[エクストラ]カードの組み合わせあれこれ[ポケカ](R7.01.30更新)
みなさんこんにちは、こんばんは。
道端の雑草、あるいは小石、よいちと申すものです。
今回は、エクストラのネタ帳です。
なんか組み合わせたらいろいろできそうなのをつらつらと、紹介という形を取りながら自分用のメモ帳にしようと思い、筆を執りました。
エクストラ有識者の皆様におかれましては、「そんなの知ってるよ!」というネタばかりかもしれません。エクストラエンジョイ勢やスタン勢の皆様におかれましては、「ふーんそんなのもあんのか」的な感じで緩めに見てやってください。
どちらかというと執筆時点ではニッチというかネタ寄りが多めです。
新弾が出たり、何か思いついたら、書き足していく所存です。
逆に身内から怒られたら消す奴もあるかも。
てか、いつになったら画像を横並びに挿入できるようになりますかね…
(以降、常体)
R6.12.3時点
アオギリの切り札+ゲッコウガ(かげぬい)
2年前くらいに知り合いが組んだやつ。
2進化なため場に出すのに手間がかかる+進化前を並べるため隙が多い"ゲッコウガ"を"アオギリの切り札"で直接ベンチに出して、強力なワザ"かげぬい"で相手をロックする組み合わせ。"ルギアVSTAR"がTierトップだった時代に、ルギアVSTAR系統のデッキに"ポケモンレンジャー"が採用されていない隙を突いたデッキ。後攻1ターン目から特性を止めて"アッセンブルスター"を言わせない。
当時のデッキとしては、"かげぬい"だけでは打点が足りずにゲームが終わらないため、"ゲッコウガBREAK"に進化して特性"きょだいみずしゅりけん"を使ったり、"インテレオン(クイックシューター)"を追加で場に出したりして打点を稼いだ。
"アオギリゲッコウガ"で検索すれば当時のリストが見つかるかも。"回収ネット"が禁止になってしまったので、デッキにする場合は注意が必要。
ラフレシア(イライラかふん)+ダストダス(ダストオキシン)
+ファッションモール+メガトンブロアーetc
ちょっと前に思いついたやつ。
知り合いが、「ホルビーラフレシアからメガトンブロアー飛んで来たら嫌だな」って言っていたのを見て考えた。
"イライラかふん"発動下では"メガトンブロアー"が使えないのを、自分の"ダストオキシン"で止めて、"メガトンブロアー"を使い終わったら"ファッションモール"で"ダストダス"に貼ったポケモンのどうぐを剥がして再び"イライラかふん"をアクティブにするという、正直ネタコンボ。
ネタのつもりで考えたものの、デッキ単位で見ると、相手によってグッズロックと特性ロックを選べたり、"隠密フード"の貼り先を都度変えたりできるのが意外に対応力高くてもしかしたら強いかもしれない。
"ダストオキシン"発動下で使うグッズは"メガトンブロアー"以外にも、使って強いやつがあれば何でもOK.
ミミッキュ(まねっこ)など+MレックウザEX(ガリョウテンセイ)などのドラゴンタイプ
これも割とネタ寄り。
大昔に生み出された、"レジドラゴVSTAR"へのカウンター。あらかじめ自分のトラッシュに任意のドラゴンタイプを置いておくことで、"りゅうむそう"を"まねっこ"でコピーし、自分のトラッシュにいるドラゴンタイプのポケモンのワザを使うことができる("まねっこ"でコピーするのは相手が"りゅうむそう"でコピーした方のワザではなく、"りゅうむそう"本体のため)。"カウンターエネルギー"などを使って、"レジドラゴVSTAR"を破壊するギミック。現代なら"オノノクス(アックスダウン)"でも良いかもしれない。"りゅうむそう"をコピーする要員は他に"ウソッキー(みようみまね)"や"ゾロアーク(イカサマ)"などがあるが、相手のワザをコピーできるなら大体何でも大丈夫。"ミミッキュ"と"ウソッキー"は相手が前の番にワザを使っていないとコピーできないが、"ゾロアーク"なら関係なくコピーできるため、先に攻勢を仕掛けることもできる。
ワザを使われるドラゴンタイプでバリューが高いのは他に、"ディアルガGX"、"オノノクス(アックスダウン)"辺りか。とはいえデッキに採用しても1種類程度かなぁというところ。たくさん入れるならそれはもう"レジドラゴVSTAR"のデッキを使えばいいので。
ノココッチ(にげあしドロー)+ブルーの探索
身内が組んだデッキに採用されていて感心した組み合わせ。
