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【成人発達心遊記】13249-13252:2024年9月11日(水)

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タイトル一覧

13249. 今日の計画

13250. 今朝方の夢

13251. 今朝方の夢の続き

13252. 今朝方の夢をさらに振り返って

13249. 今日の計画    

時刻は午前7時を迎えた。今、辺りがうっすらと明るくなり始め、小鳥の囀りが聞こえる。今朝方起床した時に、グッと寒さを感じた。今日から本格的に秋に突入し、室温が随分と下がっていたのである。2階の室温もかなり低下していて、下手をすると暖房が自動で入るほどである。2階の両側の二重窓の内側も閉じて冷たい外気が部屋に入ってこないようにした。今の気温は13度で、日中は18度までしか上がらない。明日はもう冬に入ったのかと思われるぐらいの気温で、最低気温は7度、最高気温も13度までしか上がらない予報が出ている。今は長袖長ズボンで過ごしているが、これから寒さがより厳しくなって来た時には部屋で過ごす格好に気をつけなければならない。

今日は午前中に協働者の方とのミーティングが1件ある。それ以外には特に仕事は入っておらず、今日もまた探究活動に精を出したいと思う。昨日の続きとして、タントラに関する学術書の読解を続けていこう。昨日から読み進めているのは“Tantra Illuminated”という書籍で、これはタントラの語源に関する解説から始まり、誤解されがちなタントラの性の側面以外の説明が非常に充実している。大変分量のある書籍であるから、著者も述べているように何度か読み返す中で少しずつ詳細の知識を獲得していきたいと思う。この書籍の初読が終われば、昨日日本のAmazonから受け取った書籍の初読をしたいと思う。それは初期唯識思想に関する書籍で、特に唯心論や独我論と誤解されがちな唯識思想の誤解を解いていく際に重要な洞察を与えてくれるだろう。唯識思想に対してなされた各種の批判をそれぞれ検討していく形で、唯識に関する正しい理解をもたらす上での格好な研究書だと言えるだろう。今日もまた自分ペースで少しずつ着実に探究の歩みを進めていければと思う。フローニンゲン:2024/9/10(火)07:24

13250. 今朝方の夢  

小鳥たちの囀りが聞こえてくる中、今日は曇りのようなので今のところ朝日を拝むことができていない。朝の雰囲気を含めて、世界はいつの間にか秋になったことを実感する。季節の相転移を実感しながら、今朝方の夢について振り返っている。

まず覚えている場面として、小中学校時代の女性友達と話をしていた場面である。校庭の日陰で彼女と楽しげに話をしていると、双子の弟の友人がそこに現れ、私たちの話の邪魔をしてきた。どうやら彼は彼女に対して好意を抱いているらしく、私が彼女と楽しげに話をしている姿を見て嫉妬をしていたようだった。彼の気持ちを察しながらも、同時に彼女は私との会話を楽しんでいた気持ちも察して、どのように振る舞えばいいのかを一瞬考えた。とりあえずは彼が怒り気味の雰囲気だったので、彼の気持ちを逆撫でしない方がいいかと思ったので、少し彼女と距離を取り、彼の様子を見ることにした。距離を取った瞬間に彼が彼女に話しかけたのだが、彼女はあまり楽しそうな顔をしておらず、彼もそれを察してかその場を速やかに離れていった。この場面を受けて、同じ女性友達ともう1人別の女性友達が見守る中で走り幅跳びをしている場面があった。成人になって完治したアトピーは、幼少時代には足や腕の付け根などに特に冬の時代に症状が出ていて、それを男女共に見られるのが嫌だった記憶が蘇ってきた。走り幅跳びをする格好はまさに半袖半ズボンだったので、アトピーの症状が見られてしまうと思ったが、自分の肌はすでに綺麗だったので、それについて気にする必要はないと思った。そうすると気持ちがとても楽になり、体も軽くなった気がした。そのような気持ちで助走を始め、いざジャンプしてみると、自分の体が一瞬宙に浮いて空を飛んでいるような感覚になった。すると記録がぐんぐんと更新されていき、足を地面に着けた時には世界新記録が更新されていることを知って大いに驚き、同時に喜びも溢れ返って来た。自分のことを陰ながら応援してくれていた2人の女性友達は拍手と共に満面の笑顔を浮かべていた。彼女たちのその表情を見て、自分はとても嬉しくなった。そのような夢を見ていた。

2つ目の場面でアトピーがモチーフに現れたことについて考えている。成人になって完治したと述べたが、厳密に言えば日本にいた25歳までその症状が出ていた。アメリカに留学した時に嘘のように症状が消えたことは当時とても驚いた。水が代わり、環境が変わることによってアトピーの症状が一切出てこなくなったのである。オランダに来てからも症状は一切出ていなかったが、コロナワクチンを打ってしばらくしてから、免疫機能が変わったのか突如としてアトピーの症状が出て来たことが印象に残っている。そこから3年かけてゆっくりと症状が改善されていき、今ようやくほぼその跡が消えている状態だが、まだ完全にその当時の跡が消えているわけではない。フローニンゲンの病院で担当してもらった医者もアトピーを持っているらしく、アトピーは完治するものではなく、症状を伏することができるのみで、何かのきっかけに再発してしまうことがあると述べていた。水や食べ物、ストレスのレベル、そして免疫機能など、色々な変数がアトピーに影響を与えているのだと思う。そんなアトピーの症状が治り、跡が完全に消えようとしている今、アトピーについての夢を見たことは何を示唆しているのかを考えたいと思う。フローニンゲン:2024/9/10(火)07:59

