仕事のオトモ!仕事中でも耳をふさがずコミュニケーションできる!骨伝導イヤホン!
こんにちは、SEのようへいです。
うちの会社、業務中のWeb会議を除いて、業務中のイヤホンは肯定されていません。
まどろっこしい言い方してしまいましたが、明確に禁止、というわけではないのですが、耳を塞いでしまうことが上の方々からは良いと思われず、入らぬ指摘の対象になってしまいます・・・。
恐らく理由はこんな感じ。
イヤホンしてると話しかけにくい。
結果、コミュニケーションが疎かになるだろう。
呼びかけがスルーされてしまう。
音漏れが周囲に迷惑
個人的には、爆音で聞くわけではないし、周囲の音も聞こえるように、節度ある使い方すれば問題ないだろう、と思いますが、多くの人間がいると、中には自分本位で音楽を聴き、業務に支障をきたす輩も出てくるだろう、ということだと思っています。
周囲の音を拾えるように耳を塞がず、上記のような業務上のルールのグレーゾーンを回避しつつ、音楽を聴きながら気分良く仕事したいな、ということで買っちゃいました、骨伝導イヤホン。
やっぱり仕事は楽しくやらなきゃ。
骨伝導イヤホンってどんなもの?
こんなものです。
骨伝導イヤホンは、骨を通じて音を伝える技術を使ったイヤホンです。
耳に直接挿入するのではなく、耳の外側の頬骨あたりに装着します。
骨を振動させることで、内耳まで音が伝わり、耳を塞がずに音を聞くことができるのが特徴です。
そのため、周囲の音も同時に聞こえるので、通勤時や運動中、特に音に注意を求められるシーンで役立ちます。
耳に挿入しないので、耳が痛くならない・疲れないのが最大の特徴かな、と感じました。
先日の出張、移動中はずっとイヤホンしていましたが、6時間くらい経ったら耳が痛くなるんですよね・・・・。
骨伝導イヤホンを使ってみて感じたこと
率直に、骨伝導イヤホン、イイ!と感じました。
骨伝導 = 骨でビートを感じれる と思っていましたが、そんな感じではありませんでした。
総合すると、以下の条件に合う方に使えそうかな、と思いました。
耳を塞がずに使いたい
音質は求めない
小さい音量で使いたい
Goodポイント
①耳が疲れない
耳の中にイヤホンを装着しないので、従来の形と比べると耳が疲れませんでした。
長時間の移動の際には大きなメリットですね。
②重さを感じない
終日付けていましたが、重量感は感じませんでした。
③立体的に聞こえる
聞いてびっくりしたのが、音の聞こえ方。
従来のイヤホンは、左右から音が聞こえるイメージですが、骨伝導イヤホンは、耳の横から後頭部にかけて、後方180°から音が聞こえるイメージです。
音が立体的に聞こえる、そんな感じです。
これにはおおっ!となりました。
④話しかけにくさがなさそう
耳を塞がない、という見た目が、話しかけにくい、という雰囲気を払拭してくれるようで、皆さん普通に話しかけてくれます。
むしろ、周りが骨伝導イヤホンに興味を持って、色々会話する良い機会になりました。
想定していなかったGoodポイント
自分はiPhoneを使っているので、Androidはどうかわかりませんが、iPhoneで従来型のBluetoothイヤホンを使うと、最小音量って結構大きいんですよね。
イヤホンにもよるのかな?どうかちょっとわからないですけど。
静かな場所でイヤホンを使うと、最小音量にしてても音が大きく聞こえちゃう。
0とその音量の中間が欲しいんだよ、と感じることがありました。
骨伝導イヤホンは、直接音を聞くものではないので、相対的に音が小さく聞こえます。
なので、絶妙な音量コントロールができます。
Badポイント
Badポイントを挙げるとこんな感じです。
①バッテリー
機種によるところかもしれませんが、バッテリーが最長8時間なので、1日持ちません。
昼休みに充電が必要です。
②音漏れ
音量を大きくすると、従来型のイヤホンよりも音漏れがします。
なので、静かな場所では音量に配慮する必要があります。
今回の自分のニーズでは、適切な使い方になるのであまり気になるところではありません。
③低音の弱さ
従来型のイヤホンと比較して、低音がやや弱いと感じることがあります。
骨伝いに聞くので仕方ないかもしれませんが。
なので、音質重視の方には物足りないかもしれません。
④耳の付け根が少し痛い
耳掛けタイプなので、長時間の使用は耳の付け根がほんの少し痛くなります。
ちょっと違和感を感じた程度で、触るとヒリヒリするとか痛いとか、そういうレベルではありません。
⑤首掛け型だと、首にかかる部分が邪魔
普段はよくフード付きのパーカーを着るんですが、首にかかる部分がフードと接触して、イヤホンがずれてしまいます。
先日スケボーパークに行って滑ってきたのですが、ちょっと動くとフードとイヤホンが接触して、気になる気になる。
途中から外してしまいました。
⑥電車、バス、飛行機では従来型の耳に入れるイヤホンが良い
ここは構造上仕方ない部分かもしれませんが、周囲の音が大きければ大きいほど、音が聞こえづらいです。
なので、通勤時は従来型のイヤホン、仕事中は骨伝導イヤホン、というように使い分けています。
ところで、仕事中に音楽って必要なの?
