忙しい日々に癒しを求めて~ヒヤシンスの水耕栽培をはじめるまで~
忙しい毎日、ふと植物やお花のある生活に憧れることはありませんか?
わたし自身もそうでした。
お花を育ててみたいと思い立ち、
挑戦してみるものの、
なかなか上手に育てられず、
「自分には植物を育てる才能がないのかな…」
と思う日々。
そんな失敗を繰り返すうちに、
お花がある生活から
少し遠ざかってしまいました。
それでも、日々の忙しさの中で、
お花が持つ癒しの力に惹かれる気持ちは
消えませんでした。
美しい花を見て
「きれいだな~」
と思えるひとときや、
香りに包まれて心がふっと軽くなる瞬間。
それが、わたしにとって
心のゆとりや安らぎを
もたらしてくれることに気づいたのです。
そんな中で見つけたのが
「ヒヤシンスの水耕栽培」 でした。
簡単で手間が少なく、
室内で楽しめるこの方法は、
わたしのように植物を育てるのが苦手な人にもぴったりでした。
ヒヤシンスとは?
ヒヤシンスは
キジカクシ科ヒヤシンス属の球根植物で、
水耕栽培の定番です。
星形の小さな花がいくつも集まり、
甘い香りを漂わせながら咲く姿は
とても愛らしく、
お部屋の空間を華やかにしてくれます。
さらに、
水耕栽培では花が咲くまでの成長過程を
間近で楽しむことができるのも魅力の一つです。
根っこが透明なガラス容器の中で広がる様子や、
芽が少しずつ伸びていく様子は、
毎日少しずつ変化する自然を感じさせてくれます。
ヒヤシンスの水耕栽培を始める準備
水耕栽培を始める前に、
ヒヤシンスの球根には
「寒さの疑似体験」が必要です。
これは、ヒヤシンスが春の訪れを感じて
開花する性質を利用したもので、
球根が冬を経験したと勘違いすることで、
室内でも花を咲かせることができるのです。
手順:
1. 球根を用意する
園芸店やホームセンター、ネットで購入することができます。
だいたい、11月ころにはいろんな球根がお店で販売されます。
2. 寒さを疑似体験させる
球根を新聞紙や封筒、紙袋に包み、冷蔵庫の中で約1か月間保存します。
この期間中、
湿気が多いと球根が腐る原因になるため、
冷蔵庫内の環境を清潔に保ちましょう。
3. 水耕栽培用の容器を準備する
ヒヤシンス専用の水耕栽培容器や、
小さなガラスの花瓶を用意します。
わたしは、専用の花瓶ではなく、
スタバのカップや100均で売っている物で
代用しています。
忙しい日々に、ヒヤシンスで癒しを
ヒヤシンスの水耕栽培は、
忙しい毎日の中でも手軽に始められる
植物の楽しみ方です。
冷蔵庫での準備から、
芽が出て成長していく過程、
そして花が咲いて甘い香りに包まれる瞬間まで、ゆっくりとした時間を感じることができます。
植物を育てるのが苦手でも、
手間が少ない水耕栽培なら挑戦しやすいですし、何よりもその成長過程自体が癒しになります。
花が咲いた時の喜びはもちろんですが、
日々の成長を見守る時間が
心にゆとりを生んでくれることでしょう。
次回は、冷蔵庫での保存が終わった後の手順や、
実際に成長していく過程について
お届けしますね。
皆さんも一緒に、
ヒヤシンスで癒しの空間を作ってみませんか?