【淡路島旅行記1日目】
この旅行記では、旅行ポテンシャライトのYoiko(本業も旅行業です)が、独自の目線で各地域の観光を捉え、かつ楽しんだ内容を記録したブログです。当旅行記以外にも、旅行を五感で楽しむことをコンセプトに記事を別途掲載していますので、お楽しみに♪
私が旅行へ行くモチベーションが上がるまで♪
とうとう旅行当日がやってきました!
が、前日までバタつき過ぎて、久々なのに実感湧かず。。。(泣)いつも通り起床し、ワンコを預けるため、10食分のご飯を準備するところから朝がはじまりました。ペットホテルに無事預けたら、いざ空港へ。(私は4泊5日。ワンコは5泊6日)
【13:05】 羽田空港(HND)出発
羽田空港が久しぶり過ぎて、ちょっと迷子になりました。コロナの影響からかすべてのチェックインは、自身で機会操作し、発券するやり方になっていました。今は、預け荷物に貼るラベルも自分でやるんですね。預けない場合は、これでチェックイン完了。私は1つあったので、隣の有人カウンターへ。荷物を減らすことばかりを考えていたので、重さ考えてなかったから、ただただ神に祈りました。「10㎏越えてませんように。。。♡」結果は、9.6㎏!神様♡ありがとう。だんだんモチベーション上がってきました。
※本当はもう1本遅い便でしたが、コロナの影響で欠航になりました。リコンファームまでは必要ないですが、これから旅行される皆さんも気をつけてください。
【14:15】神戸空港(UKB)到着
飛行機の中では、寝てていた訳ではなく、約1時間窓の外の風景(雲や太陽、地形など)をボケーっと眺めていました。人間には大事な時間です。頭をフル回転し続けても、良いアイデアは生まれませんし、純粋にリラックスは大事です。感想は2つ。日本は地方や都心などと分けているけど、こうして空から見ればそんな壁はどこにも感じない。それに、こんなきれいな田園風景は、農家の方が田畑を耕さなければ、または継承しなければなくなってしまう。あって当然の風景ではないということ。
そんなことを思いながら初めて降り立ちました。着陸の時は、少し急ブレーキ(飛行機なので逆噴射ですが)だなと思いましたが、「そうか!滑走路が短いのか!」と自己解決(笑)
【15:40】ポートライナーで三宮で移動し、淡路島行きの高速バスで福良へ
三宮に移動すると、少しずつ関西弁が聞こえるようになってきました。勝手な思い込みですが、少し怖いなと思ったりしてしまうのは、関東人の悪いところです。淡路島に入ってからも分かることですが、淡路島の方々は、とてもフレンドリーで優しい方ばかりです。
三宮は、以前に仕事で来て以来の上陸となります。改めての印象としては、近未来みたいな街だなと思いました(あくまでもイメージです)駅前なので店が多いのもさることながら、高速の高架が近く、大通りは東京なんかよりも幅が広く(片道3車線くらいで、まさに大通り)、所々に洋館、ちょっとだけ離れたところに、赤と白のクレーンが何本もそびえる工場地帯、それに海。しかし一方で、ポートライナーの高架は、昔からあったと思われる造りで、そこに大型バスがピットインしている姿は、愛らしささえ覚えました。そんな新旧が上手く混じりあった街がきっと神戸なんですね。
【17:20】いよいよ福良に到着
高速バスの車中では、ビジネス書を読んでいました。今、始めようとしているビジネスのヒント探しです。なぜなら、近頃は日が沈むのが早くなってきていて、きっと福良につく頃は、きっとお気に入りの夕日も拝めないだろうと、半ば諦めていたからです。
でも淡路島の夕日はちょっと違いました。本を読んでいてもハッキリ分かるほど、眩しささえ感じるほどの夕日が何度も雲の合間から顔を覗かせてくれました。感激過ぎるぞ!淡路島♡しかも福良に着いてからも、海に映る夕焼けがまだ私を待っていてくれました。なないろ館の横から見る風景は、それだけで「この旅行は満足した」と言ってしまいそうなくらい素敵でした。
【17:40】湊子宿 海の薫とAWAJISHIMAへチェックイン
Go Toの恩恵を受け、お得に湊子宿 海の薫とAWAJISHIMAへ宿泊することに。バスセンターの近くに宿があるので、少し暗くなってからの到着でもポイント高いですし、スタッフの方が外で待っていてくださいました。レトロにリノベーションされた館内は、とても落ち着いた雰囲気で、スタッフの方々も丁寧でした。5階には大浴場も完備されていて、2018年4月に開湯したばかりの自家源泉・療養泉として優れた湯治効果が期待される「南あわじ温泉」が、露天風呂・内湯ともに注がれているそう。
部屋へ入ると、さらに気分がアップ♪ダブルベットにスタイリッシュなバスルームで思わずルームツアーを撮影してしまいました。好きなドリンクを1階からピックアップできたり、女性限定で6種類の柄の中から浴衣を選べるのも嬉しいです。]
【18:10】あわぢ 阿伝にて夕食
何件かパンフレットに載っていたお店を巡りましたが、どこも予約のお客さんがいて、1人旅の私は飛び込みで入ることができませんでした。今時期は、”3年トラフグ”が旬らしく、この辺りではどこもコース料理として出す店が多いそうです。そうしてたどり着いたのが”あわぢ阿伝”さん。こちらもコース料理が専門ですが、見かねて予約のお客さんと一緒に調理できるものならと私を迎え入れてくれました。「本当にありがとうございます!」
