自殺予備軍共へ告ぐ。求刑:今日を越えろ!
何かに失敗したとき、みなさんはどう感じますか。
・恥ずかしい想い
・悔しい想い
・いやでもこれには訳が・・・と言い訳して自分を守りたくなる想い
そういった、どちらかと言えば、
ネガティブな想い
に捕らわれることが多いと思います。自分もそうです。そもそも、
自分の人生は失敗だらけだな
と思うことがよくあります。期限に遅れてしまったり、寝坊して遅刻してしまったり、大事な発表であがってしまってうまくできなかったり、一生懸命真剣に立てた計画を守れなかったり、損するのがわかっててギャンブルに手を出したり、恋人に冷たくして傷つけてしまったり、大好きな人に振られてしまったり、父親が自殺してしまったり、、、
自分でどうにかなったこと、ならなかったかもしれないこと。数えきれないほどの様々な失敗の上に今の自分がいます。
「失敗はたくさんした方がいい、失敗こそが宝物だ!」
なんて言葉もあり、一面それは事実ではあるのですが、やはり普通はこう考える人が多いのではないでしょうか。
失敗して、傷つきたくない。
そんなさ中に、また昨日大きな失敗をしてしまい、あーダメな人間だな自分は、と落ち込みモードに入って、あれこれと頭の中がグルグルしていたときに私は気づいてしまいました。
これからも俺はたくさん失敗して傷ついて、生きている限りは一生こうなのだろう。
そんな感じでどんどん落ち込んでいた底で、意外にも沸々と湧き上がってくる想いが一つありました。
俺はこれからも生きる、失敗にまみれようが死ぬまで生き続ける。だったら、
もう失敗で傷つくのは辞めよう。
失敗に対して反省は大いにするけども、傷つくのは辞めよう。
むしろ失敗は笑い飛ばしてやる!
内心では反省し謙虚に改善に努めつつ、外面は失敗したばかりの人間がヘラヘラしてみっともないって思われるくらい、気にしないで笑って今日を越えて明日を迎えてやろう!
なぜだかわかりませんが、メラメラとこのような想いを抱き、寒空の下で身体まで火照ってきて、寒さなんてまるで感じない状態になりました。
これは、いわゆる「病は気から」というやつでしょうか?
そんな気持ちで迎えた今日、私は実に充実した気持ちで1日を過ごすことができました。
そうして、エレファントカシマシの「Flyer」という曲を思い出しました。男の熱い友情みたいな曲なので、私には会うべき友もいないのですが、もしかしたら、この曲は実は新たな決意で旅立つ自分が、置いてきた過去の自分自身との再会を期待して進むことをイメージした曲なのかもしれない、そんな新解釈が生まれました。
あのさぁ、逃げても、無様でも、何でもかまわねぇけどさぁ、
今日で終わらせる必要はなくないか?
今傷ついてたら、そりゃこれからも傷つくんだろうよ。もしかしたら、一生ずっと傷つくのかもしれないな。ただよ、お前
自ら傷つきにいってないか?
人生はSMじゃねーんだよ、イテーならそれやめろよ。ちげぇ、
辞めるのは人生じゃねぇ、傷つくことだよ!
まずは寝て起きて明日を迎えろよ。
求刑:今日を越えろ!
誰にでも明日は平等に待ってる。その明日は、いつだってゼロからだよ。