202403-2_内省浪漫
今年から始めることにした週ごと、月ごとの個人的に学べたことや気づけたことの振り返りを今週もしていこうと思います。
ケミカルリサイクル
NewsPicksの記事では、ネステの取り組みを紹介しており、プラスチックのリサイクルでは、同質の材質であるメカニカルリサイクルから、異質の材質でもリサイクルできるケミカルリサイクルを目指しているという内容が盛り込まれておりました。
要はサーキュラーエコノミーの観点でも使われなくなったものの再利用の需要は増していますが、現状、一部しかリサイクルはできず、新たなテクノロジーによりその範囲を拡大させていければということかと思います。これをヘルスケアの観点で考えると、薬など難しい部分もありますが、どういう形にするとヘルスケアというのは循環していくのかというのは今後も個人的には悩み続けていきたいなと思います。
具体と抽象
これも何かの記事で見たのですが、具体と抽象を繰り返す癖をつけることはやはり大事なのだなと改めて感じました。現在、めまぐるしくあらゆるものが変わってきている中で、目の前にあるものを具体として認識しているだけだと、それこそ毎日のように変化にさらされるのかと思います。それと合わせて抽象としても認識しておくことで、具体が変わていっても、抽象としての変化がなければ、そんなにあたふたせずにいられることも多々あるのだろうなと思います。
寡占化
こちらもNewsPicksのメイクマネーサバイブを見ていて個人的に気になったこととして、市場が寡占化されている場合、プロダクトが良かったとしてもどこから攻めていくというストーリー性はとても大事なんだと感じました。
寡占化している場合、寡占化の構造を理解しながら、流通などチャネル面から崩していくのか、どこからお金をもらってくるのか、人材確保なのか、優先順位やストーリー性をよく組み立てていく必要性があるんだろうなと感じました。
チャーン
こちらもNewsPicksの記事で、直近のマラソン業界について整理してくれています。ただ健康のために走るという需要から、さまざまな需要に応えマラソン需要を持続的に高めていくことがさまざまな角度から考察されています。
ここでは、記録的なインセンティブだけでなく、たくさん走ったことで表彰があるマイレージ機能の導入や観光とマラソンのミックスなど、さまざまなモチベーションのダイバーシティ化に対応しようとしています。ヘルスケアに関しても、多様化と個別化の問題はセットであり、どのように解決していくかはとても難しいと感じています。そのような部分で、マラソンというエンタメ的な文脈から取り組まれているのはとても素晴らしいなと個人的には思います。
アナログとデジタル
これもNewsPicksの記事なのですが、富士フィルムの事例をもとに、アナログ回帰の需要をそのまま受け止めず、ニーズに合わせてデジタル面を取りれるべきところはしっかり融合させ結果を出している部分が素晴らしいなと感じました。
ヘルスケア面では、結構アナログ文化は色濃くのこっており、DXが叫ばれている最中ですが、なかなか進みにくいこともあります。どうせならこういう部分もポジティブに捉え、既存なんとか成立しているアナログなインフラ面は、それ全体を変えるというよりは、うまく既存の手垢に塗れたアナログフローの中に少しずつデジタル面を融合させていった方が案外うまくいったり、面白み・親近感があったりするのかなと少し妄想しておりました。
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