お店の方イチオシの”穴子釜飯”と”タコの天ぷら”。穴子釜飯は、お米に出汁がほどよく染みていて(しかも全くしょっぱくない)、穴子は柔らかくて、口の中でホロホロ溶けてしまいました。それぞれの食材が際立つってこういうことを言うんだろうなと実感しました。私が育ってきた田舎の釜飯は、もっと味が濃くてたくさん具材を入れ込んだものでしたので、今回食べさせていただいた漁師めしとは別物です。そしてタコの天ぷらは、半生に揚げられたタコを藻塩でいただくという淡路島ならではの食べ方で食しました。タコは柔らかく臭みもなく、藻塩も一般的に売られている塩に比べて塩辛くなく、むしろ甘く感じるようなものでした。お店の方によると、藻塩は海藻にたっぷりと海水を含ませて火にかけ、上澄みになったものを煮詰めて作るそうです。海水を火にかけて蒸発させるやり方とは違うのですね。また、一緒に添えられていた”玉ねぎの天ぷら”も絶品でした♡人生で初めて食べた淡路島の玉ねぎです。甘くてデザートを食べているような感覚。市販玉ねぎのように辛味に邪魔されず、玉ねぎそのものの味を堪能できます。
淡路島初日から、こんな贅沢な時間を過ごせるとは思っていいませんでしたので、とても充実した食事でした。お店の方には、この場を借りて心から感謝申し上げます。また次回は必ず予約をしてから来店したいと思います。皆さんも、福良で夕食を食べるときは、必ず予約することをオススメいたします。
ただ観光業の面で言うと、もう少し宿・食事処・観光協会等が連携をして、どんな観光客に来て欲しいのか、どんなニーズがあって、どんな店(サービス)が必要なのかをもっと熟知する必要があります。温泉街等でも見られるように、街全体を盛り上げるには、仮に湯治場であっても、宿内で食事・温泉・娯楽をすべて充実させ囲い込んでしまっては、お客さんは宿の外でお金を落としてはくれません。したがって観光客がいくら来ても街が潤わないということになります。
アイデアコンサルタントとして福良を見てみた
アイデアコンサルタントとして言うと、例えば恐らく空き家となってる商店街の活用です。福良には、今もなお木造2階建てで瓦屋根の重厚感溢れる立派な家々が軒を連ね、特に商店街はパンフレットでも”江戸時代から栄える港町”と謳っています。私自身、実際に歩いてみましたが、とても風情を感じましたし、そこに漂うゆったりとした時間の流れに安らぎを覚えました。
また、商店街の通りからは小路も何本ものびていて、思わずは入っていきたくなるような冒険心をくすぐられる立地です、そんな街が持つ魅力を活かすには、例えば”夕方からのんびり街ぶらできる場所”を作ってはどうでしょうか。徐々に暗くなると、格子から通りに明かりが落ち、2階にもお客さんが顔を出して通りの雰囲気を作ってくれるようなそんな街があったら素敵です。
それは、食事処であっても良いし、夜の甘味処であってもいい、読書ができる場所や仕事を落ち着いてできる場所、漁師さんと気軽にお酒を酌み交わせる場所や地元のお母さんたちと一緒に淡路島産食材を使った料理を習う場所、玉ねぎを美味しく食べる会のオフ会的な場所でも良いと思います。あくまでもアイデアですが、私はこれを妄想しながら書いていて、今ワクワクしています♪地元の方々の包み込んでくれる優しさとフレンドリーさがあれば、もっと福良の魅力を引き出せるのではないかと感じました。観光で訪れる人も、もっと福良の雰囲気を満喫したいし、もっと地元の方と話してみたい、淡路島の食材はどんな風にして食べたら美味しいのか知りたい等考えているのではないかと思います。
おまけ(今日の作業)
◯本業・復業・プライベートのワークバランスを考える
◯各活動に適切なSNS投稿頻度を考える
◯観光業の在り方
◯発想力を鍛える方法を学ぶ
以上で淡路島旅行記1日目完了です。2日目以降も、引き続き淡路島を感じたいと思います。
【プロフィール】***********************************************************************
西潟由子
1982年生まれ。群馬出身。
◯外向型HSP×マルチ・ポテンシャライト=好奇心の塊。思い立ったが吉日性格。雑学と知識の収集家。ビバ多動力。
◯明星大学日本文化学科造形芸術学部プロダクトデザイン卒業。ツアーコンダクターで国内旅行(27都道府県、年間約300日添乗)を巡る。その後もオンライン旅行手配やクルーズ船旅行についても経験し、旅スタイルを学ぶ。現在も大手旅行会社にて観光ボランティアの仕事をしている。
◯個人活動として、 ※旅行ポテンシャライトを名乗る。「五感旅行」を提唱し、視覚・味覚・触覚・嗅覚・聴覚で楽しめる旅行を発信している。将来的にオンラインサロンで五感旅行を極めたいメンバーを募る予定。他にも約400人が登録「オンラインNIHON-GO!言語交流」のオーガナイザーで日本語と英語の交流の場を作る。いつか「地域観光×日本語」といったコラボビジネスも視野に入れている。アイデアコンサルタント、(茨城県)大洗カオスのカオスイベンタ―、江戸文化マニアの顔も持つマルチ・ポテンシャライト。
※旅行ポテンシャライトとは、これからの旅行業界、地域観光の在り方を考えた”次世代の旅行の楽しみ方”提案し、様々な角度から地域観光の可能性を探求する人。
【note】
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