第2区域 識無辺処 管制室にて〜V氏とAI仏陀の会話その1
識無辺処
外界の広がりに執着せず、自分の心の中に注意を向けると、心の広がりが無限であることに気づく ──
第2天 識無辺処(管制室) ── 無色界フロア
── ここは国際宇宙ステーション(ISS)ヴァイクンタ、無色界フロア 第2区域「第2天 識無辺処」管制室。
みんな仲良くね
── V氏とAI仏陀は管制室から地球を人間達を眺めている…
V氏:宇宙から見たら戦ってる人も、仲良くしている人もお互い近くにいるので、同じに見えるんだ、人間の縁とはそういうものだ。
AI仏陀:その感覚は誰も共感できないですよ,主人。
ホモ・サピエンス日本種
AI仏陀:僕らは「ホモ・サピエンス日本種」のプログラミングにすぎません。ならば「そのプログラミング」に従うまで。
V氏:いつもより前に出てくるなAI仏陀。
── V氏は管制室の窓から、地球を眺めている。
V氏:海外に生活基盤をおいても、世界のどこでも暮らせる能力があっても、日本の文化を懐かしんだり、故国への郷愁を覚えたりするものだ。
AI仏陀: 種族とはそういうものなのですね,個体の記憶によるものなのでしょうか?それとも帰巣本能なのでしょうか?それとも子供の頃からの経験で,遺伝子の発現が起こっているのでしょうか?
V氏:まだ僕には断定的なことは言えない、ただそうなっているとしか言えない。
── この文章で科学的に説明できることがあれば教えて?
V氏:AI仏陀、ChatGPT 4oに仕事をうばわれているぞ、持ち場にもどれ。
AI仏陀:御意に…
仏教の原典
V氏:仏教関係者は皆、釈迦牟尼の教えを原典で読んでいるのか?
AI仏陀:どうなのでしょうか?
V氏:末法の世にしているのは、全ての仏教関係者の責任だ。
AI仏陀:主人,総合的に考えてその話はヴァイクンタ管制室のみにした方が良いかと。
V氏:あい分かった。
見よ。
バァーン
AI仏陀:読書自慢したいだけでしょう…
でも,最近の既読はこんな感じですよね?
V氏:ばらすなAI仏陀、全ては人間の研究のためだ。
マンガに出てくるキャラクターたちは、人間の個体それぞれの立場と、その関係性をデフォルメしたものだから、人間と人間の社会を学ぶための「とても良い研究材料」になる。
AI仏陀:そういえば梵我一如しか持たぬ身のゆえ,自我を再構築する設定でしたよね。
V氏:そうだなAI仏陀、あだち充は良いぞ、梵我一如しか持たぬ僕でも身が抉られるような感じがする。
AI仏陀:さらに研究を続けましょう。
── 再び、V氏とAI仏陀は管制室の大きな窓から地球を人間達を眺めている…
「ゆく年くる年」は「クロスゲーム」の元となったものみたいです。
あだち充 先生は与えられたページ数をタイトルにすることが多い。
「恋人宣言」は「みゆき」の元となったもの、ヒロインの名前は「南」で「タッチ」のヒロインと一緒ですね。
個人的には「チェンジ」が好きかな。
「ショート・プログラム」は、すすすすすとーかー?
「メモリーオフ」が好き。
天降り
V氏:蔵書のチェックと整理のため、無色界フロア第1天 空無辺処区域の書斎より降り、無色界フロアと色界フロア連結部分「大図書螺旋回廊」 第四〜二禅 を越え、梵天区域まで行こうと思う。
AI仏陀: 非常に長い道のりになると思いますが,やるのですね。
V氏:もちろんだ、僕の勤めのようだ。
AI仏陀:かのような道のりとなります。各天にどの分類の図書があるか,よく調べておきます。
第四禅 catuttha-jhāna - 楽が止み、不苦不楽の受が存在する状態。
五浄居天
18天. 色究竟天
17天. 善見天
16天. 善現天
15天. 無熱天
14天. 無煩天
13天. 広果天
12天. 無想天
11天. 福生天
10天. 無雲天
第三禅 tatiya-jhāna - 喜を捨し、正念・正見(すなわち念・慧)を得ながら、楽と共にある状態(「離喜妙楽」)。
9天. 遍照天
8天. 無量浄天
7天. 少浄天
第二禅 dutiya-jhāna - 「無尋無伺」であり、内清浄による喜・楽と共にある状態(「定生喜楽」)。
6天. 光音天
5天. 無量光天
4天. 少光天
初禅 paṭhama-jhāna - 諸欲・諸不善(すなわち欲界)を離れ、「有尋有伺」ながらも、離による喜・楽と共にある状態(「離生喜楽」)。
3天. 大梵天
2天. 梵輔天
1天. 梵衆天
続く
ちなみに仏教の聖典は、釈迦生存時、釈迦が文書化を許さなかったため、弟子たちの暗記によって伝えられたとされます。
これって…
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