寒さは手を繋ぐ最大の味方
もう秋の季節になってしまった。恋人との日々を綴るこの記事の更新はなかなか筆が進まないせいで、時間だけが過ぎていく。
彼との関係は、記事とは裏腹に関係が不和になっていれ、昔のトーク履歴や写真を見返すと懐かしさと虚しさが溢れてきてしまう。そのせいで、なかなか筆が進まない。
こんな前置きを置きながら、この記事では、彼と過ごした初めての冬について書いてみようと思う。
彼は、末端冷え性のようで、冬は手足が冷たくなってしまうようだ。
彼と付き合ってからの初めてのデートは、私の行きたいリストに入っているお店やカフェを巡ることだ。今回は、私が運転者で、彼を迎えに行った。
バイパスの通りにある、ある会社の建物の中に入っている、豆腐を使った料理を提供しているお店だ。ちょうどお昼時だったが、平日だったからか待つことなく入店することができた。
何回目かのデートの時に、猫舌なのにドリアを注文して、熱さにやられたというのに学習せず、再び熱さも辛さもある純豆腐を頼んだ私。
彼は、「ゆっくり食べたらいいよ」と許してくれた。やさしい。
その後は、ショッピングモールを巡ったり、書店に入って私のおすすめの絵本を紹介したりした。夕方になり、お目当てのカフェに行った。予約していなかったため、満席で待つことになり、周辺を散歩した。
狭い路地を歩いている時、後ろからくる車に全く気付かない私。
彼は、腰を持って引き寄せてくれて、とてもドキドキした。
お目当てのカフェでは、とても良い席に案内してもらえた。雰囲気もよく、スイーツも最高だった。このデートが、年末最後のデートだった。
次、会えるのは年明けて少ししてから。当初の目的はすべて果たしたが、帰るのが名残惜しくて、近くのショッピングモールのイルミネーションに行くことにした。ショッピングモールとショッピングモールの間にある通路?にイルミネーションがあるのだが、範囲の割に壮大だ。
手を繋ぐタイミングを見失い、全くつなげていなかった。車移動のせいもある。何とか手を繋ぎたい。手は近くにあるのに勇気が出なかった。
少し高台の場所に行ったとき、「手を温めましょうか」と申し出て、ようやく手を繋ぐことができた。彼もかなり奥手かもしれないと思った。
その後、彼を家の近くまで送り、少し早めのクリスマスプレゼントを渡した。彼は、びっくりしたようで、急に抱きしめられた。びっくりしたけど嬉しかった。その後のラインで喜んでくれたことを知った。
関係不和でもやっぱり彼のことが好きで仕方ないのは、
惚れたほうの負けの性のなのかなって思ってしまう。
この恋煩いは、とても難しいなと思う。
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