2024.9.18 at 雲州堂『Cloud Meeting』
setlist
当たり前の話を書いてみる。
今回9月18日のセットリストもまた、アイディア浮かんでよかった。嬉しい。
新曲が都度ねじ込める訳ではないですが、どうしたら与えられた時間の中で、その日至高となるかを考えて組み上げています。7分、10分、15分、20分、25分、30分、35分、40分、45分、50分、1時間、それ以上。55分って要望はもらったことないな。一曲5分以内、というのはあった。30分って以前よりは少なくなったけれど、たまにやるととても刺激的です。たまにでいい。極力35分以上欲しい。正直。
大体前もって時間を提示してもらって。それにタイトルが決まっていて、その他概要、会場や要求される編成と、自身の欲求とを照らし合わせることになる。親和性の高い共演者のことを思って組むことはごく稀に。
やりたい楽曲群と、持ち時間がそぐわないことが度々あって。
パズルのような時間を過ごすことがあります。
その時は最初、えー、まじかー、この曲やれないのかー、となるんですが、思い切ってカットして、これでいけるだろう、という演奏時間に収めます。それで、スタジオでリハしてみると、新しい欲求が生まれる訳です。
これが案外私には重要な欲求でして。
あと2分余ってる。ではこの曲にこんなの足してみたらどうだろう。この曲とこの曲の繋ぎ、こんなの入れてみたらどうだろう。そうすると、また新しい脈が見つかって。なんならそれが新しい曲に繋がっていくことがあります。その瞬間は、かけがえのないものだなと思います。セットリストも引き締まってとても私は嬉しい。正直ニッコニコです。
無論、うまくいかないこともあり、その時は松川にごめんよと伝えます。いつもごめんよ。きっと楽しんでくれていたら良いな。
そんなこんなで、今回の雲州堂でのセットリストも、とても良いものに仕上がったのではないかなと思います。是非、聴きに来て楽しんでもらいたいところ。
歌の強さ
今回のイベントは、音楽的ジャンルに縛られず歌の強さがあるブッキングであるとのこと。
歌の強さって、一体なんだと思われるでしょう。
共演者の毛利くんと小原さんの名前を見れば言わずもがなという気がします。が、ご高覧ください。
鬼気迫るバンドアンサンブルが可能となるのは、強靭な歌唱を誇る毛利くんの歌があるからこそだろうな。負けないって本当に重要なことだと思う。
小原さんの先日の大阪socore factoryでのリリースパーティーも素晴らしかった。深い呼吸。大地のような声。これからも歌い続けていて欲しいです。
歌の強さとは、発声法だけにとどまらないものでしょう。歌詞の一つ一つ、声色のそれぞれにも、心の持ち方にも、生き方全てにも通づる。
私は少々クラシックな発声を学んでいますが、いかに強靭なフォームを手に入れようと、その匂いが強くなりすぎないよう在りたいと考えています。楽曲にそぐう発声を常に考えることがとても重要でしょう。
書いてきた歌が、少しでも鮮明に観客の皆さんに伝わりますように。
声を出す時、楽器を鳴らす時、それにバンドの活動も、諦めないという姿勢だけは崩れないようにしたい。そう考えなくちゃならないほどに弱い自分に嫌気が差すこともあります。けれどこれからも歌っていける理由は確かにあるので、野暮なことを何度も言うようですが、ライブハウスに是非いらっしゃってください。
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ご来場を、心よりお待ちしております。
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是非ともチェックしておくれませ。
台風一過、季節が変わろうともがいている様も悪くない。悪くはないが、もう暑いのは勘弁してほしい。
空調に喉がやられることしばしば。
毎日のリカバリーが大変。
皆様どうか体調にはくれぐれもお気をつけて、楽しい音楽ライフを送っておくんなさいなあ。
それでは、改めてご自愛ください。