向き合い方

宮本浩次57歳かぁ〜...


57!?!!?


え、57!?57ですか?
57?ってなんだっけ?
あと3年で還暦なの、?見えなさすぎない?逆年齢詐称?世の中にはこんなにも年相応に見えない人がいるもんだな。恐ろしい。


宮本浩次という男が57歳というのは紛れもない事実な訳だが、そのおかげで私は実生活で出会う57歳に変な期待を抱き、勝手にがっくししてしまうことがある。これは完全に自分のせい。


Twitterをぼーっとしながら見ていると、
「バスの中で泣いている赤ちゃんを宥める奥さんに60代ぐらいの人が怒っていた…」なんてポストを目にする。しかもかなりの数。本当に老害っているんだなぁと身に染みて感じてしまうので正直あまり目にはしたくない。
こういう系のポストの目的としては、日常的に感じた理不尽なことに対してのモヤをSNSを通じて誰かに共有することで昇華させようとしているのだろう。
ここで誤解してほしくないのは、決して60代の方やそれ以上お年を召されてる方(必死の丁寧語)がそんな人しか居ないと思っているわけではないということだ。

ただ、しょうもないことでグチグチ言う言うような人がいるのは本当でこれから生きていく先でそういう人に出会う可能性はきっと1度や2度じゃない。どう関わっていくべきなのだろうと考え出すとキリがない。


先程から年配の方を話の主軸としているが、私含める若者にも人間的なモラルが欠如しているような問題が多く発生しているのもまた事実である。
寿司ペロ事件を初めとするバイトテロ、ハロウィンやクリスマスでの非常識行動など、文字にするのが痛々しいほど思い浮かぶことがある。

承認欲求を満たしたいがあまりに人生を台無しにするのはあまりにももったいない、ましてや自分だけでなく家族にまで非難の声がいくかもしれないのに。(ここで少し面白いのは一緒に「そんなに悪いことではないじゃないか!」と庇う親がいること)


若い人は知識も経験もない、良し悪しの分別も付けられず目先の快楽に手を伸ばして迷惑をかける。年配は若かりし頃の経験が全てだと信じて疑わず、凝り固まった思想で今に順応しない考え方で迷惑をかける。

どっこいどっこいだな…




こういう社会的風刺に片足を突っ込むことを書いてるとガストロンジャーを聞きたくなる。
歌詞といい強気なメロディーラインといい、全力で宮本浩次が感じる日本や人々への不満全開の音楽を初めて聞いた時の衝撃と、自分の中にあった屁理屈が握りつぶされる気持ちよさを、私は今でも忘れることが出来ない。
何度もお前を連発し掴んだ胸ぐらを離さないような勢いだ。今この社会にこそ必要な曲だと思う。

今では私が嫌いな人と話さなきゃいけない時の戦闘用BGMだ。いつまでもぺこぺこして萎縮する負け試合なんてなんにもおもしろくない。化けの皮剥がしてやろう。そんな気持ちで私はいつも音楽とともに乗り切っている

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