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空に境界はない 発電の新技術で世界全体を救え

空に境界を作れません。日本だけ脱炭素しても、途上国が火力発電だらけだったら状況は悪化の一途。今途上国ほとんどが、火力発電中心。

エネルギーというと、私は真夏の太陽を思い浮かべます。あの灼熱地獄を、エネルギー変換できたら。そのように、日常に、捨てられているエネルギーが山ほどある。それに注目したのがエネルギー収穫(ハーヴェスティング)という考え方です。

以前紹介した空飛ぶ自動車の記事中で、空気の複雑な流れをAIで読み込み、無駄なく浮力にする機械が実在し、稼働しているのを紹介したと思います。同じことが、複雑で実用が無理と言われ始めた波力発電に、使えるはず。

砂漠にソーラーパネルや集光式発電所の鏡を並べると、その下が日陰になります。そしてこの、日陰というもののエネルギー的な価値の高さを、我々はまだほとんど活用していません。日陰なら緑化もしやすいし、貯水もできる。これから、そういう工夫が効果を発揮し始めると思います。

原発の軽水炉ははるかに安全、と言われていて、しょうがないからそれで行くか、と判断した政治家がかなりいると思われます。ただ、100%安全はありえない。よくよく比較し、検討すべきです。昨日60年まで期限延長の案は閣議決定され、変わることはないでしょうが、新設にはいくつもハードルがあるでしょう。

また、上に貼り付けた記事中後半に出てくる、「二酸化炭素の吸収」という技術が、どの程度まで進化するか、というのも実は重要なポイントです。というのも、いまの状況では、どうみても、2030年までに気温上昇1,5度以下に抑えるということが、難しそうだからです。このポイントは、次の記事で検証しましょう。










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