ベロタクシーに乗って_20230712
ひょんなご縁から札幌のベロタクシーに乗らせていただけることになった。ボランティアの延長の仕事をしている中でご紹介いただき、一緒に食事をしながらちょっといろいろできそうだよねということで知り合いの韓国人と一緒に視察かねて同行してみるという感じである。
乗ってみた感想としては、想像以上にさわやかで楽しかった。現地のあれこれを説明してもらいながら優雅に移動できるのはなかなかの体験である。ベロタクシーに乗っているとアイドルのような気分になり、多くの方が注目をし、手を振ってくれる。こっちもテンションが上がり手を振っていると子供たちが喜んでくれる。なかなかない体験だ。シャイな人は難しいかもしれないが異国の地に来てテンションが上がっている外国人や観光で来られた本州の方ならちょっとやってみてもいいかなという気になる。
内部のアレンジ、クオリティアップの施策は思いつくのだが、そもそもベロタクシーに乗ってみようというキャンペーンを打つための施策がなかなか思いつかない。
エコで推して補助金をもらいながらキャンペーンを打つやり方も悪くないが持続可能かと言われると微妙である。まあ最初の投資としてうまくいけば継続的に札幌の発展につながるような気もする。
運転者の不足、ベロタクシー自体の不足があり、札幌市内でもなかなか目につかないということもある。観光の方の足として機能できれば良いかなと思う。
外部にリーチするために、わかりやすいキャンペーンや施策が必要だ。この服を着ていたら安くする。例えばファイターズの服を着ている人は札幌クラシック付きで乗ることができ、安くできますよとかわかりやすい気がする。イメージがつく。人力車に外国人が和服を着て乗っているのと同じ仕組みである。
札幌の観光の裾野はもっと広がるのではないかと感じた。観光ガイドブックにしてもパンフレットにしてももっともっと改良できる。外国語バージョンも作ることは可能であろう。
おそらく最重要は外国から来られた人が一番求めるのは現地の人との交流である。来年は神輿を担いでもらってもいいだろう、飲み会や食事会などもどんどんやったらいいだろう。ビジネスとしての目的と、心からの観光体験をしてもらうための取り組み、地域ツーリズム的なものをしっかり作っていく必要ある。
英語と地域の勉強を継続的にしていかなければなと感じた。本当に儲かるのかこれ。