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2024/09/04

※当記事は後々編集される可能性があります。また、筆者は音楽についてからっきしです。ご了承ください。


本編

はじめに

 生活のリズムが終わっている。YouTubeで音楽を聴くことができるのは、とても素晴らしいことだ。場所に関係なく通信さえできればお気に入りの曲を再生できる。しかも手のひらに収まるほどの機械で。これはCDをCDプレーヤーに入れて再生するのとは全く勝手が異なる行為であり、多くの利点を備えている。ただ、欠点も勿論ある。その一つが、辞め時を見失うことだ。一曲聞いたら、おすすめに聞いたことがある曲、良さげな曲が浮かんでくる。それが連鎖に連鎖を重ね、気づけば2時間、ということもある。それでも、私は音楽を聴くのをやめられない。それほどまでに、私を引き込む音楽がこの世に存在するからだ。というわけで、長大な前置きはさておき、今回はフロクロさんという方を紹介する。なお、フロクロさんの作品は是非とも一度目は自分で視聴することを推奨する。


一曲目

 イントロから、中毒性がすごい。ピューという音が、小気味よい。歌詞も、「サーチライトとかくれんぼ」とか、独自の世界観を醸し出して、曲の雰囲気をさらに高めている、気がする。ラストのサビ?が連続する所も、却って音や歌詞により注目することになるから、自分好みの一曲である。というか、私が音楽における「繰り返し」に弱い、というのもあるのかもしれない。まぁ、というわけで揺蕩うような雰囲気が癖になる、「ロスト・デリュージョン」でした。


二曲目

 MVのセンスが、そして音作りが、光るんだ。「すれ違う視線、重なる言葉。」という、サムネだけではよく分からないけど、意味が深そうなタイトルに釣られ、動画を再生する。まず聞こえるのは柔らかで芯のあるピアノ、そして飛行機が頭上を通る時のような、伸びた音、さらに重音テトの音声を記号化したような音、それらが混ざる。遠くから聞こえるドラムが近づいて、静かな盛り上がりを見せる。このようにしてこの曲は始まる。このイントロだけで、聞いた者は知らぬ間に画面に引き込まれていく。やがて聞こえてくるのは、高音と低音、右と左、白の文字と黒の枠線、といった心地よい対比の数々。イントロでも流れたピアノも参加し、青い炎が燃え上がる。そんな曲に、私は感じるのだ。

三曲目

 耳と脳が最高になる、(目も)押韻ばかりで構成された楽曲。「新次元の 禁じ手~(ダダッダダ↑)新次元の 禁じ手(ダダッダダ↑)~新次元の 禁じ手~(ダダッダダ↑)新次元の 禁じ手(ダダッダダ↓)」ただ韻を踏むだけでなく、この記事でも何度も出てくるけど同じ雰囲気に統一した言葉で形作っているのがとても良い!あとは歌唱のさせ方も。この曲は”星界”という、初音ミクや重音テトとはまた異なる音楽ソフトを用いて作られているのだけど、星界の寂れたような声と、言葉の間に間隔を開ける(「パンドラのは こ使いたいか?」のように)が組み合わさって、リズムすら彼女たちの支配域にあるような、感じさえしてくる。

おわりに

 以上、フロクロさんの紹介ということで三曲を挙げたが、この他にもクリエイティビティ溢れる作品をフロクロさんは作っているので、是非他の曲も見てほしい。あと、ここで挙げた3曲とも、似たような雰囲気だなと、個人的に思った(同じ人の作品だから当たり前ではあるが)。というわけで、ここらで締めようと思う。明日は、自作()したロゴとか、写真とかについて書こうかな。まぁ、もう"2355"の時間なんですけど。それでは。