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しおり〜鹿児島【2泊3日】


【1日目】

7:00 伊丹空港

7:10 伊丹空港 → 8:25 鹿児島空港

コロッケのサンドイッチ
蒸し鶏のサンドイッチ
明太子とチーズのオープンサンド
根菜サラダ(れんこん・人参・ヤングコーン)
ブロッコリー
茸のマリネ
白菜と人参のスープ

8:45 レンタカー
車にて移動:約1時間10分

10:05 知覧特攻平和会館

見学:約1時間

知覧特攻平和会館は1987年2月に開館した歴史博物館で
第二次世界大戦末期に編成された大日本帝国陸軍航空隊の
特攻に関する資料を展示しています
零式艦上戦闘機五二型丙(実物)
損傷が激しく機体前部と主翼及び主脚のみ現存の状態だそうです
この零戦は1945年5月鹿児島県甑島の手打港の沖
約500m、水深約35mのところに海没していたものだそうです
知覧町(現 南九州市)により1980年年6月に
引き揚げられたということです
機体は旧海軍の零式艦上戦闘機52丙型で
20ミリ機銃2門、13ミリ機銃3挺を装備していたとのことです
零式戦闘機 1/4.5スケール
ラジコン飛行機
たくさんの展示がありましたが
特に遺品室にあった遺書や手紙には胸を衝かれました
美しい文字で美しい文章を書いたその胸の内を想像すると
涙がこぼれそうになりました
見学後、第二次世界大戦、特攻作戦に対して
さまざまな「なぜ」が浮かびそれに明確な答えが
導き出せないもどかしさを感じました

車にて移動:約50分

12:00 指宿温泉 休暇村 指宿

入浴:約50分
一度試してみたかった砂むし温泉を日帰り入浴で体験しました
砂の重みが想像以上にずっしりしっかり感じられたのと、しばらくすると心臓の拍動が全身に広がる感じがしたのが新鮮でした
砂から出た後は砂をよく洗い流し、温泉を楽しみました

車にて移動:約1時間50分

15:00 チェックイン

17:30 夕食


【2日目】

8:00 朝食

11:00 チェックアウト

車にて移動:約45分

11:50 霧島アートの森

見学:約40分

シャングリラの華
草間彌生
不老不死の桃源郷に色あざやかに咲きほこる花がテーマで
生命・魂・希望を表しているとのことです
色使いと水玉模様、網模様が草間先生らしいですね
一周してみました
赤い靴
草間彌生
これまた草間先生らしさが凝縮した作品ですね
キリシマのキチ
牛嶋 均
気流ー風になるとき
西野 康造
翼そのものが風や雲であり作品全体が大空と大地の
壮大な調和を表しているとのことです
ライト シープ2012
椿昇
作品のタイトルは聖書の「最後の審判」における
「羊飼いが羊と山羊を分けるように
救われる人々(羊)は王の右側に置かれる」
と例えた文章に由来しているとのことです
ベレシート(初めに)
ダニ・カラヴァン
あなたこそアート
チェ・ジョンファ
2000年の作品とのこと
今なら撮影スポットに珍しくないフレームですが
作者には先見の明がありましたね
ストーン・セッティング
ウルリッヒ・リュックリーム
地中からはえてきたような大きな石の集まりは
大地の力強さを表しているとのことです
サン・ルーツ
フィリップ・キング
プライベート・ガーデン
八田 隆
反射ガラスとカーブした垣根の不完全な平行四辺形
ダン・グレアム
男と女
ジョナサン・ボロフスキー
人間に求められる優しさ、力強さ、自由へのあこがれなどを
男女が交差する巨大なシルエットに込めているとのことです
浮くかたち-赤
植松 奎二
円錐と石がつながるところは
新しいエネルギーの源を意味し
異なる材料の部品を組み合わせるところに
人間と自然とのかかわりが表されているとのことです
ほおずき・コブシの森
西川 勝人

