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犬に嫌われる人の特徴

こんにちは、ドッグインストラクターを目指す陽一です。

今回は、
犬に嫌われる人はこんなことやってる
という話しです。

◎今回のテーマ
『犬に嫌われないためにすること』

◉警戒心が強いヒマ

我が家の愛犬ヒマ(ミニチュアシュナウザー)は警戒心強めです。
そもそもミニチュアシュナウザーはそういう子が多いらしいですね。
たとえば、
・ピンポンに吠える
・知らない人に吠える
・他犬に吠える
・急な動きに敏感
みたいなのはシュナあるあるではないでしょうか?

うちのヒマは他のシュナに比べればそこまで吠えるほうではありませんが、やっぱり警戒して吠えることはあります。
あとは、
「他人や他犬にみずから近寄って行くくせに、距離が近づくと急に嫌がって逃げる」
というのがよく見られる行動だったりします。

『好奇心旺盛のビビり』
といったところでしょうか?笑

でも、これを「犬だからしょうがない」とスルーしてたらとんでもないことだと僕は思うんです。

◉犬目線で見たら嫌なことばっかり

現在僕はドッグガーデン盛岡さんでドッグインストラクターを目指し絶賛特訓中です。そこでは毎回目からウロコの知識を得られるのですが、一番最初に刺さったのは、
「犬目線の考え方」
です。
要は、
「自分が犬だったらどう思うか?」
ということなんですが、僕は今まで本当に浅い考えしか持っていないことに気づかされました。
でも、ほとんどの飼い主さんがそうなんじゃないでしょうか?

「人は人、犬は犬」という考えが強く、犬の目線で人がやってることをちゃんと捉えてない。

僕はまさにそんな人間の代表でした。

ここからは「人に置き換えたら嫌じゃない?」ということをいくつかあげてみます。

たとえば、トリミング
もし、小さい子供が親と一緒に初めて床屋に行き、「後で迎えに来るからね〜」と言って親はすぐに去り、よく知らない人に髪を洗われ、髪を切られたらどうなるでしょうか?
大体の子供は泣いてしまうはずです。泣かないまでも相当なストレスでしょう。

たとえば、強制的な挨拶
お散歩中に「こんにちは〜」と言って犬同士をくっつけようとする人たまにいませんか?ひどいときは抱っこして相手のワンちゃんに近づけたり…。
これを人間社会に置き換えてみると、
・「ほら、いけよ!」とけしかけられ、目が合っただけの女性に嫌々ナンパ
・羽交い締めにして苦手な人に近づけさせる
みたいな。
これってなんかの罰ゲーム?または先輩に殴られるヤンキー漫画のケンカシーンですか?
とにかく良い未来が見えません。

最後に、「撫でる」行為
「かわいいね〜」「よしよし〜」と言って急に撫でようとする人いますね。特に犬に慣れてる人が厄介です。
人間で言ったら、
おじさんが見知らぬ女の子をニヤニヤしながら撫でる。
…これは穏やかではありません。恐怖です。

こんな感じで、たいていの行為は人間に置き換えたら嫌なことばかりです。
そして、当たり前ですが、こういう行為をする人が犬に嫌われる人です。
てか人であっても関係を持ちたくないですね。

◉みんな焦りすぎ

たいていの行為は犬にとって嫌なことばかりです。でも、それは慣れてくれば嫌なことじゃなくなります。

信頼できる美容師さんに髪を切ってもらうように、
親友とハイタッチするように、
好きな人に撫でられるように、

最初は嫌だったことも良い経験を積んでいけば大丈夫になり、心地良くなったりもします。
ということは、これを犬にもやっていければ良い関係を築けるはずです。

でも、ほとんどの人がここで焦りすぎてる!

たとえば、
・犬が自分に近づいてきたら手を伸ばしてさわりにいってませんか?
・自分の手からおやつを食べてくれたからついでにカラダをさわろうとしてませんか?

人間で置き換えてください!


・初めて名刺交換した相手のカラダをいきなりさわろうとする
・お金(おやつ)を受け取ってくれたからカラダをさわる

いったい何を焦っているんですか?笑
もはや色々アウトです。

◉犬のペースで

じゃあ、どうするのが正解かと言うと、
「犬のほうから寄ってくるのを待つ」
です。

たとえば、僕はヒマと一緒にドッグガーデン盛岡さんに足を運んでいるのですが、インストラクターの上野さんは最初ヒマに会ったとき、むやみやたらにヒマに近づきませんでした。なんならおやつすらあげませんでした。でもヒマは上野さんに近づいていきました。安心できる人認定をしたわけです。そして初日でいつの間にか自分から寄り添ってました。こんなことは初めてでした。警戒心の強いヒマがみずから寄り添い、かまって欲しそうにしてました。ちょっとジェラシーでした(笑)

他には、たとえば初めて犬を自分の家に迎えたときや預かったとき。
そんな状況では犬はその環境にも人にも警戒心MAXです。じゃあどうするかと言うと、以下のような手順で慣らしていくのが良いとのことです。
①しばらく放置。構わない。
②もしおやつを渡してすぐ逃げるようなら、安心しておやつを食べているところにおやつを投げ入れて渡してあげる
③徐々に環境と人に安心してきたようなら手からおやつを渡してあげる

とはいえ、これでもまだまだ警戒を解けない子もいるので一概には言えませんが、要は
焦らずじっくりじっくり犬のほうから寄ってくるのを待って良い経験を積ませてあげる
ことが大切なんですね。

◉まとめ

犬に嫌われる人は、総じて「焦りすぎ」だということを学びました。
犬が近寄ってくるのにも犬のペースがあります。
近づいては離れ、また徐々に近づいてくる。
このペースを無視して人のほうから焦って近づきにいっては絶対にダメだということです。

犬に嫌われないためにすることは、
「こちらから何もしないこと」
でした。(逆説w)

ちなみに、ある程度犬との距離が近づいたら、次は良い経験を積ませてあげることが必要です。
そんなときは「おやつ」が外せません。
僕はこれまでおやつに対して消極的だったのですが、今はそれが大きく覆りました。

次回はそんな「おやつの大切さ」について学んだことをまとめていきたいと思います。

ではまた!

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