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脳内メモ19「ブラフマーとヴィシュヌ」
この物語は
「虚構」フィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、
実在のものとは関係がありません。
バーガヴァタ・プラーナ(英語版)(ヴィシュヌ派のプラーナ)にはブラフマー神は原初の海から生まれたという言及が複数見られる。
このプラーナによれば、ブラフマーは時間と宇宙が生まれた瞬間にハリ(ヴィシュヌのこと)の臍から生える蓮の中に出現する。
この時ブラフマーは寝ぼけており、宇宙をひとつにまとめるだけの力を発揮できる状態ではなかった。混乱の中で彼は修行者となって瞑想にはいる。
すると自分の心の中にいるハリ(ヴィシュヌ)の存在に気が付き、宇宙の始まりと終わりを見る。
するとブラフマーは世界を創造する力を取り戻す。ブラフマーはその後プラクリティとプルシャをつなぎ合わせて、めまいのするほど多くの生物と、複雑極まりない因果関係を作り上げた。
したがってバーガヴァタ・プラーナはマーヤー(真実を覆い隠す目に見える物)を作り出す能力をブラフマーに認めている。
ブラフマーは天地創造のため全てに善と悪を吹き込み、物質と魂を作り、始まりと終わりを作った。
ブラフマー ヴェーダ後
「寝ぼけて」ないで、なんかやってね。
「おーい!神とか神社とか嫌いなんだよ!!」
「神とかいないし!!神社とか詐欺だし!!! 」
ブラフマーがラジャスに対応する神であるというヴェーダ時代の議論はプラーナ文献や、タントラの中でも展開されている。
これらの文献では
サラスヴァティー(ブラフマーの配偶神)がサットヴァ(純質。調和や善、平和的な性質)であるとされ、それによりブラフマーのラジャス(激質。良くも悪くもなく、動的な性質)が補完されると語られる。
これも現実に似ている。
ヒンドゥー教神話
ヒンドゥー教の神話にあってもっとも著名な神々は、ブラフマー(梵天(ぼんてん))、ビシュヌ、シバの3神である。
三者は三位(さんみ)一体的に「トリムールティtrimūrti(三柱の神)」と呼び習わされ、宇宙の創造、維持、破壊をそれぞれにつかさどるものといわれる。
このうちブラフマーは名ばかりで、信者を集めたことがまれであったが、ビシュヌ、シバ両神は多数の教徒を集めてヒンドゥー教の二大宗派を形成し、数多くの神話が伝えられている。
ビシュヌ神はもと太陽神であったものが、祭式に関係づけられ、明朗にして正統的な色彩が濃厚であったのに対し、
シバ神は山奥にあって畜群の長としての元来の性格を反映してか、祭祀の敵であり、凶暴にして陰惨な影をとどめている。
大海の底で神妃(しんぴ)シュリー・ラクシュミー(吉祥天女(きっしょうてんにょ))を抱き、ヘビの王シェーシャを枕(まくら)に安らかに眠っているビシュヌは、
しかしいったん事変が起これば神々の請いをいれて悪魔を退治し、正義を守る。この神にはクリシュナ、ラーマなど10の化身伝説が伝えられ、
乱世には天から降り、人獣の形をとって地上に現れ、不義を討つ。また正しい秩序を回復して天に帰るといわれ、その点で救世主的な性格がある。
太字も何かに似ている。
刻々と変化していく日本の状況を俯瞰して。どこに降り立てば良いか?
— 土屋 洋一 Yoichi Tsuchiya (@jp_tutti) June 14, 2019
以下noteに続く
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