_cthruit 紡ぎ出す光と陰
yoinで取り扱わせて頂いているブランドの中には、女性を意識した作品作りをされているブランドも多くあります。ぼく自身は、身につけることはありませんが、どのブランドにも共通することは"美しい"というキーワードです。"美しい"には、性別も年齢も関係ありません。個人差はあるかもしれませんが、yoinで取り扱わせて頂いているブランドや作品には、共通してこの"美しい"という要素があります。
金沢で制作活動をされている、梅田香奈さんのガラスアクセサリーブランド_cthruit は、そんな"美しい"作品をいつもyoinに届けてくれます。
かなり以前から、妻は_cthruit の大ファンでぼくもよく目にしていました。yoinのオープンに向けて、アクセサリーは、是非このブランドでいきたいというのが、ぼくたちの共通意見でした。
最初にホームページからメールを差し上げてから、ぼくも開業準備などでバタバタと忙しくしていて、なかなか梅田さんにお会いする機会がないまま時が過ぎていました。そして、とある合同展示会で、念願のファーストコンタクトとなったのです。
ぼくの第一印象は、知的で品のある物腰の柔らかい方。人懐っこい笑顔もとても素敵で、初対面を感じさせない懐の深さもあって、この人の作品なら間違いないと感じました。オープンに合わせた品揃えのご提案も頂き、不慣れなぼくたちに、寄り添って相談を受けてもらえたことで、楽しくお取引きを始めさせて頂きました。
ガラスのアクセサリーは、すぐ壊れそうだし、私には無理かな、と思われている方にこそ、実は_cthruit はとてもおすすめです。
もちろん、金属とは違って硬い床に落とせば割れてしまいますし、繊細な素材であることは間違いありません。
ただ、「意外に壊れない」、これは、ぼくが妻やお客様の使っている作品を見た限りの正直な感想です。
それは、物質的な丈夫さというよりは手にした方々の、この美しい作品たちを大事にしたいという、配慮の気持ちによるところが大きく、作家の梅田さんも、壊れないように、大事に丁寧に扱っていくことで、その方の所作に品が生まれ、美しくなっていく、といったお話をしてくれました。
どんなに、丁寧に大事に扱っても形のあるものは、いずれは壊れてしまうこともあります。そんな時は、諦める前に一度yoinにお持ちください。_cthruitの梅田さんは工房をお持ちなので、ぼくの経験から言えばリペアできるケースも多くあります。大事に使っているお気に入りのアクセサリーが、壊れてしまったらかなりショックだと思います。直る可能性もあることを憶えておいて頂ければ、安心して_cthruitの作品を楽しめそうです。
また、手にとって頂くと分かりやすいのですが、見た目に反して非常に軽い点も、_cthruitの特徴の一つです。
「一日中つけてても、痛くなったり重さを感じにくい」
これは、妻をはじめご購入頂いた方が口を揃えて、おしえてくれます。
ガラスという透明で、はかなく繊細な素材は光を含んで美しい輝きを放ち、その光によって生まれる陰は、美しい光をより一層引き立ててくれます。
_cthruitでは"光を纏う"という表現を使いますが、最も多くの光を受けて、白く輝いている部分の裏には、暗くて鈍い陰が生まれます。
ぼくは、この紡ぎ出される光と陰の調和であったり、が堪らなく魅力的で"美しい"と感じてしまいます。
光の差し込み方や、ちょっとした見え方の違いで実にいろいろな表情を見せてくれる_cthruitの作品は、流行に左右されることなく、身につける人に寄り添い、内面までを輝かせてくれるように思えます。
美術館で、芸術作品をみるように鑑賞するだけでも、楽しい気持ちにさせてくれる_cthruitの作品たち…
見惚れているうちに、どれか連れて帰りたくなってしまうかもしれません。
タブチヨシタケ
※ FOR NOTO
能登半島地震復興支援
ものを作る私たちのチャリティーイベント
2024. 2/23(金)ー3/3(日)9日間
(チャリティーイベントのためお支払いは現金のみ)
yoinでも、お取り扱いさせて頂いている金沢在住のガラスアクセサリー作家、_cthruit の梅田香奈さんの呼びかけで、ものづくりをされている作家の方々が各々の作品を提供する形で、能登半島地震の復興支援チャリティーイベントがはじまりました。yoinでも、上記日程にて開催予定となります。