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Freedom is expensive - 自由は高い -
アメリカは車社会だから、車は必要不可欠だ。
これは僕が留学する前によく聞かされていたことでした。
そしてアメリカに行き、それが真実だと気付かされました。
公共の交通機関もあまり設備されてないあの広大な大地を自由に動き回るには、車は必需品でした。
実際、通学にはローカルの電車がホームステイ先から走っていましたので、100%必要かと言われるとそうではありませんでした。ですが、買い物をするとき、友達と遊ぶ時、ジムに行くとき、車は必要でした。
留学費は全て親に頼っていました。どうにか車を手にしたかった僕は、親を説得できる方法をたくさん考えました。電車は1時間に2本しかない、アメリカの食料品はひとつひとつ大きいから歩きでは持って帰れない、アメリカは夜道一人で歩くのが危険だから。ですが、親はなかなか承諾をしてくれませんでした。
そして渡米から一年がたち、ようやく車を購入することを許してもらえました。予算は20万円でした。買えたのは2002年のトヨタ車でした。ですが、アメリカでは、留学生は大学外でのアルバイトでお金を稼ぐことは許されておらず、大学費、生活費、お小遣い等、全てをすでに払ってもらっている親からの”さらに”20万円は超大金でした。そしてうちは決して裕福な家庭でもありませんでした。
そして車を購入した時、父親が放った一言は今でも常々考えさせられるものでした。
「自由はただちゃうで」
車を手にするっていうのは、行動の自由を手にする。
それからのこと、この言葉がどこでも頭によぎるようになりました。
iPodは好きな音楽を聞く自由。
Netflixは好きな映画を見る自由。
携帯は人と簡単につながる自由。
そしてほとんどの自由には価値があり、そして決して安くない。
当たり前のことなんだけど、自由を得るにはその対価の努力が必要なんだなって。。。
僕は今行ったことのない国で1年間働き、住む自由が欲しい。それを手にするにはまず、何十万、何百万の資金とその国の言語を習得しなければいけません。
。。。やっぱり自由って簡単に手に入らないもんだな〜。。。
うん、頑張ろ