NoMapsが終わったことだし北海道のNPOに対して提言しよう
NoMapsお疲れさまでした。(NoMaps知らない方はこちら。最先端のものを紹介しあう札幌のイベントです。SXSWをモチーフにしてるみたいです。)
いくつか参加してきましたが、非常にエキサイティングな内容でした。
一番良かったのはブロックチェーンの技術を使い、世界中の人に保険証代わりになるアイデンティティの発行をしようというプロジェクトがあることを知れたことです。これやばい。https://forbesjapan.com/articles/detail/29254
NoMapsでは知らない知見がたくさんあるので学びが深く、それでもやっぱり自分が考えてることは間違ってないなと実感できたのが嬉しかったです。
早速ですが本題です。
私は北海道のソーシャルセクターを本気で変えたいと思っているので私なりの提言をしていきます。そして結果を出して来年NoMapsに登壇したい。
例によって長いので最初に答えを入れておきます。
北海道のNPOなどのソーシャルセクターを発展させる具体的な方法を提言します。
『ソーシャルセクター界隈とか社会貢献的なの興味ある人達の自律分散型コミュニティ形成して経済回そうや』
という話です。
もう少し具体的に言うと大きく2点
【現在足りない仕組み(プロボノ×ブロックチェーン)を作る】
①関心ある層がパートタイムで社会問題に関われる仕組みの構築
=プロボノ団体を設立。メディアとしても機能させ、受益者も支援者も情報を手に入れやすい状況を作る。最終的にはCtoCみたいなの形を目指して社会をもっと身近なものにしたい。
②ITの活用等による個々のNPOの業務効率を推進
=Salesforce,Gsuite,サイボウズ,syncable,freee,etc,,,などクラウド系のシステムを使い事務作業の効率化となるべくお金をかけない運用を構築
→これはプロボノ団体の主軸として行う。人が足りないのでNPOそれぞれの生産性を上げ、注力したい事業に集中できる環境を作る必要がある。結構格安だったり無料だったりします。
③プロボノ団体中心としたソーシャルコミュニティを作り、独自のトークンを使って経済圏を作る。
=ブロックチェーン技術を用い、法定通貨とはなるべく接点を持たせないような形で個人の社会貢献活動に明確なメリットを与える。社会貢献したいとか、自分のスキルを提供したい層って結構いると見込んでいて札幌では1000人くらいになるんじゃないかな。
【ソーシャルセクター側の努力や考え方を変える】
①リソースのシェアをどんどん行いオープンなコミュニティの形成
=人的リソース(プロボノ、ボランティアも含む)のシェアを行い、ボランティアの意識を持っている層同士の交流を広げる。
→分散型コミュニティの創出を目指すため、中央集権的な思想を捨てましょう。スキルが多様でな人々に対して社会問題への接点の場所をたくさん作る。特定のスキルではなく、単純な労働力が必要な場合も多々あるため。
②社会におけるNPOの重要性をNPO関係者自身が自覚すること
→もっと仲良くなろうよみんな。まじで。そして一緒にマーケット作ったり、行政や世論動かさないときびいよ。割を食うのは誰さ?受益者じゃないの。プライドの矛先を考えよう。
前者は私が進めようと思っていることなので興味のある人は是非協力してください。社会貢献や善の可視化ができたらまじ面白いと思っていて、そういうところまで考えて事業を進めていけたらな思っています。プロボノ団体の理念はボランティアの価値を上げることです。
後者に関しては時間がかかるor無理だと思うので、関心ある層でコミュニティを作ってその勢力を大きくして巻き込んでいくしかないと思っています。そのとっかかりとしてもプロボノ団体って大事になってくると思うですよね。ちょっと言葉きつかったらごめんなさい。
なぜこう考えたかというと、この業界で仕事してたこともあり北海道に限らずソーシャルセクターは基本リソース不足なのでプロボノ団体をうまく回してスキルのシェアしたらある程度は色々解決できるなと思ったからです。それだけでは飽き足らず、個人的な思想で恐縮ですが中央集権的なものに対して抵抗を示していきたいと思っていて、ソーシャル界隈はブロックチェーンの技術を使ったトークンエコノミーの考え方に相性がいいなと思ったこともあり社会実装したら新しいんじゃないかと考えました。非中央集権的な考えかっこいい。
他にも社会への関わり方、特に社会人の可処分時間の使い方を新しくデザインしてあげる必要があるんじゃないか?とかとも思っています。
私がこれをやる理由は色々ありますが、一番の理由は誰もやらねぇからです。これやったらいいんじゃないかと思ったらみんなやったらいいのに。
ということでとりあえず声上げてみました。
もちろん課題がたくさんあるのは承知です。
でも「こんなん無理すぎワロタwwwうんち!w」ぐらいの話のほうがつっこみどころもあって話が膨らんでコミュニケーション生むからいいじゃない。なんというか大言壮語を吐いていたいんですね。これが若さというやつですかね。
ちなみに北海道独自の社会課題というのはあまりないと思っていて、(地域性による差異はあまりないんじゃないかな。冬季の課題と性産業関連は札幌独自かなとは思いますが。)全国の人口15万程度の地方中核都市でも再現性のあるモデルを作りたいと思っています。
今後はそれを実現するための発信と実際の課題解決をミクロマクロの両輪で行いたいと思っています。なんてったって春から公共政策大学院生ですから!