必要か不要かの二択で言えば、自分は必要派です。
ご存じの方もいると思いますが、自分はシステムエンジニアで、知能労働者なんです。
お客さんのこういうことがしたい!こういうことに困ってる!を解決するため、あーでもないこーでもないと数日かけて最適解を考えます。
これを周囲の雑音や会議の声を聞きながらひたすら考え、資料を作るのはかなりパワーを使います。
何にパワーを使うのか?
気が散って仕方ない自分を集中させるのにパワーを使ってます。笑
どこに労力かけてるんだ、という話ですね。
(社内環境を改善しろよ!というツッコミはごもっともです)
こういう周囲の雑音を相殺しつつ、気分を上げてくれるのが音楽だと思ってます。
できることならやりたくないのが仕事。
やりたくないことをやらなくちゃいけないなら、それなりにモチベーションを上げなきゃいけないじゃないですか。
それが叶うツールが音楽。
今はたまにですが、以前は数年間在宅勤務が中心でした。
その時は常に音楽を聴きながら仕事してました。
考えを邪魔しないように、ジャズやクラシックをBGM的に流しながら仕事してましたね。
家で仕事してた時は、生活音や子ども達の遊び声が飛び交ってるんですが、音楽がそのノイズを相殺してくれて、結構集中して仕事できました。
経験上、仕事の生産性はスキルよりも気分が大きく関係してると感じています。
気分が上がっているときの方が良い進捗が出ています。
気分を上げるには、音楽を聴くのが手軽にできて良いと思います。
こうして、知能労働×音楽 の効果は自分の中では絶大 と感じているので、仕事中の音楽は欲しいですね。
仕事中に聞いてる音楽
自分が仕事中に聞いてる音楽はこんな感じです。
ジャズ
クラシック
ヒーリングミュージック
バイノーラルビート
頭の中でノリノリにならず、考えを邪魔しない音楽です。
ジャズ、クラシックは定番ですよね。
ヒーリングミュージックは、繊細な作業を求められているときのように、焦っちゃいけない場面で、自分を落ち着かせるために聞きます。
バイノーラルビートは聞き馴染みの薄い言葉かもしれません。
バイノーラルビートは、一種の音響技術?ですかね。
左右の耳に異なる周波数の音が送られることで、脳がその周波数差を新たなビートとして認識します。
例えば、左耳に200Hz、右耳に210Hzの音が送られると、脳はその差である10Hzのビートを認識し、このビートが脳波に影響を与え、リラックスや集中を助けると言われているようです。
不安抑制の効果がある、ということをネットで見たことがあって、それがこのバイノーラルビートを知るきっかけとなりました。
自分の中で確立できていない作業、やったことない作業、プレゼンの前のように、不安を感じる場合に聞くことが多いです。
おかげさまで不安は和らいでいます。
こんな風に、仕事の状況に応じて選曲をし、モチベーションを上げています。
音楽って素敵ですよね。