小さなお店でも愛が溢れていた
先日、専門学校卒業式以来の友達に会ってきた。お互い医療福祉関連の職なので気が抜けず、会いたいと連絡してから、お互いの職場の状況を情報交換して、緊急事態宣言が解除後の日程で予定を合わせた。
お互い待ち合わせ場所までは車で集合し、その後、私の車で出発した。今回の最大の目的は映画試写会で、時間になるまで周辺をぶらつこうと思っていた。
最初のお店は、ワッフルの小さなお店。
何度か道を間違え、素通りをし(ナビに従っているというのに)何とか着いた。小さなお店だったが、夫婦お二人で経営されていた。小さな入り口から中に入るとすぐ横にワッフルが棚に並んでいた。午後に訪れたためか、いくつかの商品は完売していた。
前日、グーグルマップで周辺を探していたら目に留まったお店。「どうやって見つけたのか」など質問されたから、普段は地元の方がよく買いに来られるのかもしれない。
店主はとても人柄優しく、温かくて、こんなお店が家の近くにあったら通ってしまうかもしれない。仲良くなりたいと思ってしまうような店主だった。オリジナルのワッフルが並んでいるようで、気になるものが完売していたのは少し残念だった。
私は、あんバターのワッフルを頼んだ。
ワッフルをトースターに入れて少し焼くとおいしいらしい。ワッフルの焼き方の紙まで丁寧に入れてくれた。
また近々行ってみたいお店だ。
2件目は、知的障害者の就労支援として行われているパン屋さん。福祉関連を学んでいると、何となくどんなことをしているか、雰囲気など気になってしまうみたいだ。
職員の方が声を掛けてくださった。ここでも同じような質問をされたので、ここも地元の方がよく利用するのかもしれない。
私はアーモンドのラスクを買った。友達は、「ドラゴンボール」という名の白いパンを買っていた。レジをしてくれた利用者さんらしき人のおすすめらしい。80円という破格な値段でびっくりした。
3件目は、クラフトカフェに行った。パンケーキもパフェもおいしそうで、とても悩んだ。迷った挙句、パフェに。私はキャラメルワッフルパフェに。友達は、モンブランパフェに。
大きなワッフルがのせられていた。パフェとは別にお皿を用意してくださっているのはとても助かった。パフェもワッフルも食べられるという、二度おいしいを味わった。
少し時間があまり、TUTAYAに行ってお互い自由に店内を見て回ったり、ペットショップに寄って見たり。友達は、ペットの餌を普通に買い物していて少し笑っちゃった。こんな自由にできる友達がいることが結構、私の中でありがたくて失いたくないと思っている。
ペットショップで犬や猫がいるコーナーに行き見ていると、ある猫と目が合った。しばらく、見つめ合っていた。しかし、私は猫を飼ったこともなければ、今突然飼おうとは思えない。残念ながら一緒に暮らすことはできないからごめんねと思ったが、その猫も人間の心を揺らすのが上手いなと思った。
たまたま店に寄ったお店で可愛い便箋に目を奪われ、購入。衝動買いはしないようにしているが、チェーン店でもここで買わなければもう出会いかもしれないと思うと買えずにはいられない。今後きちんと使う予定があるかが前提だが。
最近、マスキングテープにハマってしまい、どうしても諦めきれないと買ってしまう。今回は家にたくさんあるからと何とか諦めた。可愛いデザインのものを見るとつい買ってしまいそうになる。
さて、夕方になり映画試写会に。初めて映画試写会に参加した。
今回見た映画は、「そして、バトンは渡された」
書籍でも見たことがあり、なんとなくストーリーは頭に入っていた。でも、映像で見るのと、文字で読むのとでは印象が変わるなと思った。あまり書籍からの映画化は好きな作品ほど好まない私だが、今回は好きだなと思った。
唯一、登場人物の森宮さんという男性が、専門学校時代の担任に見えてきてあまり集中できなかったことくらい。作品自体はとても楽しかった。
さて、そんなこんなで夜になり、友達とお別れ。友達からもらった誕生日プレゼント。
お花とクッキー。
お花は玄関先に飾ってみた。クッキーはまだ食べてない。大切に食べようと思う。
翌日は、また朝の早い出勤だ。そんな休日。
休みは全力で、仕事はほどほどに。それが許されるなら、いくらでもがんばる。