9月1日放送後記 ぎょしゃ座流星群
今回も東京は雨で見れませんでした。僕は外での配信を早々に諦めて、Bプラン、自由ヶ丘の地下スタジオに引きこもってました。
『みかのはらサイエンス』の配信は自然相手なので、当然、僕らのスケジュールなんてお構いなしです。失敗した事実の中から何をくみ取るか、それがサイエンスの基本ですので、極論言えば見えても見えなくてもいいのです。大事なのは皆で準備して観察しましたね、ということ。失敗しても『みかのはらサイエンス』続けていきたいと思います。
今回の結果ですが、ライブ配信中22時ごろ恭仁宮跡のチームは流星を数個観察しました。あのタイミングでぎょしゃ座流星群を見ようとしていた集団はおそらく世界で我々だけなので、かなり貴重なデータだと思います。この流星は約2000年周期で地球にやってくるキース彗星が放出したダストが起源です。キース彗星がやってきたのは紀元前82年、ローマ帝国のシーザーやエジプト女王のクレオパトラが生きていた時代のものを目撃したわけです。観察できたのは正直意外でしたが、とにかく流れ星が見れてよかったですね!!
次回は9月12日早朝3時ごろから国際宇宙ステーションの中継を予定しています。国際宇宙ステーションのは1時間半で地球を1周していますが、2周続けて日本から観察できる珍しいタイミングです。
ライブ配信後のおまけピアノはこちらです。