自分で挽いた豆でおいしく濃厚なコーヒーを淹れる工夫
こんにちは、ようへいです。
コーヒーは日常的に飲みますが、仕事の合間、家事の合間でほっと一息つく時に飲むコーヒーって特においしく感じますよね。
ほんの一瞬でも、気持ちが落ち着く瞬間。
なにも考えず、コーヒーを味わう。
また、コーヒーの香りが心をリラックスさせてくれます。
一息つく時は、豆を挽いてコーヒーを淹れます。
挽きたて・淹れたてのコーヒーは格別。
自分の人生は、この一瞬のためにある。笑
それくらいコーヒーが好きです。
No Coffee, No Life.
どのくらい好きか。
書斎カフェがオープンするくらい好きです。笑
しかし、せっかく淹れたコーヒー。
ん?なんか薄いぞ?
そう思ったことありませんか?
コーヒーが薄い時、ぜひやってみて欲しいことがあります。
コーヒーが薄かったら試してほしいこと
豆の量に対し、お湯の量を守って淹れる
コーヒーを美味しく淹れるには、豆に対して適正なお湯の量を計って淹れることが大事です。
目安は、
コーヒー豆10グラムに対し、お湯は150ミリリットル
コーヒー豆30グラムに対し、お湯は450ミリリットル
豆の量に対し、15倍のお湯がベストなバランスです。
深煎りの豆を使ってみる
お湯の量は適正なのに、どうも味が薄い!という方。
その豆、浅煎りではないですか?
浅煎りだから味が薄い、ということではありませんが、浅煎りの豆はすっきりした味わいが特徴なので、深煎りのようなロースト感を好む人にとっては薄く感じるかもしれません。
そういう場合は深煎りの豆を使ってみることをオススメします。
豆を細かく挽いてみる
コーヒー豆の挽き方が粗いと、コーヒーは薄くなりがちです。
なぜなら、コーヒーがお湯に触れる表面積が少なくなるからです。
豆を細かく挽くほどお湯に触れる表面積は増え、濃いコーヒーが抽出できます。
粗挽きで淹れたコーヒーのスッキリ感は魅力的ですが、「薄い」と感じる場合、挽き方を少し細かくしてみてください。
ちなみに、一般的には挽き方は5種類。
粗い方から
粗挽き
中挽き
中細挽き
細挽き
極細挽き
です。
細挽きの粒度は「上白糖とグラニュー糖の中間ほど」の粒度です。
ちなみに、粗挽きと細挽きでは、コーヒーが落ちる時間が目に見えて違います。
粗挽き豆にお湯を注ぐと、サーっとカップに落ちていきますが、細挽き豆にお湯を注ぐと、ゆっくりゆっくりとカップに落ちていきます。
細挽き豆の方が隙間なくペーパーフィルターに入るので、お湯の通り道が少なくなり、落ちにくいです。
結果、お湯が豆に触れる時間が長くなり、しっかりと濃いコーヒーを抽出することができます。
お湯を熱くする
お湯は熱すぎずぬる過ぎず。
湯量もそうですが、湯温も大事です。
お湯の温度にも目安があり、
浅煎り豆の場合は90度
深煎り豆の場合は83度
が目安と言われています。
抽出時間を長くする
お湯を注ぐ作業が一番楽しいところであり、難しいところ。
コーヒーの味を決める重要な工程です。
淹れ方ひとつで味がガラっと変わってしまいます。
コーヒーの抽出時間が短い場合、コーヒーの味は薄くなります。
やかんでお湯を注ぐ時がそうなりがちなのですが、一気にお湯を注いでしまうと、お湯が豆にじっくり触れる前にカップに流れてしまいます。
コーヒー成分をじっくりと抽出するためにも、細口のケトルでゆっくりお湯を注いでみてください。
3分かけて落としたコーヒーは味がしっかりしています。
深煎りのコーヒーを好んで飲みますが、ケトルでゆっくり注ぐことで、味が濃く、苦みもしっかりしています。
コーヒーの淹れ方を徹底してみた結果
深煎り:マンデリン
味が濃くなり、しっかりと苦みが出ました。
自分好みの濃く苦いコーヒーです。
マンデリンの特徴の苦さが十分に出ています。
中煎り:ブルーマウンテン
より酸味が強くなりました。
酸味が強くなった分、苦みの主張が弱くなったような気がします。
酸味の強いコーヒーが好きな方には良いと思います。
個人的には、中挽きにした方が酸味がもう少し抑えられ、バランスの良い味になりそうかな、と思いました。
まとめ
せっかく落としたコーヒーの味が薄くなる理由は以下の通りです。
お湯に対しコーヒーの量が少ない
挽き方が粗い
お湯がぬるい(入れるうちに冷めたなど)
抽出時間が短い
思い当たるところがあれば、ぜひ見直してみてください。
そして、おいしいコーヒーを楽しんでください。