"ノココッチ(にげあしドロー)"は特性を使った後に盤面から消えるため、場に残っている他のポケモンが特性を持っていなければ、"ブルーの探索"を使うことができる。
"ブルーの探索"は1枚が2枚になる強力なカードで、サーチするカードもトレーナーズなら何でもOKとかなり広範囲。ただ、この手の確定サーチカードって効果は強いんだけどハンドが伸びないがちなため、慣れないとうまくデッキを回せなかったりするのが難しい。
この組み合わせなら、"にげあしドロー"で微弱ながらハンドを伸ばしながら"ブルーの探索"でリソースをさらに伸ばすことができて嬉しい(?)。
さらにドロー→サーチの順番を踏むので、先ドロー警察のオタクたちもにっこりなのである。
この組み合わせをエンジンにするならアタッカーは手貼りのみで育つポケモンが望ましいかもしれない。
スピンロトム(ファンコール)+ケララッパ(やまわたり)
"スピンロトム(ファンコール)"に触れればロストゾーンが3枚貯まるぶっとんだ組み合わせ。運次第で相手のサポートをロストできる。
エクストラバトルの日で"ロストピカチュウex"というデッキが優勝して注目された組み合わせかも。
いろんなデッキを手軽にロスト基軸にできるかもしれないので、頭に入れておいて損は無い。
他に"ファンコール"で持ってきて強そうな無色タイプについては、身内がまとめてくれてるのでそちらを読んでみてほしい。
パラレルシティ+マグマッグ(マグマでかこむ)etc
"パラレルシティ"の"じゃない方"の効果に着目した組み合わせ。
"パラレルシティ"のデメリット効果で"マグマでかこむ"のダメージを0にし、バトル場に縛り付けたポケモンを永久に倒さないようにする。
ちなみに"オーガポンいどのめんex"の"すすりなく"でも同様のことができる、てかたぶん探せばいっぱいいる。
"マグマッグ"の良い点は、デッキ単位で見たときに、進化先に"マグカルゴ(Ωバリア)"と"マグカルゴGX(マッグバンGX)"がいる点。stallとしての動きとLOのフィニッシャーが進化ラインで完結している。
イベルタル(フライトナイト)+ラティアスex(スカイライン)
"フライトナイト"はバトル場に居ると働く非常に強力な特性だが、自分の"かるいし"の効果も消えてしまい、逃げるためにエネルギーを付ける必要がある。
その取り回しの悪さ故これまであまり注目されていなかったカードだと思われるが、"ラティアスex"の登場により、簡単に逃げられるようになった。
先攻で"イベルタル(フライトナイト)"をバトル場に置いて番を返すと、"ホルビー"が"エヴォリューション"を言えなかったり、"森の封印石"の効果も消えたりと、非常に強力。
たねポケモン主軸でベンチを広げるタイプのデッキなら採用を一考したい組み合わせ。
ターンスキップ+偉大な大樹
"偉大な大樹"の、簡単に2進化を立てられるけど出したターンには進化できないタイムラグを、ターンスキップ系のワザで踏み倒す組み合わせ。
2進化ポケモンは強力な特性を持っていることが多く、出したら勝ちのような場面もあったりするので、非常に強力な組み合わせであると思われる。
ターンスキップの例として"ゲンガー&ミミッキュGX(ホラーハウスGX)"を挙げたが、ここ最近話題の"ボムドラゴ"では"レジドラゴVSTAR"に"タイムレスGX"を使わせることで、バトル場に打点を出しながら"ヨノワール(カースドボム)"を出す時間を作っている。
今後大きく発展する可能性を秘めた組み合わせなので、要注目。
闘ミノマダム(マダムのいかり)+きあいのタスキ
+ガーメイル(ミノおもい)
行きつけのカードショップのストレージを見ていたら"ガーメイル(ミノおもい)"を見つけたことで思いついた。"ミノマダム"に闘タイプが居たから成立した奇跡の組み合わせ。
"きあいのタスキ"を付けてHPを10残して耐えた"ミノマダム"に乗ったダメカンを全部、"ガーメイル(ミノおもい)"で自陣の別なポケモンに移し替える。"きあいのタスキ"は耐えたターンにトラッシュされるが、"きあいのタスキ"が続く限り倒れない"ミノマダム"が爆誕する。
ダメカンの移し先は"ゾロアーク(げんえいへんげ)"が適任で、移し替えたダメカンごと消えてトラッシュに居る1進化ポケモンに変わってくれるので、実質的に"ミノマダム"が受けたダメージが盤面から完全に消えたことになる。