13251. 今朝方の夢の続き   

朝空が少し明るくなってきた。空を覆う雲の隙間から朝日が少しばかり地上に降り注ぎ始めている。小鳥たちもそれを喜ぶかのようにして囀りを上げている。気温は低いが、朝の穏やかな雰囲気に包まれながら、今朝方の夢の続きを振り返っている。

夢の中で私は、美しい花が咲いた花畑の脇を走るタクシーに乗車していた。すると、小中学校時代のある友人から連絡が入り、何か欲しい物質があるとのことだった。一体彼は何を欲しがっているのかと最初はわからず、彼との待ち合わせ場所でタクシーを降りた。するとそこに、少しラリったような中年男性が私の方にフラフラとやって来て、「上質のものがありますよ。試してみませんか?」というような勧誘の声を掛けられ、一瞬何のことはわからなかったが、次の瞬間にその男性がドラッグの売人であることがわかった。すると、友人の彼から電話があり、電話を受け取ると、待ち合わせ場所の近辺を彷徨いている人から声を掛けられたら、彼が勧めるものを購入しておいて欲しいと言われた。なるほど、今すれ違った売人のことを彼は言っているのだなと思ったが、その売人が販売しているのは安全性が担保されたサイケデリクスではなく、どう考えても危険なドラッグのように思えた。すると、目の前に見えている美しい花畑に咲いている花がケシの花であることに気づいた。どうやらこの一帯は、ヘロインやオピオイド系のドラッグを製造するための花畑なのだとわかったのである。サイケデリクスを研究分野の1つとしている自分からすると、友人の彼に危険なドラッグを使わせるわけには行かないと思った。彼にはどこかのタイミングでサイケデリクスや危険なドラッグの種類とそれがもたらす効果や影響についてちゃんと説明をしておかなければいけないと思った。性と同じくサイケデリクスやドラッグについても全く教育がなされていないのが我が国の現状なので、子供への教育に加えて、まずは大人への教育をしていかなければいけないと改めて思った。そのようなことを考えていると、彼が車でやって来た。彼は高級取りで高級車を数台持っていた。そんな彼は一見すると人生がうまくいっているように思えるかもしれないが、高級取りの分、仕事上のストレスが凄そうであり、その捌け口として危険なドラッグに手を出しているのだと思った。危険なドラッグについての知識を伝えることに加えて、仕事への向き合い方を含めた生活全般の助言をうまくしていかなければ、彼はいつまで経っても危険なドラッグから抜け出ることができず、今すでに進行している中毒症状がさらに悪化してしまうと思った。彼に対して対話を通じて正しい知識を伝えていこうと思った瞬間に、気づけば自分は高速道路のトンネルを走るタクシーの中にいた。どうやら運転手は先ほどのタクシーの運転手と同じようだった。窓の外に流れ行くトンネルの灯りを眺めながら、自分は彼に対して正しい知識をうまく伝えることができたのだろうかと振り返っていた。フローニンゲン:2024/9/10(火)08:38

13252. 今朝方の夢をさらに振り返って      

今日は早朝から冷えていて、秋を感じさせる世界が広がっている。風もなくとても静かな朝の世界の中で、先ほど振り返っていた夢のさらなる続きを思い出したのでそれについても振り返っていた。ドリームヨガの技法にあるように、こうして朝の時間に今朝方の夢を振り返ることを通じて、このリアリティが陽炎の如く移ろいゆくものであるという認識と、リアリティはまるで夢のようであるということへの認識が深まる。それを通じて徐々に夢の世界としてのリアリティからの目覚めが促されている。観心覚夢に加えて、「観夢覚夢」の実践を自分は毎日地道に積み重ねている。

ふと思い出した夢の続きとして、陸に停泊している船のデッキの上にいた場面があったことを覚えている。その船は陸に乗り上げてから随分と時間が経っているようで、船体には苔や貝殻が付着していた。デッキの上で私は、小中高時代のある友人(TK)と話をしていた。彼はデッキの展望台に立っていて、私はデッキの上に立っていたので、2人の間には距離の差と高さの差があった。私は彼を見上げる形で彼の相談に乗っていた。どうやら彼は英語力を高めたいらしく、そのための方法を私に尋ねてきた。英語力を上げる秘訣について自分が試したことや知っていることは全て彼に伝えるつもりで彼と話をしていると、彼はどんどんとやる気が高まっていき、活き活きとした表情になって行くのが手に取るように見て取れた。その姿を見て私もうれしくなり、出し惜しみをせずにさらに自分が持っているノウハウを伝えた。デッキに降り注ぐ太陽の光はとても心地良く、雲ひとつない快晴の中で彼と話ができたことは自分にとっても喜びであった。そのような夢を見ていた。

これにて今朝方の夢の振り返りを終えていきたいが、夢に登場する人物の大半は小中高時代の人たちであり、時折大学時代や社会人時代の人が出てくる。それ以降のアメリカ留学時代やオランダ留学時代の人たちはさほど登場しないことは何を意味しているのだろうか。もちろん小中高時代、とりわけ小中学校はほぼ全員が同じ中学校に進学したこともあって、過ごした時間が長いゆえに今になっても夢に彼らと過ごしたその時の記憶が蘇ってくるのかもしれない。引き続き夢の中で誰がどのように現れるのかを観察し、それを通じて自分の深層意識を覗き込んでいきたいと思う。フローニンゲン:2024/9/10(火)09:41

Today’s Letter

The more I reflect on my dreams each morning, the more I awaken to reality. Observing dreams is one of the best ways to emancipate ourselves from this dream-like reality.” Groningen, September 10 2024

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