ということで以下具体的な話等々書いていきます。
これは「ぼくのかんがえたさいきょうのソーシャルセクター」なのでつっこみや意見等ありましたら教えて下さい。弁証法的に進めて、軌道修正しながらいきましょう。どうせ失うものなんかないし。
東京のおしゃれなモデルパクったり、北海道にすげー人連れてきてもしょうもないじゃない。
自分たちで新しい未来作っていこうや。
※ここまで読んでくれたら大体大丈夫です。ありがとうございました。
あと原稿用紙20枚分くらいあります。
自己紹介
初めまして、現在札幌の北大前で就活カフェなるものを運営して、傍らITのお仕事をしているぎゃわと申します。1990年生まれなのでギリ平成です。
経歴としては学生時代に札幌にある教育系のNPOの立ち上げ時期に関わっていたこともあり、その縁で教育NPOには約7年間くらい様々な形で関わっていました。就職して関東にいた時は休みを使って東京のNPOさんに話を聞きに行ったりミーティングに参加させてもらったりと意識高い系を地で行ってる系です。
2020年春から北大の公共政策大学院に行くのでそこでもNPOっぽいことも学んでいきたいと思っています。
このnoteをきっかけに北海道のソーシャルセクターが1段階でも2段階でも何かしら向上してくれればいいなと思っています。
社会課題ってなんだ?
そもそも社会課題とは何か。個人的には公平公正な世の中で基本的人権が保障されていると社会課題はないと思っているので、そうでない場合に社会課題が見え隠れするんじゃないかなと思っています。後は、日本国全体を考えたときに人口減少による労働生産人口が減り、国体の維持が難しくなったり、社会保障費が圧迫されて大変だとかそういうものも社会課題になると思います。産業系や環境系もそうですね。フードロスやエネルギー問題、水や自然なども守っていかなければなりません。これは世界の問題に関わってきます。
うまく分類してくれてる国連さんなんかはSDGsとかいってます。持続可能な世の中作りましょうという2030年に向けての世界共通の課題17項目をあげてます。
※これがSDGs。見たことありませんか?良くも悪くもSDGs。
とは言っても社会問題ってふわっとしててよくわからないし、どこから手を付けていいかわからないし定義をちゃんとしろ定義を。
となるのもわかりますが、基本的に個人が社会問題だと問題視したら社会問題になっちゃうんです。すごい話ですね。そして何を解決とするかもよくわからない。個人の意見ですがなんかそこにKPIを定めるのはセクシーじゃなさそうじゃないですか。
不登校は再登校できるようになったら社会問題解決なの?
看護婦さんが看護師さんと呼ばれるようになったらジェンダー差別解消なの?
