夜明けの静寂だって鳴り潜め
成り立ちも何もかも溶かし
茶器が触れ合い
すっと空氣が乾いてゆく音色
微睡む甘い湯気 猫の欠伸
吸って吐いて純酸素を巡らす
イマだけは鼻呼吸を意識する
儚く淡い生姜の香りの所業
夢見心地に つゞく御喋りに
店内すっかり井戸ノ端
器を潜る小麦肌 大衆化した黒胡椒
正午のインドカレー店の一幕
夜明けの静寂だって鳴り潜め
成り立ちも何もかも溶かし
茶器が触れ合い
すっと空氣が乾いてゆく音色
微睡む甘い湯気 猫の欠伸
吸って吐いて純酸素を巡らす
イマだけは鼻呼吸を意識する
儚く淡い生姜の香りの所業
夢見心地に つゞく御喋りに
店内すっかり井戸ノ端
器を潜る小麦肌 大衆化した黒胡椒
正午のインドカレー店の一幕