お客さんとの垣根がなくなる瞬間
うまくいった。というより楽しかったイベントの帰りは、気分が高揚して家についてもしばらく体が熱い。
僕にとって、お客さんと接しデニムを届ける場こそが「本番」で、想いが通じたと思えた時には、それはもう嬉しいし、やってて良かったという実感を得られる。
シェアハウスにお邪魔する形となった昨日は、過去に経験したイベントの中でも、最もアットホームな空間で終始過ごすことができた。
参加者の方が急きょ料理を振舞ってくれることになり、ゲストとホストの垣根を超えて、途中から誰の何の会なのかわからなくなるくらい。
一緒に食事を楽しみ、いろんな話をしながら豊かな時間を過ごせた。初対面同士でも難なく距離が縮まった。
仮に昨日あった全ての人たちと、僕が作ったお店で出会っていたら、もしかしたらそこまで仲良くなれなかったかも知れない。
やっぱり場の力は偉大で、出会い方は大事で、心から大切にしてほしいと思う形でデニムを届けられた。
こうして販売を2年間やれているのは、良いモノをつくってくれる工場の方はもちろん、場の空気を一緒につくってくれる人たちの暖かい人柄のおかげだと思う。
そして亀の歩みで成長する、僕の話す力もちょっぴり。
山脇、毎日。