中村医師のチームは今もアフガンで水路を建設中

昨夜WBSでもアフガンの国連職員がインタビューを受けていて、今日は朝日系のワイドショーでアフガンを紹介していた。中村医師のチームが今も285キロにわたる水路をアフガンに建設中である。タリバンとの関係も良好そうだという。

タリバンも今は大組織になり、地域ごとにずいぶん性質が違うそうだ。過激な一派、穏健派、さまざまという。

国連職員も、日々対話を試み続けている。立派。

中国が国の中部に大運河を作ろうとして、多くのNGOが反対していた。(金がかかりすぎる、環境破壊、など。運河、この春全面開通した。)だが中村氏らの水路を反対する人はいない。ゼネコンが群がる大工事でなく、一台のショベルカーだけでコツコツやっている。そういうものは、大事で、利権、汚職も生まれず、素朴だが、少しずつ伸び、65万人を救ったのだという。

いまアフガニスタンに入国するのは難しいだろうし、危険な場所なのは間違いないので、調べずに飛び込むようなことは慎むべきだ。ペシャワールの会だって、注意しながら仕事をしているはずだ。ここで言いたいのは、細くても強い矢が、遠くまで届く実例がある、ということだ。よく考えて、そういうものをまた生み出してほしい。

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