いじめの数減りましたー!てかそもそもいじめってどこからいじめ?カウントの仕方変えてるだけやんけ。
風力発電で環境に配慮したら鳥さんが巻き込まれて死んじゃいました; ;
みたいな。
という感じでSDGsとか言ってますが今の世の中非常に問題は複雑化細分化されており、あちらを立てればこちらが立たず状態で何をどうしたらいいかわからない。そして国や自治体もいたるところにある個人の声を拾い上げてたらキリがないし網羅できない。そんな時にNPOが出てきます。いい人たちなんですよ。
「この社会課題の問題解決します。だってこんな世の中不条理じゃない」って感じで。法人格も阪神淡路大震災の時に与えられた歴史もあり、法人格あるだけで行政としてもお願いしやすいし、なんか信頼できそうだしNPOってだけで。
NPOは基本的に社会課題の解決を目標にしています。
ということで例として私の尊敬するNPO等をいくつか紹介します。
認定NPO法人カタリバ
いわずと知れたカタリバさん。どんな環境に育っても「未来は創り出せる」と信じられる社会を目指すNPO。かっこよすぎ。
私の人生に大きな影響を与えてくれました。
認定NPO法人Living in Peace
機会の平等を通じた貧困削減を目指すNPO。私の尊敬する慎泰俊さんが創設しました。
一般社団法人リディラバ
NPOではありませんが社会への無関心の打破を目指すイケてる団体。社会課題の現場へのスタディーツアーやジャーナルをやっています。HPの文を載せます。
「あたりまえだから」という言葉をよく耳にします。
あたりまえ、と思ってしまった瞬間に、考えることをやめてしまう。
それは、この社会に大きな無関心の構造をつくりだしているのではないでしょうか。
さまざまな社会問題の現場に実際に足を運んでみると、
社会への無関心の構造がどの問題の前にも存在することを感じます。
この構造をまず変えない限り、どの社会問題も根本から解決することはできないのです。
では、この構造をどうやって変えていくか。
めっちゃいい言葉。社会への無関心の打破を目指すっていいね。
というような感じで、各々が設定した社会課題を解決するためにNPOという形で活動を行っているみたいですね。とてもいいことだ。
よくわからんけどNPOって大事なの?→大事です
大学まで行っている人はあんまり気にならないと思いますし、周りにそういう人いないかもしれませんが、結構世の中困っている人います。
現オックスフォード大の教授である刈谷先生の研究によって明らかになってますが、親の学歴による経済格差、意欲格差はあるんですって。個人で努力して良い大学行ったと思っている方もいると思いますが、統計上ではたまたまいい環境で生まれ育ったんですよーって感じらしいです。
札幌にもホームレスがいますし、子ども食堂もたくさんあるし、精神障害や身体障碍によって職を持てなくて貧困の人もいるし、結構大変な人っています。札幌はシングルマザーも多いしね。経済状況全体的に厳しいし。
その困っている人たちを助けようとしている心優しい人がNPOの人たちです。
なぜ助けるのか?社会参加による帰属意識とか自己有用感とかいろんな理由があると思いますが、「社会的弱者の存在は社会が生み出した」という自覚が強いんだと思います。あるNPOの人は自己責任って言葉良くないですよって言ってたりしますしね。
札幌でもたくさんのNPOが社会を良くしようと思って色んな活動してます。紹介は端折ります。すげー尊敬します。
NPOの課題感
ということでNPOって大事だし僕は好きです。この業界にいる人基本的にいい人多いので幸せになってもらいたいです。
でも構造的な問題ですが経済的に豊かになるのは厳しいなと思ってます。基本的な受益者が貧しい方が多いし、企業協賛メリットがすくない(CSR的なことをする余裕のある企業ってあまりない)、北海道経済自体下火&寄付の土壌がなさすぎる、そして今後は消費税上がったりどんどん景気が悪くなる。キャッシュポイントどこにあんねんという感じです。
NPOはボランティアでしょっていう人がいまだにいるので、金出さない風潮もマジ卍です。
行政とかの委託事業もあるのですが、受け入れることができる余裕がある団体も少ない。ということでNPO職員は給料安いですし、人員も少ないし、キャリアも見込めない。特需的なのも少ないからボーナスもない。特に地方はその現状は顕著です。補助金だけじゃあねえ。ちょっとジリ貧じゃないっすか。
※ちなみに私はIT企業から北海道のNPOに転職したんですが給料はリアル3分の1でした。福利厚生もほぼないので感覚としてはそれ以下です。NPO業界では男の寿退社という言葉があるとかないとか。大企業マジすげーと実感しました。
