日本に見切り！

規制が阻む（1）日本に見切り、新興流出

今日の新聞記事で驚いたのは、この見出し。「日本に見切り　新興流出」

この記事は国産スマート医療のことを書いているが、日本企業が生み出したデジタルイノベーションを駆使して開発されたせっかくの技術を日本国内で披露する機会もなく、ベトナムのハノイにある診療所に設けられるということである。クラウド型の電子カルテ、AIによる診断提案を導入し、医師の負担を軽減するシステムであるというが、ワクチン接種の現場も混乱している日本においては、まさにトップダウンで取り入れるべきことではないのか？！

日本でのデジタル診療の問題は、医師法20条によって阻まれているが、日本を救うべきときに、日本で生み出した必須技術を海外に流出させてしまう日本政府の判断はいかがなものか？こんな状況になっても前例があるかないか？にこだわり続けるのであろうか？？