入籍しました。
Twitterで簡単にご報告させていただきましたが、沢山のお祝いありがとうございます!
あまり長々語るのもどうかなと思いつつ……沢山写真も撮ったので、ここに記録してみます。
普段から夫とは一緒にお菓子を作ったり棚を作ったりという作業を楽しんでやっていたので、結婚指輪も手作りできるお店を探そうと決めていました。
お世話になったのはringramさん。
お互い相手の指輪を成形して最後に交換するのもいいですよ!とオススメしてくださったのでそうしました。
最初はこんな感じの金の棒。
トンカンしたり炙ったり磨いたりして、槌目がかっこよく残るデザインに仕上げました。
内側にひっそり誕生石が入ってるのが嬉しくてチラチラ見てしまう。
この花束を貰うまでにも紆余曲折あり……いっぱい泣いて怒って話し合ってようやく入籍の2日前にプロポーズしてもらえました。
Twitterでは楽しそうな様子だけ見せるよう努めていましたが、不安すぎて婚前カウンセリングにも連れて行ったし、やっぱ1人で生きた方がよっぽどマシじゃ〜と思うくらい機嫌も上下しました。
夫にも常日頃申し訳なくなるくらい聞いてもらっていますが、そもそも私が結婚に対して悲観的で、自由のない終身刑みたいに考えている節があるので「めでたい」という感覚になかなかなれませんでした。これをマリッジブルーという一言で簡単に纏められることになんだか憤慨してしまいます。
近年で私なりに頑張って身につけた生活力を、女の役割として当たり前のように消費されるのは嫌だ。落ち着いて絵を描けないのが辛いと言いながら、時間ができても意欲は仮死状態で、結局逃げるように家事をしてしまう。
夫は私に会って生活が豊かになったと喜んでくれているのに、私は自尊心を守れるかどうかの心配ばかりしている。
どうしてこんなにやりたいはずのことを諦める思考になってしまうのか。本当はやりたくないんじゃ?と考えるけど、最近は絵に関する話をすると反射的にぼたぼた涙が出てくるから、私にとって絵は簡単に切り離せない大事なものなんだと再確認する。
そういう煮え切らない私の様子をずっと横で見ていながら、佳ちゃんがやりたいことを続けられるように頑張るよと全肯定してくれる優しい夫です。
先に少し書いた「女の役割」に関して、姓を変えることも当然のように私の担当だと認識していました。
新姓のハンコそろそろ買わないと…と思っていた頃に幸い沢山話し合いをする機会があって、夫の意思で私の姓になることを選んでくれました。女性にばかり当たり前のように負担をかけるのではなく、面倒なことも協力してやっていくぞという意思表示だそうです。
こんな稀有な人……めちゃめちゃ大事にするやん……?(婿養子ではないです)
もらったお花を持って近所の公園を散歩しながらいっぱい写真撮って、一緒に花瓶を買いに行ったらジョウロに行き着いて、夜中まで2人で水引結んで入籍日の朝にリングピローを完成させて…そんなことをしていたらやっと純粋にめでたいなあという気持ちになってきました。
大好きなヒペリカムにクラスペディア、淡いサーモンピンクのバラにかすみ草、ユーカリにピンポンマムなどなどでまんまるブーケにしてもらいました。
想像以上に素敵な花束を作ってくださったCHOOTOM/SATOH-HANAMISE様にも感謝、感謝。
これから今まで以上にプライベートの話が増えてくると思います。
作家活動を応援してくださっている方には余計な情報かもしれませんが、あたたかく見守っていただけると嬉しいです。
生活破綻してでも絶対頑張りたい展示も控えているので……!!どうにか巻き返せるようエンジンかけていきます!
絶対自分らしい生き方確立してやるからな〜〜うおお