まあ良いことしてても給料安いなら働きたくないですよね。NPO側としても人も雇う余裕もほぼないし。ということで人手不足感は他の業界の比ではありません。ということで盛り上がっていかないですよね。
NPOは社会にとって必要、だけど経済が回っていないし人手が足りない。じゃあそこの仕組みを作ってやろう!俺が。
という私のヒロイズムと妄想を以下で説明していきます。前置きが長くなりましたがここから本題です。
具体的にどのようなフェーズがあるか
どんな感じで北海道のソーシャルセクター盛り上げていくか順に説明していきます。
フェーズ1
まずプロボノ団体を作ります。大きく2つのスキルをプロジェクトベースで進めていくことを目指します。ITと広報ですね。課題はNPOの生産性を上げることと発信力を上げること。そうすることにより、必要な人の必要な情報が届くことができる&そうなった時に本業に注力することができる環境構築が必要なためこの二つです。NPOの本業にもっと時間を割いてほしい。そのサポートをするためにプロボノは必要だと思っています。
広報力ですが、個々の団体でももちろん必要になってきますが、メディアそのものをプロボノ団体で実装する方向で考えています。「札幌 がん」で検索したら札幌のがんに関する支援をしているNPOの情報がヒットするように設計できたらと思っています。個々のNPOでは難しくとも広域で対応することで業務分散が可能です。※こんなの札幌市とか行政やれよと思いますが一応あるんです。
そもそも広報ですがアプローチの仕方を変えないと。社会貢献推しで真っ向勝負しても難しいじゃないですか。だから色んな面白い施策を打っていくアイデアが必要です。盛り上がっている感を出さないと。
ちなみにこのフェーズではNPOとして必要な単純労働力(1日のボランティアみたいなもの)はここではプロボノの業務としては入れません。
まずは受け入れのNPOそのものがレベルアップしないといけないためそこのサポートとしてのプロボノです。
メンバーとしては10~20名の仲間が必要だと考えています。
ITとデザイン広報に強い人とプロジェクトの設計業務ができるPMが必要になってきます。ここではほとんど経済は回りませんのでボランティアベースになることをご承知おきください。そして気持ちだけでは無理なのでメンバーは厳選しないといけないと思っています。スキルがないと厳しい。
ここでの課題は北海道の既存のNPOとのコミュニケーション、プロボノとしての実績作り、プロボノ報酬の価格設定です。後はメディア作りですね。単純なプロボノ事業として社会に価値を生み出さなければなりません。
フェーズ2
Gaudiyのようなブロックチェーン×コミュニティのSNSを実装します。トークンエコノミーです。(興味ある方はこちらから登録してみてください。)
ここで必要になってくるのが働いている人の可処分時間の使用用途についての思想です。先進国の可処分所得の2.4%を発展途上国に分ければ世界から絶対的貧困がなくなると、ジェフェリーサックスさんあたりが言ってましたが(だいぶ前です)人の可処分時間の2.4%を社会貢献に当てましょうという思想をプロボノ団体にくっつけていきたいと思います。そうすることにより、単純に必要とされる労働力を社会に還元することができます。ボランティアの受付とか搬入とか啓蒙活動とか自前でやるのではなくて、ちょっと社会貢献したい暇な人たちでやればいいじゃない。youtubeみてるくらいならさ。
そしてここで重要になってくるのがトークンです。普段ボランティアとして消費(やりがい搾取ともいう)されていた人たちにインセンティブを与えます。これにより、金銭ではない形でトークンがたまっていくことに価値を感じられる状態を作ります。ゲーミフィングのアイデアがよいとされてますがここら辺は微妙ですね。インセンティブの設計は非常に悩みます。フェーズ3に任せてもいいかもしれませんが。
ここに超課題があります。でも日々会社と家の往復しかしてない20代中盤から40以下くらいの人たちの単純労働+専門領域のスキルシェアができるようになるとめっちゃ面白くなる。まだ実用化できないトークンをインセンティブとして理解してくれる度量と、マルチやカルトなどに接点のない人でないとコミュニティに入れない設計をしないといけないので、面接をしてコミュニティに入ってもらう形になります。中央集権的で嫌ですが、ここのフェーズまで仕方ないと思います。50~200の仲間を目標にしたいと思っています。
関係するNPOの数も重要になるのでその活動も進めていきます。
てかスキルシェアってイケハヤさんみたいで嫌なんだけどなんか良い言い換えあります?