デッキにしたらびっくりするほど打点が出なくて悲しかったものの、ギミック自体はかなり好きなので、もう少し揉みたい。
ゼロの大空洞+ステラブイズex+退化グッズ
X(旧Twitter)で見かけて感動したデッキがあって、その基盤の組み合わせ。
話題にしてる人が少なかったのでここで触れておく。
"ゼロの大空洞"は"テラスタルのポケモン"が場からいなくなったプレイヤーのベンチの上限を8匹から5匹にするデメリット効果を持っているが、そのデメリットを活かす。
"イーブイ(ブーストしんか)"はバトル場に居さえすれば、出したターンでも退化したターンでもいつでも何度でも進化できるため、"ステラブイズex"への進化と"イーブイ(ブーストしんか)"への退化を1ターンの中で繰り返すことで、ベンチを整理しながら展開を進めていく。
X(旧Twitter)にリストを載せていた方は、"ギラティナ(やぶれたとびら)"をトラッシュとベンチを反復横跳びさせることで、"退化スプレー"などの退化用のグッズが続く限り相手のベンチにダメカンをばらまき続けるデッキを使っていらっしゃるようだった。
他には、ポケモンをトラッシュから回収するグッズを多く採用することで"アイアントex(いきなりけずる)"を何度も展開して相手の山札を削るというのもアリかもしれない。
"ステラブイズex"については、この組み合わせが考案された時点では"ニンフィアex"しか存在していなかったが、"テラスタルフェスex"の公開により選択肢が増えた。注目したいのは"グレイシアex"と"エーフィex"か。もちろん"ニンフィアex"も場持ちが良いのでアリ。特に"グレイシアex"はワザ"フロストバレット"によって、"ギラティナ(やぶれたとびら)"がばらまいたダメカンを回収しやすいのが噛み合い良く、小粒のポケモンを並べるデッキ相手には後攻ワンキルを仕掛けることもできそう。"ステラブイズex"が後攻1ターン目からワザを使うためにはACE SPECが"きらめく結晶"に固定されてしまいそうなのが、デッキ単位での難しいポイントかも。
R6.12.7時点
エレキエフェクト+かじょうほうでん+1進化ポケモン
雷タイプを対象に何色の基本エネでも3枚まで付けられる強力な特性"かじょうほうでん"の対象を、1進化ポケモンに雷タイプを追加する特性"エレキエフェクト"で拡張する組み合わせ。FFで考察してる人間がいた。
一般1進化ポケモンは基本的に有色一種類を何個か+無色何個かみたいなエネ要求がほとんどであり、"かじょうほうでん"をわざわざ使うほどでもない場合が多い。もちろん、きぜつを条件に何かできるポケモンなのであればその限りではない。
この組み合わせでエネを付けるバリューの高いポケモンとして考えられるのは、ステラタイプの1進化ポケモンである。使って面白そうなのは、"グレイシアex(ユークレース)"、"エーフィex(アマゼツ)"、"ニンフィアex(エンジェライト)"、"シロデスナex(バライトジェイル)"辺りか。"サンダース(エレキエフェクト)"と進化元を共有できるため、"ステラブイズex"は取り回しが良さそう。
もう一枚、注目したいのがユレイドル"(ライフプロージョン)"。
この"ユレイドル(ライフプロージョン)"は他の"ユレイドル"と違って1進化なので、"エレキエフェクト"の対象になる。"かじょうほうでん"+"リバーサルエネルギー"手貼りでベンチに最大6匹2進化ポケモンを並べられる。
盤面を2枠食う+進化ラインがバラバラなためデッキ枠も食う組み合わせなので、デッキ作成スキルが問われるものの、かなり面白そうな組み合わせ。
ちなみに筆者は先攻1ターン目に"モノズ"にぐんぐんシェイク"を使って"ジヘッド"を作り、2ターン目に"エレキエフェクト+かじょうほうでん"で"ジヘッド"にエネを貼ってから"ステラサザンドラex"に進化し、"オブシディアン"で気持ちよくなるデッキを考えていたが、当然60枚にならなかった。
グラビティーマウンテン+120狙撃
環境トップのデッキたちに存在する強力な2進化を刈り取る組み合わせ。
主な標的は"アーケオス(プライマルターボ)"と"ラフレシア(イライラかふん)"。最大HP150までの2進化を2匹倒すことができるため、"アーケオス"2面を盤面から消せる。"ラフレシア"が入っているデッキ筆頭の"ホルビーエヴォ"には、もれなくベンチへのダメージを防ぐカードが入りがちなので、そこは注意。
