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【202X年】店舗業が目指すべき「◯◯ストア」とは?

お疲れ様です!
ひとまず1つの融資が通り、安堵している仁藤です。
(6月頭には振り込まれるそう)

3月の売り上げは全く落ちてなかったので、
(むしろめちゃくちゃ好調だったのにー!泣)
申請するのがかなり遅くなってしまったのですが、
思ってる以上に早く通って良かったです!

他にも3つほど申し込でいるので、
上手く行くことを願っています。

一方で、融資がなかなか通らない方もいるそうなんですが、
今回早く融資が通った事で、その原因が何となく分かりました。

また、今回のコロナ融資で得た資金をどう使うか?も
今後の事業の行く末を大きく左右します。

・コロナ融資が思うように進まない(通らない)原因
・コロナ融資で得た資金の正しい使い道

この辺りについては、かなり生々しい話になるので、笑
ボクが運営するfacebookグループ『店舗経営座談会』
の中だけでお伝えしようと思います。

興味がある方は→「店舗経営座談会facebookグループを覗いてみてください。
※承認制なので、まず→仁藤にfacebookメッセージください
(完全無料です。一切売り込みもしません。)

UNIQLOが旗揚げした『ディスティネーションストア』とは?

では本題です。

ユニクロが何かの記事で、

「ディスティネーションストア化を目指す」

と言っていました。

ディスティネーションは「目的地」
なんて意味がありますが、

簡単に言えば、

「その店だけを目的に来店する店」
=「選ばれる店」

みたいな意味を持っているようです。

で、その一発目となる店が
ユニクロパーク横浜ベイサイドマリーナ店
です。

滑り台やボルダリングウォール、
トランポリンやジャングルジムなどがあり、
『公園型店舗』になっています。

要は、『体験型店舗』ですね。

ドイツのアウトドア用品店『グローブトラッター』も
体験型店舗の先駆者として有名です。

こういった方向性は、時代の流れ的に当たり前で

・モノ→コト
・モノ→ヒト

を求めている人が多くなっているから。

今さら説明することでもないので端折りますが、
どの市場も飽和し「モノ(品質)の差が無くなった」
ことで起きた現象です。

「楽しい体験をしたい」
「気の合う仲間を作りたい」

ボクら店舗業に携わる人間は、
将来的にこういった方向性も
視野に入れておくべきでしょう。

例えば、自転車屋なら、
一緒にカスタマイズできるワークショップがあったり
自転車を試乗できるアスレチックコースが併設されているのも
面白いかもしれません。

ピザ屋なら、ピザ生地から作る体験ができたり、
専用の窯で、セルフで作れる店があったり、
ピザを食べながらミニシアターを観れる上映会があっても
面白いかもしれません。

うちの床屋なら、
ストリートカルチャーがコンセプトにあるので、
ストリートに纏わる体験ができる施設の併設
なんかも考えていたりします。

ぜひ、あなたの店に当てはめて考えてみてくださいね!

ディスティネーションストアになるには→『ブランディング』

とはいえ、こういった事をやろうとすると
少なからず規模が大きくなってしまうわけで
いきなりこんな店は作れません。

なので、その前段階でやっておくべきことがあります。

それが

『ブランディング』

です。

分かりやすく言い換えれば、

「価値を高める=希少性を高める」

こと。

そして、

「〇〇と言えば、あなたの店」

と、多くの人間のマインドシェアを奪うことです。

例えば、うちの店だったら

「ストリートスタイルBARBERと言えば、CHILL CHAIR」

と、多くの方に認知されたい。

そうブランディングすることで、
ファンやフォロワーを増やすことができ、
思い描くディスティネーションストアを目指せます。

ただし、その時に注意が必要です。

ブランディングしていく上で、

「ブレない」

ということは重要なんですが、

「自分らしくやればいい」
「好きなことをやればいい」

というのは、”半分正解で、半分間違い”です。

それはなぜか?

例えば、理美容室なんかで良くありますが、

「デザインカラーが好き」だからと言って
ただデザインカラーを練習し、
他者と同じように発信してるだけじゃダメ。

「好きなスタイルは大人カジュアル」だからと言って
ただ大人カジュアルスタイルを練習し、
他者と同じように発信してるだけじゃダメ。

そんな人は、他にたくさんいるからです。

先駆者がたくさんいます。

そんな飽和市場では、なかなか勝てません。

ですから、まずは

「飽和市場の”歪み”を見つける」
=「勝てるポジションを見つける」

必要があります。

デザインカラーのここが意外とできてない人多いよな、とか。
意外とこういうデザインカラーできる人いないよな、とか。
ここが求められてるのに、あまり知られてないよな、とか。

こんな商材と商材を組み合わせてる人、他にいないよな、とか。
意外とこんなこと発信してる人少ないよな、とか。
発信してる人は多いけど、戦略的にできてる人いないよな、とか。

そういった様々な要素をつぶさに見ていって
「飽和市場の”歪み”」=「勝てるポジション」
を見つけてください。

3年振りに当店のYouTubeに力を入れてますが、
YouTube市場1つ見ても、”歪み”を見つけないまま
ただ動画をアップしてるだけの人が多い印象です。

だけど、もしかしたらそのやり方が、
”あなたらしくない”ことかもしれませんし、
あまり”好きなことでない”ことかもしれません。

例えば、整体師でいえば、
どんな部位でも治せる自信があったとしても
「小顔矯正」を押して宣伝したほうが
認知されやすいかもしれません。

紹介や口コミで認知を広げたいかもしれませんが、
YouTubeやInstagramを活用して
あなたのスキルや知識を発信することが
今の時代に必要かもしれません。

飽和市場に埋もれていたら、
あなたの本当の声は届きません。

自分のやりたいようにやれるのは、
(無双状態になれるのは)
完全にブランディングができた時です。

ですので、初期段階は”自分らしさ”や”好きなこと”よりも

「近い将来どうなっていたいか?」
「どんな人生送りたいか?」

を重視すべきだと思っています。

そんな風に抽象度を上げて考えれば、
そのやり方を必要と感じ、取り組めるはずです。

ボクも面倒なので情報発信とかしたくないですが、笑
共生・共創できる仲間が欲しいからしてるわけです。

当店も欲を言えば、広告なんか出さずに集客できるのが一番ですが、
現段階ではまだまだその域に達していないので
あの手この手を使って広告を出してるわけです。

ですので、まずは、

「飽和市場の”歪み”」=「勝てるポジション」

を見つけ、

あなたの将来や人生にとって必要なことを
今はコツコツと取り込んで行きましょう。

お互い頑張りましょうね!

CHILL CHAIR 仁藤洋平

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