1番親切な西洋美術史


美術品は私たちにとって物理的、生命維持には全く役に立たない。しかし言い換えれば、このことは人間と他の動物を区別する理由である。
人間のみに許された「美術」なる不思議なものに、いかに膨大なエネルギーが注がれてきたかを教えてくれるだろう。

・日本の美術館
①大原美術館(岡山県)日本で初めての西洋美術館
②国立西洋美術館

・ロココの時代
→宮廷主導の華やかで軽快な美術が開花
王立美術アカデミー創立
軽快で華やかな貴族趣味
官能とエロス
市民階級の台頭
ぶらんことか

・印象派
→日本で人気を誇る。
サロンの審査基準や制度に疑問を持った者たちが集まり独自の展覧会を開いたことがスタート。当時はアウトローな集団の集まりだった。
当初モネの作品は抽象的すぎて賛同を得られなかった。そんなモネに賛同的だったのが、ルノワール。モネは風景画中心だが、ルノワールは人物の描写を追求。
「絵画は愛らしく、喜ばしく、かわいらしいものでなければ」

・メアリーカサット、青い肘掛け椅子の少女
・↑影響を与えたドガ、バレエが主題の作品が多い

・現代美術が抱える問題
①芸術家のプロとアマの区別
②絵画の伝達手段としての必要性
純粋に趣味的な表現の場、自己表現のツールの性格を強めている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?