871という衝撃をみよ。
人にはそれぞれ個性がある。
「社交的でおしゃべり上手」とか、「几帳面で正確」とか、「なにわの坂口健太郎」とか。
人には得意不得意というものがあって、得意なことというのは、自分にとっては自然で普通なことなんだけれど、他の人からすると「すごいなあ」と思われることだったりすると思う。
複数人のチームで活動する場合は、個々人の得意な部分を活かして、協力プレイで補い合いながら、高め合いながら取り組むのが効果的であり、またそれこそがチームで活動する醍醐味である。
僕個人の意見なんだけれど、FDYをチームで回していく上で、こんな感じで役割分担できたら楽しいなあと思っている役割が7つある。
カリスマ
スポークスマン
コネクター
サポーター
ファウンダー
アイドル
グロースハッカー
以上の7つだ。
その他にもいくつか僕の中で定義できる役割はあるのだけれど、初期の段階でビジネスを回す上で必要な、重要な役割は上記のものかなと。
これは別に、じゃあ7人が初期メンバーだ!ってことでもなく、サポーターでありコネクターの人や、アイドルでカリスマ、というように、複数の個性がある場合ももちろんあるだろう。
というよりも、一つの個性に突き抜けている人のほうが稀だと思うので、基本は「70カリスマの30スポークスマン」みたいに、グラデーションがあるものだと思っている。
そしてそれは所属しているコミュニティによっても、演じている役割が違うと思うので、このグループではアイドルだけど、このグループではサポーター、という場合もあるだろう。
それぞれの役割についての詳細全部は、またの機会に説明するとして、今回は特定の個人を例に、いくつかの役割を説明してみたいと思う。
僕の友人に、外交的100%のやつがいる。
産声をあげたときから、外交的。彼のこの世に生を受けてからの最初のひとことは
「おつかれー、え、その服どこで買ったの?かわいいーおれも似た感じのジャケット裏原で買ったんだけどさ、、」
だったと言われている。
それぐらい外交的。自他ともに認める外交的100%。
この世の人間は2種類に分けられる。
「人見知り」か、そうでないかだ。
僕個人としては、この世の人間はみんなある程度人見知りであり、人見知り度のグラデーションで表せるものだと考えて生きてきたのだが、どうやらそうではないらしいということに最近気がついた。
というか、その友人に会ってから、初めてマジマジと直面させられたのである。
この世には、どうやら人見知りではない人間が居るらしい、、、
僕が思うに、彼は上記の7つの役割の中でいうと、コネクターだ。
「コネクター」とは、文字どおり「繋げる」の意味であり、人と人とを繋げることを大の得意とするタイプの人間である。
人と仲良くなるのがうまくて、人としゃべるのが大好き。
話を聞くこともうまいし、しゃべるのもうまい。
批判をせず、盛り上げ上手で、みんなから愛され、みんなから慕われ、そして誰よりもみんなのことを考え、みんなのことを愛せる人間である。
羨ましい。簡単に言うと羨ましい。なりたい。そうありたい。かっこいい。すげえ。
もちろん、本人は努力をし、工夫をし、時間を使い、お金を使い、誰よりも動いている。
それはどんなジャンルでも同じであるが、誰よりも行動しているからこそ、みんなから認められ、愛され、頼られているのである。
その根本には、「人のことが好き」という思いが流れている。
かっこいい、すごい、好き。
その子は人に会うためなら、どこにでも現れる。
いやー来てほしいけど、さすがに来れないでしょ、っていう状況にも現れる。
颯爽と現れる。
飲み会などにも颯爽と現れ、大変だったでしょー?なんて言われても、本人はどこ吹く風、いつだって楽しそうにおしゃべりし、誰よりも場を盛り上げ、誰よりもみんなと仲良くなって、颯爽と終電を逃し、颯爽とタクシーで帰っていく。
かっこいい。かっこいいの2文字である。
その子にコネクターとしての戦略や、投資感覚、先読みが、どれぐらいあるのかはわからない。
でもこちらとしては、そんなの関係ないのだ。
だって、その子がいれば、遊びは何倍も楽しくなるのだから。
そんな人のところには、勝手に人が集まってくる。
飲みの場では誰よりもおちゃらけ、場を盛り上げながらも、要所をキチンと収め、締めるところは締める。
だからこそみんなが頼りにするし、あいつが言うなら、あいつが行くなら、あいつがやるなら応援しようってなるのである。
なんていうんだろう、もう理想的じゃないですか?
ちょっと褒めすぎたかなあ。
コネクターは、チームに必須の役割だと思う。
チーム内コミュニケーションを円滑にしつつ、外部との繫がりを作ってくれて、外に外に和を広げていくことができる。
その子とは一緒にFDYをやっているのだけれど、あいつがいたからFDYはここまで来れたし、いま僕が頑張れているのも、その子のおかげである。
僕は当初、その子は「カリスマ」の側面も強いんじゃないかなあと思っていた。
だが本人曰く、自分はナンバー2が好みだというのである。
そして、普段の動き方だったり、その子の周りとの付き合い方や、サポートのうまさを見ていると、納得!という感じでもあるのである。
多才なやつはええなあ。
ちなみに「カリスマ」とは、いろんな定義があるが、僕の中では「夢を語る人」である。
常に先頭を走り、人を惹きつける存在だ。
FDYでいうと、その子がその役割を取らないということで、仮ではあるが現在は僕がその役割を担っていこうと思っている。
反論は認めない。
僕には伸びしろがある。
伸びしろしかない、なんなら。
でもきっと、大丈夫だ。
チームには優秀なコネクターがいるのだから。
僕のカリスマへの道はこれから歩を進めていくとして、いまはその子の強力なアビリティを活かして行けばいいと思っている。
活かすも殺すも、チーム次第だ。
FDYはチーム全体で伸びていく。
その中で、突出した能力があれば、それを武器に道を切り開いていけばいい。
それがその子のコネクターとしての能力だ。
その子はまだまだこんなもんじゃない。
世界に羽ばたく人間だと、僕は確信していますよ。
そんな子に、担ぎたいな、と思ってもらえるように、僕は僕でカリスマへの道を突き進もうと思う。
カリスマってなんですか。
とりあえず僕はアメリカにいく。