マガジンのカバー画像

観察エッセイ

44
日々の暮らしで気になったことや人間観察にまつわる記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#家事

すみっここそ、きれいにしたい。

我が家は、2011年にハウスメーカーで家を建てた。アフターサービスの一環で、ハウスメーカーの定期点検を受けている。 1年半点検のとき、お掃除のプロの方にも来ていただき、さまざまなアドバイスを受けた。 その方は、わたしの母親ぐらいの年齢で、当時2才だった長女と同じぐらいの孫がいると微笑んでいたのが印象的だった。 お風呂場やキッチン周りのお掃除方法のレクチャーのほか、業務用の洗剤をご紹介いただいたうえに、洗剤のおすそ分けまで。 主婦歴も浅かったわたしにとっては、知らないこ

夏休み、食事づくりに当番制を導入。

子どもたちの夏休みが始まり、多くのママが毎日の食事づくりに悩まされる日々がやってきた。 夏休み中の食事づくりに、我が家は当番制を導入している。この当番制を導入したきっかけは、あのコロナ時代である。 当番制にしたきっかけコロナ禍まっただ中の2020年、長女は小学5年生で、次女は保育園の年中だった。小学校は休校となり、保育園は登園自粛。夫婦とも在宅勤務の我が家は登園させることができず、家族全員が家にいる日々だった。 1日3食の食事づくりからとにかく解放されたくて、わたしは日

いただきものは、すぐに消費することが大切。

いただきものは、とても嬉しい。 だから、どうしてもちょっと置いておこうかな、と思ってしまう。 そうして、食べごろが過ぎてしまったり、はたまたいただいたモノの存在を忘れてしまったり、という失敗談がある。 最近は、親戚やお友達からのいただきものは、すぐに消費するよう心がけている。 この習慣には、3つの理由がある。 ① 贈り主に対する感謝の気持ち まず、いただいたものをすぐに使ったり食べたりすることで、贈り主に対する感謝の気持ちをすぐ伝えることができる。 贈り物をいただい

機能的で美しい日本の箒(ほうき)

箒との出会い わたしは毎朝、 箒で床を掃除している。 わたしと箒との出会いは、 12年前の雑貨屋さんだった。 昔ながらの箒。 穂を束ねている紐が描く、 さりげない模様。 直感的に素敵だなあ。 そう思って、手に取ったのが始まり。 箒の良いところ なめらかな掃き心地が気持ち良い。 穂の固さがちょうど良いのだ。 穂はギュッと束ねられている。 決してくずれない。 12年経っても丈夫である。 職人さんの丁寧な仕事が感じられる。 穂の部分を拡大すると、 一本一本が縮れてい

一年前の家事分担の見える化を振り返り考えたこと。

ちょうど一年前のこと。夫婦の家事時間の見える化をやってみた。きっかけは、私の家事負担が多いと感じ、それが原因で、年に数回は騒いではイライラしていたからだ。 私たち夫婦は、どちらもフルタイムの会社員で、小学2年生と中学2年生のふたりの娘がいる。忙しい日々の中で、家事の負担は見えにくいもの。 感情ばかりの共有となってしまうので、夫婦で話し合いをするために家事時間を具体的に数値化することにした。その当時のファイルを偶然見つけたので、改めて振り返ってみました。 家事時間の見える

ラジオの魅力、再発見。

朝は、5時に目覚ましが鳴る。 ふとんで格闘すること、30分。スマホをみながら、徐々に目をさます。最近、もっぱら5時に起き上がれない。 ほうきで掃除する→やかんでお湯を沸かす→タオルを交換する→洗濯する→顔を整える→朝ごはんを準備する→子どもをおこす これが、私の朝のルーティンだ。 そして、朝のルーティンのおともは、ラジオ。 まず、NHKラジオ。「英会話タイムトライアル」を聴く。2021年のNHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」に感化され、はじめた習慣だ。一応声にも出しな