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IVRyとラクスル様で、初めてのBizDev交流会を開催しました!

こんにちは。IVRyのBizDev(事業開発)におります、入社番号97番のyohei (@yohei03) です。

入社しておよそ2ヶ月が経ちます。私がどんなキャリアでどんな人間なのかは、以下の入社エントリーをご一読いただけると嬉しいです。


そもそもBizDevとは

そもそもBizDev(ビズデブ)とはBusiness Developmentの略で、日本語にすると「事業開発」となります。
ビジネス系職種としては全ての会社にあるものではなく、会社によっては定義も異なるのが現状だと思います。私の前職や前々職にもポジションとしてはありましたが、スタートアップのIVRyで求められている事業開発は大企業での新規事業開発部とは少し異なっているものではないかというのが今の感想です。

これだとよくわからないという方のためにAIを使っているSaaSらしく調べ物に最適と言われているAIのPerplexityで調べてみました。(長いので中略してます)

## BizDevの定義と役割
- 新規事業の創出や既存事業の拡大・効率化を担当する
- 外部企業とのアライアンスや提携を通じて事業を拡大する
- 事業計画の策定、予算獲得、進捗管理などを行う
(中略)
BizDevは、企業の成長戦略を担う重要な職種として注目されており、経営者目線で事業を俯瞰し、新たな価値を創出することが求められます。多岐にわたるスキルと経験が必要とされる一方で、やりがいのある職種として認識されています。

Perplexity検索結果より

以前の入社エントリーでも書いたのですが、ビジネスの「総合格闘技」ということが最近言われているように、特定の分野やスキルだけを発揮するというよりは、俯瞰的にコトに向き合い、経営者的に頭を動かしながら、事業の種を芽にするために手を動かすことも常に求められる仕事です。

なぜBizDev交流会をやることになったのか

弊社のBizDevのボスである宮原(@shinobu_m814)と雑談していた6月末のこと。

IVRyのVP of BizDevの宮原

宮原「なんかさー、オフィスも新しくなったし誰かを呼びたいね。寿司会でもやるかあ」
ワイ「ファっ?すし、寿司ですか。いいですね(食べたい)」
宮原「せっかくだから、ラクスルさんのBizDevとできたらいいよね。yoheiさん、LTとかやってみる?」
ワイ「え、らく、ラクスルさん?LT?なんのことですか」
宮原「OK、OK。木下さんに相談してみるわ!」

という感じで、業界に顔が広く行動力が半端ない宮原の一言がきっかけで、2週間ほどでラクスル様のBizDevの皆様とお会いできることになりました。(いつもこの行動力は勉強になっている)

後から宮原に聞くと、IVRyのBizDevはまだ少数精鋭で、かつ私も含めまだ宮原以外は直近入社したり、アサイン変更になったり、のチームとしては新生な状態で、その私たちの学びの機会と、セールスやマーケティングほど同職種が周りに多くない中で、業界の横のつながりを意識してやろう思ったとのこと。
(「寿司会やるか」だけではそんなコンテキストは読み取れるわけもなく笑)

ラクスル株式会社について

ラクスル様は、皆さんも、のんさんのCMなどで目にされたことが多いのではないでしょうか。コア事業の一つにCMもやっているネット印刷サービスの「ラクスル」がありますが、それ以外にも多角的に「ノバセル」「ハコベル」「ジョーシス」などのプラットフォームビジネスを展開されている会社です。

ラクスル株式会社 - ラクスル株式会社の公式企業サイトです。RAKSULグループは、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンのもと、印刷、広告や物流といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造を変えることで、より良い世界にすることを目指します。現在ではネット印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、マーケティングプラットフォームを提供するノバセル株式会社、物流プラットフォームのサービスを提供するハコベル株式会社、コーポレートITのサービスを提供するジョーシス株式会社を運営しております。 ラクスル株式会社の公式企業サイトです。RAKSULグループは、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンのも corp.raksul.com

実は、私自身も以前ラクスル様のビジネス戦略を学ぶ機会があり、とても事業の多角化と新規事業の戦略に長けていらっしゃる会社というイメージがあったので、そのど真ん中であるBizDevの皆さんと会えるのはとてもありがたい機会です。

BizDev交流会は気づきと共感に溢れていた

当日はラクスル様からは執行役員の木下さんはじめ4名にお越しいただき、IVRyは宮原と私、それと6月入社のmizuさん(@mzkmp)の3名が参加し、計7名で会が始まりました。

ラクスル様 参加者
・執行役員 VP of Marketing & Business Supply 
 木下 治紀さん(@Haruki58230407

・ラクスル事業本部 Marketing & Business Supply統括 エンタープライズ事業部 Enterprise G (Manager)
 藤林 尚斗さん(@naotosanj

・ラクスル事業本部 Marketing & Business Supply統括
 山根 悠暉さん(@yamanennnnnn

・ラクスル事業本部 Marketing & Business Supply統括 エンタープライズ事業部
 久野 慶太さん(@nine9field

※肩書はそれぞれ2024年7月時点

初回ということで小規模で開催したことは、結果的には皆さんと深い会話できてとても良かったと思います。

とりあえず皆さんお若いけど、笑顔の奥にハングリーさと力強さを醸し出す目力をすぐに感じた私。
「おお、、、これがラクスルの事業を日々開発している人たちの雰囲気か」と私も最初は緊張しましたが、皆さんめちゃくちゃ素敵なジェントルだったので、BizDev会は和やかに始まりました。

