人から応援されるために
事を起こすとき、駆け出しの頃には、他人の支援なしにうまくスタートを切るのは難しい。
特に上の世代からの応援は貴重だ。お金、知恵、機会を提供してもらえるのは本当に幸せでありがたいことだと思う。
受けた恩恵は必ずしも、直接本人に返す必要はない。
たくさん応援されたのなら、その分、今度は自分が下の世代を目一杯応援する。
そうして僕らは色んなモノを上から下に流していくことで、今を生きてこられた。そして未来をつくっていく。
人から応援されるために、虚勢を張る必要はない。媚を売る必要もない。
自分の実力を認め、それを伸ばしたいと心から思うこと。
その想いがきちんと伝わればきっと、可能性に賭けてもらえるはずだと僕は信じている。
すごい奴だから、機会をもらえるんじゃない。
すり寄る奴だから、助けてもらえるんじゃない。
ただ前を向き走る姿のまぶしさに、目指す先に見える景色の雄大さに、込められた魅力が何よりも人の心を突き動かすんだと思う。
山脇、毎日。