フェーズ3
ここからは希望的観測になります。トークンの利用場所をたくさん作る。これにつきます。トークンエコノミーの技術でこの人がこれだけ社会貢献しているというのが可視化できるようになったらうれしいけど、「トークンいっぱいありますだから何なの?」感がある。そのトークンが地元の飲食店とかで使えたらめっちゃうれしいじゃないですか。法定通貨と交換可能というのは現実的ではありますが、なるべくなら法定通貨と接点を持たせたくないです。(他のトークンと交換可能になったらCOOLだなと思います。今後各企業で小さなトークンを配布すると思いますのでそこで交換できるようなシステムができればいいですね。
※私も勉強中ですがPolcadotってのがあるみたいです。(https://jp.cointelegraph.com/news/polkadot-introduces-its-experimental-version-dubbed-kusama))
てかそもそも生産者に対してその初期費用負担はどこですんの?って話になりますのでその設計も重要になります。(当面はプロボノ団体内での使用になったりします。合宿とかで使うのかね。)消費だけ考えても経済ではないですから。あんまりいいアイデアはありません。フェーズ1のプロボノ団体の事業収益をトークン化したりぶっこむのがいいのかな。
このフェーズではボランティア活動に対して明確なメリットが出始めるので色々価値交換していけばいいと思います。なので色んな人が入りたくなるため、コミュニティを開放します。
コミュニティの運営には価値観の統一が必要で(この集団ではこの行動が推奨される」というものです)完全な分散型のコミュニティはできないと思います。教典としての文言が必要になる。宗教的ではありますが教祖はいません。だから怖いんだけどどう設計するんだろう。ここら辺の思想は難しいです。
札幌でまず実証実験が行われていて、北海道の中核都市でも同じ形で広がればスケールメリットを狙えます。このトークンを中心に全国に広がれば面白いなー。ボランティアの価値が可視化される。トークンがインセンティブになるようになると勝ちです。
その他メモ
なぜトークンを使うかというと副業禁止の公務員が正当な対価でボランティア活動ができるようになるからです。法定通貨に換算するときに所得になりますが、トークンそのものを違う価値に交換できるようにする。経済回っていないところにコミュニティはないからですね。
最終的にはトークンを各NPOに配り、依頼をトークンでできるようにしたりする。ほかにも個人間でボランティア活動的なものに対してトークンを渡しあえるようになると自律分散型になると考えられる。
やっぱり最大の課題はトークンの利用場所になりそう。
最後に
ここまで読んでくれてありがとうございます。正直書いてて気持ち悪いな俺と思って書いてました。
それでもやはり提言していかないといけないと思っています。これが正解?とか妄言でしょとか知識浅すぎとか技術理解してる?とかそういうレベルの話じゃなくて「盛り上げていかなくちゃダメじゃねーのみんな。」という私の強烈な意思表示です。
東京大阪はビジネスをバリバリやってきた人たちがNPOに転職し活躍している例が出てきていますが、まだ地方はその例は少ない。東京には尊敬する人達が多く、本人たちはリソースは足りないと思っていますが、地方に比べるとどれだけ恵まれているかって話ですよ。まじで。
地方はそのレベルではない。少なくとも札幌は。だから北海道全体を巻き込んで発信していかなきゃならん。人すくねーんだから新しいやりかた考えないといけないでしょ。まじでソーシャル界隈の労働力なくなるよ。いいのそれで。俺はヤダ。
ぶっちゃけこのアイデアに関してはかなり直感の部分が大きいです。が、持論ですが直感にBETするのは悪くないと思っています。自分の直感を信じる勇気をもてるだけの年齢になったこともあり今回note書きました。
そうそう、なんでこの話にNoMaps絡めたかというと、NoMapsのカンファレンスでMITメディアラボの石井先生(My Hero!)がこんな事おっしゃっていて刺激を受けたからです。
造山力だ。もともとある山に登るのではなく、自ら山を形成し海抜0mから自分が初登頂する気概こそが大事だと。それがアカデミアである。と。
かっこいいな。と思ったので提言してみました。
本気で社会課題を解決したいなら一緒にやりませんか?
私も誰かのヒーローでありたい。
ばーい。