いいものはいい

土日の映画館は本当に人が多くて嫌いだ。
だからこそ、わざわざ明日有休を取っていたのに、結局今日『シン・ウルトラマン』を観てきた。
ネタバレやら何やらが我慢出来なかった。
けれどもこの選択肢は間違っていなかったと観終えた後に思えたからよかった。
久しぶりに観終えた後に言葉が上手く出てこなくて、ただただ"いい"という感情に脳を支配される感覚に陥った。
そのぐらい個人的には好みだった。
ウルトラマンのソフビ人形を子供達が欲しがる理由もよくわかった。
今度フィギュアを買おうと思う。
これを観てウルトラマンをかっこいいと思えた。

観終えた後に感想を色々なところで漁ってみると、思ったよりも手放しに褒めている人が少なくてギャップに驚いた。
僕は初めて体験する「ウルトラマン」がこれだったのだけれど、そうじゃない人達にはあまりよく見えなかったのだろうか。
それと『シン・ゴジラ』との比較も目立っていた気がする。
個人的には今回の『シン・ウルトラマン』の方が好みだった。
けれども、『シン・ゴジラ』をまた観たいという気持ちも同じぐらい沸いてきた。

手放しにこの作品を褒めていない、寧ろマイナスな発言をしている人達は「式日等と同様でいまいちだった」のような感想も散見されて益々驚いた。
『式日』は個人的には好きな作品の上位に入っている作品だからだ。
まぁ作品に対する感想は人それぞれだから色々あるのだけれど、あまり咀嚼しすぎる作品には思えなかったな。
勢いで観て楽しむ感じの作品のように感じた。
その辺の"感覚"みたいなものはやっぱり難しいんだろうな。

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