202501-3_内省浪漫
今年も、月ごとの個人的に学べたことや気づけたことの振り返りをしていこうと思います。
ホワイトスペース
オフトピックを最新まで聞けてきたため、シリアルトークも聞かせていただくようになりました、今回はシリアルトークのシンプルモダンの記事を読ませていただきました。
個人的な理解としては、どんな市場でもホワイトスペースは存在する可能性があり、ただ、以前10Xの矢本さんの記事でもありましたが、問題が存在していない可能性には注意する必要があるのかと思います。そのためには、0ベースや第一原理で捉えながら、ホワイトスペースのセグメントにおける顧客理解をN=1 などで追求していく必要があるのかなと思います。そして、そこを見つけられた時、流通のプラットフォームなど共に盛り上げようとしてくれそうなステークホルダーの波にうまく相乗りしていけるとよりいいのかなと思いました。
ブランドジャーナリズム
シリアルトークで紹介されていた記事を読ませていただきました。
本記事では、マットレスブランドのCasperはオンライン出版物を出し一定の反響を呼んでいましたが、本事業の購買への効果をうまく見出せずに閉鎖することになってしまったということを説明しているかと思っています。
これは無形資産の数値化の難しさなのかなと思いました。ただ、DtoCに限らず、自身の目指す世界観を伝えたい場合、あらゆるUIやUXなどを整備していくことも大事だと思いますが、ブランドジャーナリズムは接点の一つやSNSを意識していくと大事なのではないかと思います。特にヘルスケア領域では大事なのかなという感覚でいます。
例えば、少し違うかもしれませんが、ちょうど無印の特集記事を読んでおりました。この美容液は、従来の化粧品メーカーの戦略とは異なり、Must haveでなくNice to haveにフォーカスし、成分というより天然由来にこだわる形で独自の空気感を醸成してSNSを通してCommunity led growthに繋がったのかなという理解で読んでおりました。
これも、ブランドジャーナリズムがあったかは知りませんが、天然由来の水が配合とプロダクトに書いてあるだけでは伝えたいことは伝わらないのかなと思います。無印として大事にしていることを、総合的にどう伝えていくか、そのような部分が大事なのかなと思いました。
柳モデル
NewsPicksでROEに関する一連の記事を読ませていただきました。
ROEなどあまりわかっていない部分も多かったので、そこも勉強になりましたが、その中で柳モデルについてのお話もありました。こちらは無形資産を見える化、数値化していくための考えかという理解でいます。そのため、上述のブランドジャーナリズムにもつながる部分かなと思っています。ただ、指標をどうするか、時間軸で短期的に効果が出るもの、長期的に効果が出るものなどをどのように設計して検証していくべきかをよく考えていく必要があるのかなと思いました。
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