こんな服はもう買わない!タンスの肥やしにしないための買い物のコツ5選
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。
かつての私は、流行の服、好きな服を見るとすぐに欲しくなり、何も考えずに購入。洋服はどんどん増えていき、気づけばタンスの肥やしばかりになっていました。
あまり着られていない洋服を手放すのは、とっても心苦しいですよね。出口も大切ですが、入口も大切。失敗パターンから自分なりに気づいた、「こんな服はもう買わない」を5つお伝えします。
■前に手放した服と似たような服は買わない
気に入って買ったはずなのに、なんだかうまく着られずに手放した服はありませんか?
私の場合は、細身のデニムやプリーツスカート、ベーシックな黒いパンツなどがこれにあたります。「定番だったら使えるはず」と信じて購入したのに、あまり着ないままタンスの肥やしに……。誰もが1枚は持っていそうな定番服でも、自分に似合うとは限りません。
手放したにも関わらず、季節や流行がくると目について、ついつい買ってしまいそうになるのを、グッと我慢しています。
反対に、たくさん活用できたと感じる服は、傷んできたら同じようなものを買い替えるようにすると、失敗が減りました。
■ライフスタイルに合わない服は買わない
出産、転職、年齢など、ライフステージによって、必要な服は変わります。
私の場合は、子どもが生まれてから、ヒールの靴を履くことやスカートを履くことが減りました。たとえ好きなデザインでも、着ていく場所がなければタンスの肥やしになりがちです。
着る機会の少ないハイヒールやスカートは、気に入っている数点を大切にして、新しいものは買わないようにしています。
また、若いころに好きだった服やブランドは、つい欲しくなることも。「着る機会があるか?」「着ている自分をイメージできるか?」を考えてから買うようにしています。
■似合わない色柄、顔映りが悪い色柄は買わない
残念ながら、好きな色と似合う色は違います。私の場合は、ベージュが好きですが、顔の近くにあると顔色が悪く見えてしまいます。また、色だけでなく、小花柄など小さな柄ものはどうしてもしっくりきません。
好きな色、好きな柄はついつい買いたくなるのですが、鏡に映る自分の顔にげんなり。結局、着なくなり、タンスの肥やしになっていました。
どうしても着たい色柄は、顔から離れたボトムや小物で選ぶようにしています。
■手入れが面倒な服は買わない
好きで買っても、洗濯が面倒な服は着なくなります。
以前は、コートを何枚も持っていたのですが、クリーニングに出すのがもったいなく感じて、着ることを躊躇することもありました。そのため、真冬のコートは2枚までと決めています。
また、洗濯で乾きにくい服も着なくなるため、首の部分が乾きにくい、パーカーを買うのはやめました。
■安すぎる服、セールを理由に洋服を買わない
白い半袖Tシャツなど、ワンシーズンと割り切って買うもの以外は、なるべく長く着られるものを選ぶようにしています。安すぎる服は劣化も早く、洋服が作られた環境も気になります。
また、セールだからと言って、値段を理由に買わないようにしています。丁寧に作られた、適正な価格のものを大切に着られると嬉しいです。
今までの「失敗の傾向」を振り返り、意識すると、買い物で失敗することが減りました。今ある服を大切にしつつ、クローゼットのアップデートを楽しんでいきたいです。
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