【国家試験対策】医療系国家試験に合格するためのルールづくり【不安が強い方必見】
皆さんこんにちは、理学療法士の木村です
今回は医療系国家試験に合格するためのルールづくりというお話をしていきたいと思います。
一応、僕自身も10年以上前に理学療法士の国家試験に8割の成績で合格したわけですけども、その時に実践した合格のための3つの方法というものをご紹介しようと思います。実はその方法っていうのが少し変わっているんですけども。
結論からいうと
その3つの方法というのは
・勉強時間は1日2時間にした
・試験の3日前までバイトした
・1カ月前から起床時間を一定にした
以上の3つになります。
と、これだけ聞くとこれだけで合格できないでしょと思う方もいると思います。
特に2つ目の試験の3日前までバイトしていたというのはむしろ合格からは遠のくような行為に思えますよね。
しかし、そう思うのはこれを見ている皆さんが国家試験に対する不安がとても強いからだと思います。
それはもちろん国家試験に落ちてしまうと1年を棒に振ってしまうことになってしまいますので不安を抱えるのは当然のことです。
しかし
実はこの3つの方法はまさにその不安を解消してくれる方法であり
皆さんがしっかり国家試験に合格していただくための助けになると思いますので是非参考にして頂きたい方法になります。
それでは
先程の3つの方法というのを
1つずつ説明していきたいと思います。
まず一つ目の勉強時間は1日2時間しか行わなかった
についてですが
2時間とかありえないでしょ、と思う方もいると思いますけども。
僕は当時理学療法士の専門学校に通っていたのですが
国家試験の3カ月前までは中の下くらいの成績
でした。
決して自頭がいい方ではなかったんですけども。
当時、国家試験までの学校側から決められた学習のルールはなく
定期的に行われる国家試験の過去問を解く模擬試験を受けに行けば学校側からは何も言われなかったんですね。
しかも、模擬試験の結果をクラスの何番目の成績なのかという結果を張り出してもらっていたので自分が現在クラスでどのくらいの位置にいるのかが明確に分かる状態でした。
ちなみに勉強を真剣に始めようと思った国家試験3カ月前の自分の順位はちょうど真ん中より下ぐらいの順位でした。
ここで一つ思ったのが自分の現在の位置がどのくらいにいるのかというのはとても重要だと思いました。
なぜならば
当時国家試験合格率が9割の学校に通っていたのでクラス内の模擬試験の順位が最悪、ワーストの1割に入らなければ合格するんじゃないかと思ったんですね。
とはいえ
みんなその順位をみて猛勉強するので当然順位は変動しますよね。
しかし僕の場合は毎日2時間ひたすら過去問を解いて間違えた部分だけ勉強し直すという方法をひたすら繰り返し行って自分の苦手な部分だけを克服していきました。
そしたら模擬試験の順位はクラスの真ん中より少し上に上がるようになったのでこれ以上の勉強時間を増やす必要がないと思って毎日2時間の勉強を最後まで続けました。
この2時間の使い方なんですけども
周りの皆は学校に行って仲の良い友達とグループになって一緒に勉強するという形をとっていて
僕も最初は仲の良い友達のグループの中に入って勉強していたのですが、これでは自分の勉強ができないと思い2時間の勉強時間は完全に個人で行いました。
さらにこの2時間は集中するために、音楽とかラジオとか気が散るものは一切なくして勉強だけ行う2時間にしたんですね。もちろん、ファミレスとか図書館に行っても周りに人がいると気になるので完全に家にこもって行っていました。
なぜならば国家試験前の試験勉強をしている姿を見ると、
おそらく家族は一番理解してくれているので、家だと邪魔されないんですよね。なのでこの2時間を徹底して過去問を解くだけの時間にあてました。
ここで気になるのは残りの時間は何に使ったのかということです。
そこで2つ目の試験3日前までアルバイトをした。
という部分になるんですけど
どんなアルバイトかというと、これは日払いの派遣アルバイトになります。
当時グッドウィルっという派遣会社があってそこに登録すると仕事の案件がメールで届いたり、自分が参加したい仕事を選んで働くことができたんですね。
僕の場合はできるだけ午前中に2、3時間の荷物の搬入など身体を使う仕事をあえて選んで行っていました。
なぜかというと
国家試験という終わるまで逃げられない目標をもつと
どれだけ勉強しても不安になって
何もしないと軽いうつ症状になっていくと思いうんですね。
この身体を使う短時間の仕事というのは終わった後気分がよくてスッキリしているんですよね。しかも日当制なのですぐに給料がもらえます。
なのでこの給料を国家試験が終わるまで一切使わず3カ月間溜めて国家試験が終わったら一気に自分の好きなことに全部使おうと思っていました。そしたら国家試験のその先の楽しみの報酬が目標になるので急に国家試験を受けることが不安ではなくなってきました。
国家試験を受けることの不安はその先の楽しい目標を作ることでかなり和らぎます。
不安が消えることで勉強もはかどり、逆に1日2時間という短時間でもとても質の高い勉強ができたのではないかと思います。
最後に3つ目の1カ月前から起床時間を一定にした
ということについては
皆さんも何となく察しが付くと思いますが
やはり試験当日にベストコンディションで挑むには
1日のリズムが一定であった方が
リラックスして挑めます。国家試験の不安に負けてしまっている人ほど終盤に頑張りすぎて体調が悪くなってしまいます。
やはりできるだけ一定のリズムで挑む。
それには起床時間を3カ月前から一定にするというのが簡単でよいと思います。自分の場合は必ず朝6時に起床していました。3カ月も続けると目覚ましのアラームが鳴る1、2分前に目が覚めます。
以上が国家試験の不安を解消し、合格するための方法になります。
もう一度まとめると
国家試験に合格するためには
・勉強時間は1日2時間にした
・試験の3日前までバイトした
・1カ月前から起床時間を一定にした
この3つを実践して心と身体を整えることで
ベストコンディションで国家試験に備えましょう。