最もパワーが高いのは"れんげきウーラオスVMAX"と"闘テラスゲッコウガex"か。好きなところに120ずつ置けるので汎用性は随一。上ワザの使いやすさは"闘テラスゲッコウガex"に軍配が上がりそうだが、"グラビティーマウンテン"の効果を自身も受けてしまうのがやや懸念点。2進化なのもちょっと重い。
次いでパワーが高いのが"アメイジングライコウ"と"マフォクシーV"なのだが、"アーケオス"2匹を倒そうとすると1匹はバトル場に呼ばないといけないのがちょっと怪しい。"アメイジングライコウ"なら、"エレキパワー"などと合わせて、バトル場の"ルギアVSTAR"とベンチの"アーケオス"を処理することができるのはおもしろそう。
最後に新顔の"チオンジェン"だが、"グリードハザード"を打つ条件がやや難ありなため、ワザを打った後もゲームが続くかどうかはデッキとの相談になる。
総合的に、"れんげきウーラオスVMAX"を主軸としたデッキに"グラビティーマウンテン"をタッチ採用した"コントロールビート"の形にするのが、この組み合わせをデッキにした際の叩き台として良さそう。
○○の化石 △△+ハイダイ
元々は"復元ポケモン"という、BW~XY期に存在した所謂"化石ポケモン"をベンチに出す用のグッズだった"○○の化石"だが、テキスト的には"復元ポケモン"を指定せず、対応する"化石ポケモン"を名称指定しているため、現代の1進化化石ポケモンも場に出すことができる。それを利用した組み合わせ。
これも知り合いが考察していた。
"ハイダイ"で出したい"化石ポケモン"をデッキボトムに落とし、対応する"○○の化石"でめくって直接ベンチに出す。
出して面白そうなのは、"プロトーガ(スプラッシュターン)"と"タテトプス"。
プロトーガでスタートしないため、バトル場でスタートして強いポケモンで確定スタートするデッキを作ることもできる。
"鋼コントロール"なるデッキの初動としてアリかもしれない。
ちなみに"復元ポケモン"には、トラッシュにある場合に自身の特性でデッキボトムに戻ることができる遊戯王みたいな効果のカードが3枚あって
この3枚については、この3枚をトラッシュに送り、対応する"○○の化石"を使うだけで良いので、"ハイダイ"は不要となる。
が、"ぐんぐんシェイク"などから進化させて1ターン目からロックを敷いて強いのが"アバゴーラ(こだいのしきたり)"くらい、ミツルなどでそのターン中に使って強い特性を持っているものに"ユレイドル(よりどりねんえき)"と"アーケオス(プライマルターボ)"がいるものの、それをやるなら"ポケモンけんきゅうじょ"で2匹出して次のターンに進化した方が強そうというのもあり、あまり現実的ではなさそう。"タテトプス"が"たいこのよびごえ"持ちだったら良かったねぇ…。
というわけで、殴る"プロトーガ"とロックする"トリデプス"を使いたい場合の組み合わせとして、"ハイダイ"を取り入れるのは面白そう。
R7.01.30時点
カリン+グッズロック
最近東京で開催された、エクストラの大型自主大会で使われていた組み合わせ。最近の主な使用用途は"レジドラゴVSTAR"軸のデッキへの強力なメタ。"りゅうむそう"のコピー先をトラッシュから消し、グッズロックで再びトラッシュに落とす手段を封じる、タイミングを間違わずに使えば非常に強力な組み合わせ。"レガシースター"を使用させた後に使うとより強力だが、後攻最初の番に使っても、相手の先攻最初の番の展開次第では強力にメタを敷けそう。
"カリン"自体が"レスキュータンカ"のお化けみたいなテキストをしているので、一応自身のリソース回復としての機能も持っている。相手のポケモンリソースを山に戻すことが有効な対面では、自分のリソース回復と相手への妨害を1枚で達成できるので強そう。"よるのこうしん"、"マッドパーティ"、"だんけつのつばさ"などは、"レジドラゴVSTAR"軸のデッキと同様に、トラッシュにポケモンが居ることが重要なので、"カリン"は非常に有効。
また、"バトルコンプレッサー"などでポケモンをトラッシュに置いておいて、"夜のタンカ"などの受けとしておくプレイングをとがめる使い方もできたり、意外と対応力のあるカードとして見ることもできる。
