白石ではじめることについて。
1. なぜ始めるのか?
Instagram、Facebook、Twitterを見た人なら分かると思いますが、宮城県白石市の商店街にあるポーチパークの一区画の団体さんとひょんなことがきっかけで知り合いになりました。
今はその団体さんがどうなったら良いのかを思案しているところです。
なんだか周りの人からは、法人として柴田町外への進出か?とかと勘ぐられますが、元々うちの法人は宮城県仙南地域・福島県県北地域までが活動範囲としています。範囲内の「まちづくり」「ひとづくり」が仕事の範疇です。
そんな団体さんは商店街がシャッターが増えていく中で、どうしたものかと悩んでいました。私は目の前で困っている/悩んでいるなら、自分ができるがあればやっておきたいと思っています。それは目の前で人が転んだ時に「大丈夫ですか?」と声をかけるのと同じです。
「自分にできることはないですか?」この一声でいいのです。
では、商店街の活性化のプロかと言われると違います。
ただ出来ることがありそうだな、白石市には燻っている人が多い、面白いからやってみたいなという気持ちがあるだけです。
指導者にはなれないが、共に悩み・歩くことはできます。
2. 募集した人の内容
私は柴田町に事務所があります。
柴田町でギリギリ 1人でこなせる仕事を1人で抱えながら仕事をしています。白石市には車で30分くらいかけていかないといけません。
では、白石市の人や市外のやる気のある人がいるならば、そういう人にある程度の裁量権を渡して、当事者として関わってもらいたいのです。
私は個人的にこの世の中にはチームプレーは存在しないと思っております。同じことを考えたり、話し合っても、確実に企画書やイメージ図は一緒にはならないと思います。少しずつズレがあるはずです。
でも、同じ方向を向いていれば良いのだと思います。
同じ方向とは「白石市をより良くしたい」とかの方向で十分だと思います。
それを実行する上で必要なことは「他者を思い遣ったスタンドプレー(個人プレー)」だと考えます。
『我々の間にチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん。 あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。』
今回でいえば、マルシェをしたい、街歩きをしたい、商店街を使った撮影会とか、自分のやりたいことや面白いと思うことが表現できる場所になりえると思います。
でも必要なことは私が動かなくても勝手に動くプレイヤーです。
自分の意思や希望を表明するのに誰かの許可はいらない。
むしろ、許可がいるなら教えてほしい。誰に許可が必要なのかを。
3. 目的はなんだ?
特にありません。
目の前で困っているなら何か必要ですか?というだけです。強いていうなら「白石市の商店街から地域住民の手で元気にする」とかだと思います。
皆さん自分の主義や、やりたいことが違うかもしれないけど、白石市が活性化していくのに収束していくと思いますので。
目的は集まった人や団体さんなどプレイヤーが揃って、やりたいことを話して、それを抽象的に表すと何?となるだけです。その時目的を決めればいいかと思います。
今必要なのは、誰かの目を気にせず、自分の話したいこと、やりたいこと、困っていることを他の誰かと繋がりながら雑談ができる場所だと思います。
それが市民ではできないなら余所者が作るだけですのことです。
この指とまれというだけです。
ただそれだけの事なのです。
4. 私は目的と違うから
「私はやりたいこととか無いので」とかいう人がたまにいますが、だったら誰かのお手伝いからはじめてみるのも1つだと思います。そこでやりたい事が見つかったり、仕事として活かせるスキルを学べるかもしれません。
知らないから選択肢が増えないだけなのかもしれない。
やってみて、参加してみて合わないなら、そういうやり方や考え方ではないということが分かるわけです。
やってもいないうちから、自分の中にある自分の知らない可能性や考えを決めてしまうのは、少し違うかと思います。
自分のことを自分自身が1番知らない
これは昔私が言われた言葉です。
長々と書きましたが、私1人の力では何もできません。
私ができることは5年間で「まちづくり」という謎の仕事での経験と
人の話を聞くこと、くだらない雑談ができるくらいのものです。
他は何もできません。
だから、他の人の力が必要なんです。私と同じことしかできなくても人の話を聞く力は2倍になるし、雑談の賑やかさも2倍になります。
なんだっていいのです。死ぬわけではないのだから。
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