2024春、雑感
3月から4月にかけて(私としては)忙しく過ごしてきて、NOTEを書くことも忘れていた。 約2か月分を、思い出しながら書いてみたい。
山形のオリエンタルカーペット訪問から松本への写真展訪問旅行、それにまつわるTuffting Activityなど、気が付いたらそのまま桜狂騒曲に突入していた。今年も一斉に咲く桜たちに翻弄されている。
山形緞通 春の工房祭り 訪問旅行
秋の「山形のものづくり」の案内はがきが、家の中で迷子になったようで開いて見たときにはもう日にちが過ぎていた事も有って、春の案内はがきが届いたときはうれしかった。早速寄り道する撮影地を探してみたものの、撮りたい鳥海山の近くはまだまだ雪の中だろうと、今回も(いつものとおり)行き当たりばったりの行程になった。
前日の朝出発で、棚田の場所を2か所ロケハンして道の駅おおえに車中泊。
ここは温泉施設が併設されており、温泉敷地内にお蕎麦屋さんがある。
真麻うどん(まおうどん)というこちらの特産品をいただきましたが、正直あまり特徴的ではなく、いまはすでに記憶が曖昧になっています(ごめんね)。
春一番工房祭りは、私にとってはその製品や製作過程など貴重な勉強の場なのですが、同時に通常製品を格安で購入できる機会でもあります。多くのニットや革製品などの工房で年に一二度そうした催し、いわば産直のような場でもあります。とは言っても、多くの製品が2桁万円から3桁万円ですのでおいそれと購入できません。同封のパンフレットを子細に調べて、これならばと入手可能な金額(1桁万円)の商品を見つけて頭に入れておきました。
当日は9時開始なので、それに間に合うように行ったつもりが、少し早く到着したのですが、車の誘導など社員の方が丁寧に応対してくださいました。
車のナンバーを見て、「遠くからありがとうございます」とわざわざ声をかけていただきちょっと恐縮でした。
整理券をいただいたのですが、開始時間になる頃にはすでに大勢の人が順番待ちしています。後で聞いたらキッチンマット(2000円)と言う目玉商品があった為とか、確かにパンフレットにも50枚限定と書いてありました。
これはお買い得です。ホームセンターの味気ないマットよりも格安でした。
私は、特別限定品のマット小サイズを心づもりしていましたのでそちらの方に進んでいきましたが、すぐ後から来た人が一人で数枚を選んで買い込んで行くのを見て、(2-3枚ではなく少なくとも5-6枚は買い込んでいました。)
ビックリすると同時に、なるほど個人で小さなお店をやっているなら、仕入れと考えればそれもありだなと妙に納得できました。
で、心づもりのマットもあったのですが、会場にあったビンテージオークションにほぼ心づもりとおなじ開始価格のタペストリーがありました。
中古と言えば中古なのですが、クリーニング/再生済みなのはもちろんですが、既製品に無い図柄(1点もの)にひかれて開始価格+アルファで入札しました。 その後、Tuffting体験や緞通羊毛糸詰め放題など楽しんだ後、会場内にいらした渡辺社長さんをつかまえてお話させていただきました。
すでにTuffting Movementをご存じで、ご自分でも調査をされているご様子。山形をTufftingの聖地にしましょうと提案??怪気炎を上げてきました。
後日談
オークションが終了して、タペストリーを私が落札できたと連絡があり、たまたま商用で青森に行くので帰りに納品させてほしいとのこと。
おかげで送料の心配なしで入手できました。 >> 田中さん、感謝です。
自分の作品をこの品質まで持って行く、高い高い目標が出来ました。
松本の写真展訪問旅行
東京在住、松本が故郷の写友が富士フィルム六本木で写真展を開催すると言う。上高地の、それも夜に撮影した写真だけに絞って展示をする写真展。
最近は、仕事から離れて、車で気ままに行動する習性が習い性になっていて、少し気取った格好もして見たくない訳では無いのだが、同時に少し億劫でもあり、電車に乗って出かける事にためらいがあった。
六本木の後、松本市美術館でも写真展をやると聞いたので、じゃあそちらに行くと返事をした。
秋田、山形、新潟、長野と、うろうろして松本にたどり着いたのだが、自分の撮影の方は、やはり行き当たりばったりで何とかなるはずもなく、ここに貼るのも憚られます。
今年の作品作り
松本行きを決めたのと同じ頃、気に入ったイラストに出会いました。
利用規約を見るとこの方のイラストをベースにしてマットを作っても大丈夫と読めました。シマエナガを4枚ダウンロードして40cm四方のマット4枚を試作してみます。
しかも同時期にダイソーの150g/200円のアクリル糸を見つけたので、これは是非試してみなくちゃ。
1m四方の基布に40cm x 4枚を作ってみました。
佐藤さんに進呈したところ、好評??らしいので、もう何枚か作ってみようと思います。 この写真の1枚は、原稿を反転させるのを忘れたので裏焼き状態です。途中で気が付き、残り3枚は逆側から打ち込みました。
で、、新たに4枚製作予定です。 秋までに作りためてウクライナ支援に寄付しようと考えています。
上は今年の作品テーマ「流氷」タペストリー かなり面倒な絵柄なのと、糸の準備(色があるか色が合うかなど)時間をかけてじっくりとやってみたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
と言う文面を良く目にしますが、さすがに今回の自分の文章に最後までお付き合いくださった奇特なあなた様には感謝しかありません。
流氷タペストリーが完成しましたら、完成写真と共に記事を書きますので、
これに懲りずにまたお付き合いいただければ幸いです。
ありがとうございました。