基礎トレ)嗅ぐトレ〜眠っている嗅覚を呼び覚ます〜☆共感覚トレーニング(簡易版)・「効能感別・香材対応表」のおまけつき☆
本メソッドでは「宵のうさぎ」各メソッドを習熟するための基礎にもなる「眠っている嗅覚を呼び覚ます方法」をお伝えします。
通常、嗅覚は10〜20歳代をピークに低下していくと言われます。その要因としては、生理的には鼻の奥でにおい分子を感知する嗅細胞の再生能力の低下が関係していると言われ(その他の細胞の再生能力と同様)、また、視覚・聴覚と比べ、嗅覚の衰えは通常の生活に大きな支障が出ず対策が取られにくいことなども考えられますが、この嗅覚を意識的に鍛えることで下記の通り実生活におけるメリットが得られるとともに、能力開発や人生の彩りへの広がりが出てきます。
<導入>
・嗅覚とは
文字通り「におい(香り)の感覚」のことです。
もう少し専門的に言うと、「においを嗅ぐ動作や呼吸とともに、におい(香り)の成分が鼻の中を通り、鼻の穴の奥、鼻腔の奥(鼻の付け根のあたり)にある『嗅粘膜』に到達することで、嗅神経を通って脳へと伝達され、匂いとして感知し、認識すること」となります
・他の感覚と比べた嗅覚の特徴
嗅覚は他の感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚)と比較し、直接本能に作用しやすいと言えます。
これは、においの情報が大脳辺縁系の扁桃体や脳下垂体、海馬といった、本能行動や感情・記憶を司る部分に直接伝わるためです。(一度イヤな匂いと感じると、その匂いを理屈を抜きに嫌いになってしまったり、ある匂いで昔の出来事を思い出したり、匂いが感性にひびくのはそのため)
これに対して、他の感覚は、視床・大脳新皮質などを経てから大脳辺縁系に情報が伝わります。つまり理性が同時もしくは先に働いてしまいます。
ここで「理性を取っ払うこと」は、宵のうさぎメソッドにおいて別の基礎トレーニングとして扱っている「変性意識に入ること」や「変性意識下で各メソッドの効果をより強力に発揮」するためにとても重要なポイントとなります。
・また、日常生活において嗅覚が発達すると
①危機管理能力が向上する
→生命としての危機管理能力にかかわる雰囲気を察知したり、文字通り「嗅覚の鋭い人」になる
②身体本来の本能が活性化し「コミュ力」が上がる
→対人関係で、相手の感情の機微による体臭等を嗅ぎわけする力が高まるため、コミュニケーション能力が向上する
③嗅覚だけでなく「嗅覚と密接な味覚」等の機能が向上する→食事の豊かさをはじめとする実生活の幸福度や満足度が高まる
といったメリットがあります。
・一般的な嗅覚の訓練方法
一般的な嗅覚の訓練方法として「嗅覚刺激療法」というものがあり、これは「バラ、レモン、ユーカリ、クローブといった香りを1日2回、10秒嗅ぐことを、3ヶ月以上することで嗅覚障害を改善する治療方法」です。
要は「意識して匂いを嗅ぐ」ことを継続することで嗅覚を訓練するもので、これには一定の効果が認められていますが、例えば欧米人と日本人など文化圏や体質の違いや年齢等により効果習得に顕著なばらつきがあるというデメリットがあります。
そのため、本メソッドではより強力な嗅覚トレーニング法を公開いたします。これにより「宵のうさぎ」が展開するその他メソッドへの様々な相乗効果も期待できますので、ぜひ習得してください!
※本メソッド購入・実践にあたってのご注意
・「宵のうさぎメソッド」では、短時間で効力を発揮する方法を厳選しておりますが、習得にはある程度反復した訓練をしていただくことを前提としておりますため、そのための努力や時間をかけられる方を対象とさせていただいています。
また、日常生活の延長で実践でき、QOL(生活の質、幸福度)を高めたり、心身への好影響もご期待いただける内容となっておりますが、医療行為を目的とはしていないため、心身に疾患のある方はそちらを治療のうえ、健康な状態となってから実践ください。
・前提知識をお持ちでない方も習得いただけるよう平易な表現を心がけておりますが、メソッドの本質部分に文量をおきたいため、一般的なWEB検索などでお調べいただける箇所の解説は最小限にしております。
それでは嗅覚を発達させるための、具体的な方法論と実践方法について説明していきます。
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