車にて移動:約45分

13:20 霧島神宮

見学:約10分

霧島神宮の御神木
樹種:杉(霧島メアサ)、樹齢:約800年
坂本龍馬が姉の乙女への手紙の中で
「霧島のやしろにまいりしが
是は実に大きなる杉の木あり・・・」と書いていたそうで
この木を見てのことかもしれませんね
霧島神宮は6世紀頃に創建されたと伝わっています
最初は霧島連山の高千穂峰と御鉢の間に
建てられたとされますが度重なる霧島山の噴火によって
社殿の焼失と移転を繰り返してきたということです。
現在の社殿は1715年に薩摩藩主島津吉貴が寄進して
再建されたものなのだそうです

車にて移動:約10分

13:45 高千穂牧場

見学:約40分

駐車場に車を駐車して歩きます
コスモスが遠くに見えました
牧場売店でソフトクリームをいただきました

車にて移動:約35分

15:00 チェックイン

17:30 夕食


【3日目】

8:30 朝食

12:00 チェックアウト

車にて移動:約50分

車窓より桜島を楽しみました

12:50 仙巌園

見学:約1時間40分

仙巌園は1658年に19代薩摩藩当主島津光久が築いた別邸です
風光明媚な大名庭園で知られるこの地は
28代当主島津斉彬によって起こされた
アジア初の近代的西洋式工場群である
集成館事業の舞台でもありました
反射炉跡
集成館で最初に築かれたのが鉄製の大砲鋳造に必要な反射炉でした
反射炉は火床(ロストル)で燃料(石炭または木炭)を燃やし
その熱を壁や天井に反射させて炉床の銑鉄を溶かす施設です
オランダの技術書の翻訳書だけを頼りにしてこのような施設を
完成させた当時の方々の努力には尊敬の念を禁じえません
園内では菊まつりが開催されていました
菊花三重塔
花籠
美しい菊人形
門番さんもドレスアップ
御殿を見学しました
祖霊社後
この場所にはかつて島津家の先祖代々を祀った
祖霊社があったということです
展示されている馬は園内にあった神社に
奉納されていた神馬だそうです
謁見の間
来客への応接に使用された部屋とのことです
天井の照明器具は明治期から使用されているもので
電気は水力発電にて供給されていていたとのことです
照明の傘には島津家の家紋・丸十紋が施されていました
ロイヤルコペンハーゲンのプレートと
薩摩切子のグラスが素敵
御居間
第29代当主島津忠義が1日の大半を過ごした居室で
書類の決裁や昼の食事をここで行っていたとのことです
奥に見えるのは八角形凸
御小座
第29代当主島津忠義が着替えたり髪を結ったりするための
部屋だったそうです
この部屋の天井板は矢羽状になっており立体感や奥行きを
感じさせる工夫がなされているとのことです
御湯殿
お風呂です
かつては別の場所でお湯を沸かしそれを運んできていたとのことです
左奥に見える扉はお湯を準備する方が出入りされた際に
使用されていたとのことです
御不浄
御寝所
寝室です
部屋の床下にはもみ殻が敷き詰められた層が設けられており
断熱材の効果を果たしていたとのことです
御小座(披露の間)
島津家への贈り物が届いた際、そのお披露目が行われていた
部屋だそうです
中庭
池の中に八角形凹
先ほどの八角形凸と結んだ線上が気の高まる場所と
されたそうで風水の影響が感じられますね
大河ドラマ「せごどん」で使用された衣装
御殿内にはさまざまなデザインの釘隠しが
存在するということでいくつか撮影しました
巾着
蝙蝠
双葉葵
双葉葵(ゴージャス版)
桜島大根
個人的にはこれが一番好きでした
四方を面取りした長方形
模様の入った漆塗り
鶴灯籠
1857年仙巌園の浴室近くにガス室を設け
鶴灯籠までガス管を引いて
日本で初めてガス灯の点火実験を成功させたとのことです
磯名物 両棒(ぢゃんぼ)
餅に2本の竹串を差した格好が武士の「両棒差し」に
似ていることからその名がついたようです
しょうゆ味と味噌味
いずれも素朴でほっとするようなお味でした

車にて移動:約40分

15:15 レンタカー返却
15:20 鹿児島空港

17:35 鹿児島空港 → 18:45 伊丹空港

18:50 伊丹空港


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