欲求のヒエラルキー
最近生きる意味についてぐるぐると考えていたことの答えを、“マズローの自己実現理論”に見つけました。
この理論を簡単に説明すると、欲求には、5段階のレベルがある。1.生理的欲求、2.安全の欲求、3.所属と愛の欲求、4.承認(尊重)の欲求、5.自己実現の欲求。そんでもって、世の中の先進国に住む現代人は4.承認(尊重)の欲求までは満たされていて、そういう人は、5.自己実現の欲求を満たすために動いている。というもの。
そこで、現代人のモチベーションの源泉となる「自己実現の欲求」を細かく分けて、タイプ別に、王様、騎士、商人、村人、職人に分けるとします。細かいことは考えてませんが、王様が人の上に立ちたい人とかで、騎士がカッコつけで、商人が欲求優先で、村人が安心安全ルーチンワークタイプで、職人はそのまんまな人。まぁ、例外も居るでしょう。
あと、自己欲求タイプと環境欲求タイプの違いもあるなと思いました。自己欲求は、自分の内面を理想に近づけたいタイプ。こういう人は、あまり外見を気にせずに、理想の内面に近づけたい人に多いかも。後者は身の回りの環境を理想に近づけることが楽しい人。このタイプの人は、周りからの目を気にすることが多いかも。
こういう、人間分析たのしい。人間の根幹を分析すればあらゆることに応用が効くのではないでしょうか?人間の生きる意味って、すごくぼんやりしてて答えが無いと思われがちだけど、人の欲求の或るところを考えれば、自然と生きる目的もクリアになっていく気がします。HumanBeingはDesireの視点から。