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透明機械2024.1.8

イベントを作ることの尊さを、またひしひしと感じています。
まずは快く開催を受け入れてくれ、イベント制作手伝うよと言ってくれたnano店長&PAもぐらさんに大感謝。なかなか育たない私のことをもう10年以上見てくれているのではないかしら。一等大好きなMOTHERCOATとNo Funに出演してもらえる未来も、ここまでにどれほど励みになったことか。
しがない私のわがままに付き合い続けてくれているStudio IZの皆、エンジニアの京翼、それから松川、余類を気にしてくれている人たち、本当にありがとう!2024年1月8日にお会いしましょう!

【余類「竜の棲家 / 夜よ明けるな 」release party『透明機械』】
■日程 1月8日(月祝)
■会場 京都livehouse nano
■時間 開場18:30 開演19:30
■料金 ¥2800 +1drink¥500
■出演 余類, No Fun, MOTHERCOAT


愛していける

今年の春、4月11日。エンジニアの京翼に「6月の月曜日にレコーディングをしたい」とLINEを送りました。「待ってました」とテンション高く返答してくれたことを思い出します。そこからたくさん時間を一緒に過ごしてくれたことが、今回の余類の音源『竜の棲家 / 夜よ明けるな』をリリースできた理由の一つです。

私は人と意思疎通をとることがそこまで上手くなく、ひどくめんどくさい性格だと自認しているのですが、その上で伝えたいことは山ほどあります。その全てがかなり抽象的な物言いですので、制作を共にするというのは非常に困難な作業だったと思います。
そんな私との制作の中での、「今後愛していける演奏かどうか」という京翼のディレクションが、今回のレコーディングの要となり、これからの私の演奏家として、果ては音楽家としてのアティチュードを決定づけたと思います。
勉強していかなくちゃな。鍛錬を重ねなくてはな。まだまだ表現するには足りないこと、知らないことが多すぎる。

出来上がった音源は、とても素晴らしい仕上がりとなりました。まだ未聴の方にはぜひ聴いていただき、もう聴いた方にはまた聴いてみてほしいと思います。これが私たちの届ける、音楽の形です。

透明機械

機械、器械(きかい、フランス語、英語、オランダ語:machine、ドイツ語:Maschine)とは、広義には、ある力が有用な働きをなし、あるいは他のエネルギーの形態に変化する力の伝達を行うような装置の総称(Brockhausによる定義)。

wikipedia ”機械”より引用

音楽は透明な機械じゃないか、という発想から、リリースパーティーのタイトルに定めました。ありとあらゆる音の歯車が噛み合って(時には噛み合わなかったり壊れて破片が飛んだりして)演奏家同士や皆さんの耳に届いているのだろうな。そんなふうに思います。

ぐにゃぐにゃの造形が命あるものとして見え出し、やっとゴウンと心臓部の音が鳴り、ギシリと四肢に似たものの軋む感触を覚えました。余類、というのは、残った仲間という意味ですが、私にはこのプロジェクトが自身の最後の力・仲間のように思えてなりません。それほどまでに、この人生で出来ることは残り少ないのではないかと思うのです。

いつまで経っても、取るに足らない力です。

けれどもですね、案外私はしぶといのです。この折れそうな心にこそ活路を見出し、音楽を続けていきたいと考えています。単純明快というわけにはいきませんが、些細な悩みも複雑な表現への思いも、日々の生活も世界平和も、見事奇怪なバランスで私たちの歌唱、ステージへの対峙を成り立たせているのではないでしょうか。

動こうとしてなかなか動き出せない、もがきながら懸命に生きようとするこの「余類」という音楽の化物を、私には介錯する道理があるのだと、このリリースとイベントによって心に銘打つことになりました。

まだ始まったばかりなのに、日々は過ぎていきます。

自らの動くことの尊さと、動くことのできない切なさを知った私は、透き通ったこの竜のような音楽と共に、これからの出会いと別れを大切にしていかずにはいられないでしょう。

No Funのみんなと、内田秋へ。
感性がからっからになっても、喉が擦り切って血を吐いても、音楽であり続けような。

MOTHERCOATのギガさんとトキさんへ。
二十歳の頃から私のヒーローです。なんでか分からないけど、涙が出ちゃうんです。私の琴線、えらいこっちゃです。

……
感傷的!!!もう泣きそう。

観客の皆さんには、是非とも音楽家たちに身と心を委ねてもらって、夜を過ごしてもらえたらいいなと思っています。揺れて震えて飲み倒しておくんなまし。目一杯楽しみましょう。

nano

もぐらさんのANTENNAでのインタビュー記事のリンクを貼っておきます。是非とも読んでください。余類について語っていただいています。

もぐらさんはいつも私のことを的確に表現すると共に、一つ先のことを伝えてくれているなあと感じています。良き友人。
もしかすると、そう感じているバンドマンも多いのではないかと思いますが、私もその一人ということでよかったら仲良くしてください。何卒よろしくお願いします。nanoで共演の時とか特に。

nanoは小さな箱です。
真冬の公演のため、コート類を着て来られるかと思いますが、極力軽装でお越しいただけると助かります。でも風邪ひかないように… ムズ…
あと貴重品の管理をご自身で何卒よろしくお願いします…!

また、腰掛けられるスペースにも限りがありますので、どなた様も譲り合ってベンチ等ご利用いただけると幸いです。

【当日の開場は18:30】となっております。受付早めにお済ましいただき、開演前の物販ご購入にご協力くださいませ。再入場可能です。

19:30開演となっておりますが、【19:00前後からオープニングの何かしらがあります】。こちらは当日のお楽しみ、ということで早めに来てください〜何卒よろしくお願いします。

【本編終了は22:10ぐらい】を予定しております。

本当に目一杯楽しんでもらえたら良いな…!

ご予約はこちら

ライブのご予約は、以下のメールアドレス

yoichimurashima@gmail.com

まで、
・お名前
・公演日
・ご予約人数

をご明記の上ご連絡ください。

また、1月8日「透明機械」のご予約は、先着順となっております。ご希望に添えない場合もございますので、くれぐれもお早めのご予約を何卒よろしくお願いいたします。残り少なくなってきてます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!
拙文ではございますが、何かが伝われば良いなと思い、書き連ねております。
スキボタン押してもらえると安心します!!よろしくお願いします。

あー楽しみ!ただただ楽しみだ!それでは、1月8日nanoにてお会いしましょう!当日までにまたnote書くかもですが。

ああ本格的に冬です。皆様くれぐれもご自愛ください。私も気をつけます。

村島

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