実はこの組み合わせ自体は最近生まれたものではなく、数年前から存在するものではある。筆者の記憶に新しい組み合わせとしては、"クワガノンレジエレキ"というデッキに入っていたパターンがある。
筆者が尊敬するエクストラプレイヤーの1人であり、FFとしてたまに相談にも乗っていただいている、藤井システム氏が作成したリストである。
当時主にメタ対象として見ていたのは"ルギアVSTAR"だったように記憶している。後攻を取って"クワガノンV"を見せておくと、"ルギアVSTAR"側はグッズロックを恐れて早々に"アーケオス"をトラッシュに置いておくプレイをすることがあったりするのだが、それを"カリン+パラライズボルト"でメタってマウントを取っていくリストだったと思う。
他にも、筆者はXYシリーズの頃はポケモンカードをプレイしていなかったので当時の環境に詳しくないが、"よるのこうしん"に対して"カリン+ちからのハチマキ+ブルブルパンチ"を通すプレイもかなり強そうである。
グッズロック要員としては、やはり"スボミー"が有力。エネルギー無しでグッズロック可能な点が、自陣のメインアタッカーにエネルギーを貼っておく余裕を生むため、優先度が高そう。他には居るだけでグッズロックが可能な"ラフレシア(イライラかふん)"も挙がるだろう。奇しくも環境上位デッキである"ホルビーエヴォ"のメイン要素として採用される生き物なため、カリンをデッキに採用するだけで"レジドラゴVSTAR"に対してメタ要素を1つ追加することができて強力かもしれない。
とはいえ"カリン"もグッズロック要員も、どのデッキにも簡単に採用できるかというと、そういうわけでも無く、自身の使用するデッキ内でのバランスと相談という感じになりそうか。"レジドラゴVSTAR"をただメタりたいだけなのであれば、"キリンリキ(ロストおくり)"でもしっかり仕事をしてくれる。
また、"カリン+グッズロック"を嫌うデッキ側が取れる選択肢として"ザクロ"や"バーネット博士"が存在する。考察の余地はありそうだ。
ダストダス(ダストオキシン)+受けの(?)特性
以前挙げた、"ダストオキシン+ファッションモール"にやや近い部分もある組み合わせだが、相手に"見えている2段階の妨害"を押し付ける組み合わせ。
"ダストオキシン"を解除しようと相手が"フィールドブロアー"などを使ってポケモンのどうぐを盤面から排除してきた場合に、消えていた自陣の特性が復活し、それが新たな妨害を生む。
記憶に新しいのは"テツノイバラex(イニシャライズ)"との組み合わせ。"ダストダス"に付いているポケモンのどうぐを排除すると"イニシャライズ"がアクティブになり、"ルールを持つポケモン(「未来」のポケモンを除く)"の特性は引き続きロックされる、というもの。
CL2024愛知オープンリーグにて彗星のごとく現れた新しいアーキタイプで、今でもスタジアムを廉価版にしたリストを愛用しているプレイヤーを多く見かける。
バトル場に置いておくポケモンとしては"ソーナンス(がまんのかべ)"でも似たようなことができる。
この組み合わせは、"イルカマンex+ダストダス(ダストオキシン)"のデッキなどでたまに発生するプレイだったりする。
これらの組み合わせの強力な点は、相手がロックを乗り越えるためには、ほぼ確定で2枚以上のカードを要求される点である。ポケモンのどうぐを剥がすためのカードと、バトル場のポケモンを退かすもしくは特性を消すカードである。これらの2種のカードを、特性ロックの効いている状態で手札に加えないといけないため、相手が押し付けられているハードルはかなり高いと思われる。
他にも、"ダストオキシン"の働いている状態で、自陣に"ベンチバリア"の特性を持つポケモンを置いておくと、"エレキレイン"でワンショットを狙うデッキなどに対してもかなり圧をかけることができる。"エネエネボンバー"を使うために"ダストオキシン"を解除すると、"ベンチバリア"が働きだして"エレキレイン"でのワンショットが通らなくなる。(もちろん"マルマインGX"に"隠密フード"を持たせることで対策できたりできなかったりはするが)
この"2段階の妨害"を敷く組み合わせ自体はまだまだいろいろ考察ができそうなので、ぜひ強い組み合わせを探してみてほしい。
終わりに
(常体終わり)
今回は一旦ここまでです。大見出しで日付を付けていくことで、いつ更新したかわかるようにしていこうかなと思っています。
それでは。