その後、寿司とお酒を嗜みながら、オフィス移転の話や最近の状況を情報交換したところでLTが始まります。

LTとは=Lightning Talk (ライトニングトーク)
IT業界やテクノロジーイベントでよく使用される用語で、短時間のプレゼンテーションを指します。通常3〜5分程度の短いトークで、制限時間内に自由なテーマで発表を行います。

Perplexity検索結果より

はじめにIVRy側から、僭越ながら私yoheiが入社2ヶ月で理解したIVRyのBizDevで感じていることや学び、今のチームや取り掛かっているプロジェクトについてお話をさせていただきました。

IVRyについて短パンで語る私
(ちなみにIVRyはたまたま全員短パン、ラクスルさんは長いパンツだった)

IVRyのBizDevの仕事を表すのに、私がコンパクトにまとまっていると思うのがこの事業開発フェーズのポジションニングの図で、これを基にIVRyで私たちが取り組んでいること、考えていることを簡単に説明させていただきました。

弊社CEO奥西のまとめた
事業開発フェーズごとに求められるBizDevとPdMとPMMの職能を整理してみた」より

私はIVRyのBizDevの仕事を「0→100」と称することがあるのですが、その元にはこの図があり、課題発見からビジネスモデル検証のための戦略(4P)を考え、スケールさせるための組織やオペレーションまで考えて証明するところまでが事業開発=私たちBizDevの仕事です。

私たちはこれに日々向き合って頭と手を動かしています。しかも会社の姿勢としてそれをとにかく早く、考えている数倍のスピードでやるを大事にしているので、私も入社して2ヶ月ですが、今関わっているプロジェクトの戦略を立てるところから、GTM(Go To Market)をReady(準備万端)にしてスケールさせる仕組みを創るところまでを、既に仕事としてやらせてもらっています。

IVRyのBizDevの実際の仕事については、こちらで宮原が一人目のBizDevとして行ったものを過去にわかりやすくまとめていますので、お時間あればご参照ください。

その後、ラクスル様の山根さん、藤林さんからもそれぞれのご経験に基づいたLTをいただきました。

ラクスル事業本部で法人向けデザインサービス責任者を務める山根さん。
LTのテーマは「ラクスルBizDev‐新規事業開発‐」。
ラクスル事業本部 エンタープライズ事業部で事業開発責任者を務める藤林さん。
LTのテーマは「ラクスルに持ち込むEnpr×BizDevにおける0→1の話」。
寿司を食べることを忘れて聞き入る私たち

過去の事業開発経験に基づく内容は気付きと共感に溢れていて、非常に濃い内容をシェアいただきました。

今回は2社だけのクローズドな会ということでお話しいただいた内容もあるので、ここでは全ての詳細を書けないのが残念ですが、私がとても印象に残った「BizDevの本質」に言及している2つの言葉をご紹介したいと思います。

山根さん
「『質にこだわる・仮説を議論で深める』ではなく『まずは圧倒的な量をこなす』ことです」

山根さんの発表より

藤林さん
「経営改革の変数は現場にしか落ちていないんです」

藤林さんの発表より

お二人に共通していたのは、事業がPMF(Product Market Fit)するまでは、戦略を立て、その立証のために顧客に自らが飛び込み、数十、数百の商談を重ね、その中で今のビジネスになる仮説と顧客課題、ソリューションを磨き込む。それを徹底的に実践されていたことです。

その結果、圧倒的な顧客視点を自らが得て、会社のコアになる事業を作り込んでいったプロセスをうかがえたことは、現在のIVRyがいるフェーズで事業開発をしている私たちにとって、とても学びの深い時間となりました。

その後も話が盛り上がり過ぎて、気づけば電車を気にするような時間にまでなっていました(その結果、帰りがバタバタして集合写真を撮り忘れたのが大反省)。

まだまだラクスルさんと比べてアーリーフェーズの私たちにも、忌憚なくいろんな経験や知見をざっくばらんにお話しいただき、濃密で楽しい時間でした。
「今度また何かBizDevとして一緒にやりましょう!たとえば、、、」と今後の取り組みも双方で話して盛り上がったところで会はお開きとなりました。

木下さん・藤林さん・山根さん・久野さん、本当にありがとうございました!

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。IVRyのBizDev(事業開発)の醍醐味が少しでも伝わり、興味を持っていただけたら嬉しいです。
事業開発職含めて、多くのポジションで仲間を募集中です。職種に限らず、年齢に関わらず、IVRyはこんな方におすすめです!

・成長するスタートアップの中で、自らも同じように成長したいと思う方
・AIテクノロジーで世の中の課題解決を実感をしていきたいと思っている方
・自社プロダクトに自信を持ち、熱量高く前に進んでいきたい方

事業開発(BizDev)の採用はこちら!お待ちしています!

その他のポジションはこちら!こちらもお待ちしてます!

また、カジュアル面談やオフィス見学も大歓迎ですので、気軽にお声がけください(IVRyは2024年6月24日から田町にオフィス移転しました!)。

お読みいただきありがとうございました!


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