しています。
各々が働かれている環境に応じて適切なガイドラインを作成していくことが大事だと思いますが、いくつかもガイドラインを読みましたので、簡単に要約してお伝えできたらと思います。
とはいえ、基本的な概念はどこも同じなのでどういったところが違うのかをピックアップしてお伝えします。
① 日本スポーツ協会
日本スポーツ協会の指針は主にイベント開催時にフォーカスしています。
イベント参加者はもちろん、主催者の留意点、観客を入れる際のスタジアムの留意点などが書かれています。
もちろん観客を入れれば三密状態が容易に起こると思いますし、座席を空けたとしてもトイレや飲食ブースなどで三密が発生する可能性が高いですので、そういったところへのガイドラインも示されています。
今後はチケットレスがさらに進みそうですね。
② NCAAがまとめた「大学スポーツ再開の基本原則」
アメリカの大学スポーツの団体であるNCAAが示しているガイドライン。
さすが、アメリカといわんばかりにしっかりと明確に指針が示されています。
まずは政府→州・自治体→大学→大学スポーツの方針と順序立てて計画がされています。
このガイドラインでは他のガイドラインにはない書かれ方をしている点があり、活動のフェーズをあげる際に明確な日数が提示されていることです。
活動再開の基準に関しても、
・14日以内にに報告されたインフルエンザのような症状の疾患の減少傾向と、14日以内に報告されたCOVIDのような症状の減少傾向。
・14日以内に確認されたCOVID-19の減少傾向、もしくは14日以内の総検査数における陽性率の減少傾向。
→大阪モデルでは経路不明の新規感染者数10人以下、1週間の陽性率7%以下で示されています。
・病院が危機管理をしなくても全ての患者を治療することができ、リスクの高い医療従事者のために抗体検査を含む堅牢な検査体制がある。
→大阪モデルでは重症患者の病棟使用率60%以下で示されています。
のように日数が示されており、活動のフェーズをあげる段階も基本的に14日経過した場合と明記されています。
③ Jリーグ 新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン(案)
Jリーグが出している指針ですが、特に詳しく書かれている部分といえば、仮にクラブ内でコロナウイルス感染症の陽性者が出た場合のメディアへの開示方法だと思います。
選手はもちろんのこと、家族・濃厚接触者などの場合開示するのかしないのかなどが明確に示されています。
トレーニング再開におけるフェーズ分けもされていますが、ここはまだ検討中のようです。
チームによってはすでに活動再開されていますし、身体接触のあるスポーツなので、どういったフェーズ分けをガイドラインと示していくかも注目しています。
少し長くなりましたが、今日はここまでにします。
まだワールドラグビー、NSCA、全米スケート協会のものなどがあるので第2回に続きます。頑張ります。笑
多くのガイドラインが出てきているので、統一した何かが示されるとなおわかりやすいですね。