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衝動買いで失敗しないための4つのルール。クローゼットのプロが実践している賢い洋服選びとは?

クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。

私は洋服が好きで、暇さえあればデパートやモールへ行き、気を抜くと衝動買いをしてしまいがちです。たくさんの失敗を経て、最近では、その場の気分で洋服を買わないよう、自分の中でルールを決めています。

■「なんか欲しい」は危険!買いたいものを決めておく

買い物は、お店に行く前の準備が大切です。衝動買いを防ぐために、事前に手持ちの洋服を確認するようにしています。

たとえば、柄物のパンツが活用できていないと感じたら、手持ち服でコーディネートを組んでみます。「シンプルな黒いトップスがあればもっと使えるはず!」など、買い足したいアイテムを洗い出します。

まずは手持ち服をチェック!

スマホや手帳にメモをしておけば、買い物先でも忘れることはありません。

買いたいものを決めるようにしてからは、目当てのものが見つからなくても、「とりあえず買う」をしなくなりました。

■買い物前の下見で、流行と値段をチェックする


実際にお店に着いてからは、行き当たりばったりで試着はしません。モールなら全体をざっと下見をしてから、回る店を決めて試着するようにしています。

私の場合は、まずは流行の色やデザインがわかりやすい、ZARAやH&Mをチェックします。(まだ買いませんよー)

続いて、値段設定が高めでも、自分の好きなセレクトショップなどを回ります。
最後にユニクロやGUなど、ベーシックなものが低価格で買えるお店を見るようにしています。

長く使いたいコートや靴には少々お金をかけますが、インナーや流行のものはプチプラで買うこともあります。「欲しいアイテムに、どのぐらいお金をかけられるか?」、品質と値段のバランスを考えながらお店を回ります。

■試着のときは、3つの質問で判断する

①テンションが上がるか?

セールにつられたり、値段の安さで選びがちですが、本当に「欲しい」と思えるものを買うようにしています。気に入って買った洋服は、長く大切に着ることができます。

②着心地、サイズは合っているか?

「肩・腰・全体のサイズ感」をチェックします。丈は安く直せるので気にしません。体を動かして着心地をチェックします。色違いやサイズ違いで迷ったときは、写真を撮ると客観的に見ることができておすすめです。

写真に撮るとしっくりくるがわかりやすいですね!

③手持ち服で3パターン以上コーディネートが組めるか?

合わせたいアイテムを持参、実際に着て行くという手もあります。トップスを試着するときは、ボトムスを借りるなど、合わせたい雰囲気をイメージすると失敗が減ります。

■好みの合う店員さんを味方につける


「店員さんが苦手」という方は多いかもしれません。とはいえ、似合うもの、欲しいものを買うために、好みの合いそうな店員さんがいたら、プロの力を借りて欲しいと思います。

手持ち服を見せて、「これに合うのはどれですか?」と聞いてみるのもアリです。

「試着までして買わないのは気が引ける」という話もよく聞きますが、「考えてまた来ます!」と笑顔で言えば問題なしです。私が販売員をしていたときは、お客さまが戻って来てくださることがすごく嬉しかったので、「やっぱり買おう」ともう一度お店に出向いたときは、なるべく接客してくれた店員さんに声をかけるようにしています。

季節の変わり目は衝動買いをしがちです。必要なものを見極めて、好きな服がたくさん入ったクローゼットになりますように。


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