忘備録(LoupeDeck)
1年近くLoupeDeckを使い続けてきたのでその使い方と忘備録。
Loupedeckって何?
すごく雑な書き方をすると、キーボードショートカットやURLを記録し、ボタン化するツール。
Loupedeckでどんな事ができるの?
大きく分けて以下の通り
キーボード入力のボタン化
これはそのままキーボード入力を記録化し、一つのボタンとして登録できる。
登録できる内容に制限はなく、またダイヤルに登録できるためダイヤルをひねるたびに入力を行えるため連続入力も用意。
URLのボタン化
URL入力をボタン化することで、ボタン一つでブラウザを開くことが可能。
毎日見るサイトを登録することでいちいちマウスでブラウザを開きブックーマークを探す手間が省ける。
複数のボタンを組み合わせたマクロ化
登録したボタンを組み合わせ、一つのボタンとするマクロを使用できる。
例えば、URLボタンを複数まとめることで1ボタンで見たいサイトすべて開く、といった事ができる。
また、入力の間に待機時間(ディレイ)を組み込むことでアプリ立ち上げ→画面表示→ユーザ名の入力、ログインといった一連の動作を一括で行うこともできる。
マクロキーボードとは違うの?
任意のショートカットキーを割り当てられるマクロキーボードとよく似ているが、大きく違う点は
長文を登録
前述の通りURLを入力できると書いたが、それ以外にも100文字を超える文章をボタンに登録することができる。定型文を登録しボタン一つで貼り付けると言った動作が可能。
複数ボタンを一つにまとめて登録できること
マクロ機能のことのため割愛。
液晶画面に任意の文字と画像を出せるため、視覚的にわかりやすいこと。
一般的なマクロキーボードは液晶表示などはなく、ボタンの配置を覚える必要がある。
当商品は液晶画面に表示されどんなボタン化が視覚化されるためなんのボタン化を迷うことがない。
開くアプリごとにボタンの一覧を切り替えられる。
例えばExcel,Wordといったソフトを開くとそのアプリに使用できるボタンを自動で変更してくれる。いちいちこのアプリの場合はこのボタン、あのアプリの場合は別のところにあるボタンなどアプリごとにボタンを分ける必要がない。
切り替えられるアプリは初期設定だと限られているがあとから追加できるもしくは自分で作成ができるためカスタマイズ性が高い
具体的にどう使ってるの?
デフォルトの機能以外で使っている機能は以下の通り
漫画サイトの一括呼び出し
ヤングエース、コミックウォーカー、アルファポリスなど毎日更新するサイトを一回一回開いて巡回するのは煩雑である。
画像のようにマクロ機能に複数のウェブページを登録することで1ボタンでサイトを開くため、巡回の時間が短縮できる。
ヘッドホン、スピーカーの切り替え
残念ながらLoupedeckにスピーカーの切り替え機能はない。
しかし、AudioSwitchというアプリでスピーカー、ヘッドフォンにショートカットキーを割り当てることで間接的に切り替えを行うことが可能。
仮想デスクトップの切り替え
デフォルトで前の仮想デスクトップ、次の仮想デスクトップといった動作が登録されているため、それらをダイヤル機能に登録。
ダイヤルをひねるたびに開いている仮想デスクトップを切り替えるように設定している。
ゲームの呼び出し
PCでAndroidゲームができるBluestack、またはSteamからインストールしたゲームはデスクトップにショートカットが表示される。
そのショートカットをボタン登録し、PC画面を見ずにボタンを押すことで簡単にゲームを起動できる。
Loupdeckを使うときの注意点
大変有用なツールではあるが、大前提として専用アプリのインストールが必要である。
Windows,Macともにアプリが用意されているが手動によるインストールが必要なため社用PCに使う場合には事前申請が必要なため注意が必要。
そういった手続きが出来ない場合は、マクロキーボードの方が良い。