TOEIC900の壁を一か月で越える確実な方法
対象TOEIC800以上の英語力。その辺りの人が、
900以上を確実に越えられる方法
をお伝えします。
〈ポイント1〉どうやって確実に900を越える?
リスニングで満点を取る
TOEICでスコアが800を越えてくる人は、英語の下地は出来ているので、リスニングのトレーニングとコツをつかめば
リスニングで満点
は楽にとれます。そのトレーニングの波及効果でリーディングもある程度上がるので、一日2時間程度は真摯に取り組めば
TOEIC900越え
は確実です。
〈ポイント2〉どうやってリスニングは満点をとる?
TOEICのリスニングは正直いってかなり易しいです。実際の英語よりだいぶゆっくりなのですが、そう感じていない状態である人にとってとても効果がある方法が、
100%シャドーイング
です。細かい説明は『究極の英語学習法K/Hシステム』という本(私は現在のバージョンより二つ古いバージョンで試しています。内容はほぼ同じです。)
100%シャドーイングは、簡単に説明すると、
・一つの素材を使う
・音から入る
・内容も完璧に理解する
・シャドーイングを録音してモニタリングしながら改善していく
・最終的に連結や脱落なども含めて「完璧に模倣する」
このように、
「一つの英文素材と中長期にわたり(2週間以上)真剣に向き合う」
というシャドーイングをメインに添えた訓練です。
私はこれに真剣に取り組んで、その後、同じように2つ程度のTOEICのリスニングマテリアルをこの方法で訓練して以降、
リスニングで満点を取れないことは二度となくなりました。
それくらい、リスニングの方に効果がありました。スピーキングの効果は本書に書かれているほどはないです(笑)。
この本、この値段でこの分厚さで、
たった一つの英文素材
しか扱っていませんからね。驚きの低コスパでしょう?音源は英文素材の他に、このシステムの開発者の先生方が直接日本語で指導してくれるタイプの内容でした。日本語を「やまと言葉で自分に落とし込む」という方法も直読直解に役立ちましたね。
800越えてから、この方法に取り組んでTOEIC900を落とした人はいないので、私の知る限りは一番確実にover900を狙える方法ではないかと思います。
〈ポイント3〉より確実を求めるならば+テスト対策
過去問の3回解答法(確かハマーさんとかいうTOEICをいっぱい受けてる人が推奨していたような、、、すいませんもう10年近く前のことでうろ覚えです)という、
1回目:時間通り解く
2回目:時間無制限で解き直す(リスニングも何度も聞ける)
3回目:調べてもいいからわからなかったものもわかるまで解く
という形で解いて、その後は時間短縮のためそれでも不正解またはあいまい正解だった問題だけ解説を読み、正答の英文を音読して覚える。こちらも、
「過去問と真剣に向き合う」
という方法ですね。900を越えるには、素材と真剣に向き合う姿勢が大切なのだと思います。真剣に向き合うことで、
穴だったところが見えてくる
ということなのだと思います。
900越えてからは、990狙う派と、英検1級派と、TOEFL/IELTS派と、実践派に分かれていきますよね。仕事で資格が役に立つ場合以外は、
実践派がおススメです。
私はここで、英検1級とかTOEFLとかにこだわっていたのは、実用面では遠回りだったなぁと思っています。もちろん資格や特定のスコアを取ったこと得たものも大きいので、
等価交換
なんですけどね。TOEICは意識せずとも普通に英語の学習を続けていると、950を越えた辺りで止まり。ここからあとは990に向けた特別なトレーニングが必要となっていくように感じます。それに意味がある場合はてっぺん目指すのも
ロマンですね。
※たぶん今でも990取れないので私にはわかりません