California Love

ついつい思い立ってこの曲について書きたくなってしまうので、徒然なるままにタイプする。

2Pacの「California Love」。NYに住んでいた時は、年末年始は寒いNYでの年越しを避けるために、ロサンゼルスにいる友達を訪ねてみんなでカウントダウンをするというのが僕の中での年越しだった。お正月も25度以上ある気温でのんびりとビーチを見ながらドライブ、夜はビバリーヒルズのクラブで騒ぐようなことをしていた。

車に乗る時はいつもこの「California Love」をかけてドライブしていた。歌詞に出てくる地名の街中を通ったりするとアドレナリンが上ったのを覚えている。特にコンプトンとワッツに行くのが楽しみだった。LA地区の黒人コミュニティだ。

このメロディーを聴きながら、コンプトンの街を通ると、2pacの生き様が本当に感じられる。なかなか、文章だけでその時のインスピレーションとバイブを表現仕切れないのがもどかしい。

2パックは1971年にNYのハーレムで生まれ、1996年にラスベガスで射殺されるまでの間、メジャーデビュー、刑務所生活などたくさんのことを経験した。そして彼が忘れなかったのは、常に自分が育ってきたコミュニティの子供たちが幸せになるように貢献しようとしたことだった。そういえば、アトランタで2パックのお母様Afeni Shakurにも一度お会いしたことがあった。ブラックパンサーにもいた彼女は筋金入りの活動家だった。

お母様からの教えもあったのだろう。彼は、ヒップホッパーとして社会活動家としての生き様は、今でも世界に影響を与え続ける。もし2Pacがまだ生きていたら、今のアメリカでのBLM問題はどう受け止めているだろうか?


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